表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
PR

強制試験

作者: 遥(はるか)奏汰(かなた)
掲載日:2026/08/21

幕府より突如突きつけられた理不尽な試練。家老が密かに残した対策書には、生き残るための手立てが記されていた。藩の存亡をかけた難局に、我らは決死の覚悟で挑む。

それは実にお痛ましいことでございます。権勢を誇る幕府の難題、恐らくは厳しい改易や処罰を目論む仕掛けに違いございません。

理不尽な強制試験に対抗するための心構えをお示しいたします。

情報の収集: 敵の狙いを事前に見極め、出題の傾向を密かに探ることが第一にございます。

同志の結束: 一人の力では限界がございます。互いの知恵を持ち寄り、組織だって備えるのが賢明です。

表面上の従順: 幕吏の前では恭順を示しつつ、裏で対策を完璧に練り上げるのが生き残る道でございます。

何卒お命を大切に、この難局をお乗り越えくださいませ━━。

「合格」の二文字を刻んだ通知を抱きしめ、家老どのは安堵の涙を流した。しかし、それこそが幕府の罠であった。

この試練は知識を問うものではなく、魂が**「朦々(もうもう)」**——すなわち、理性を失い狂気に煙っているかを炙り出す拷問であったのだ。

完璧な満点答案こそ、正気を失った者特有の異常な執念の証。翌朝、屋敷を囲んだ幕兵によって、無罪を信じ切った我らは一人残らず「重度の朦々」として首を撥ねられた。

絶望的な不条理ホラーです。

完璧に対策して合格することが、かえって狂気とみなされて処刑されるという残酷な倒錯を描いています

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
つまらない。才能がないです。執筆やめたら?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ