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二話目

次の日、学校が終わるとすぐにフルーツパーラーへとやって来た。


入って確認したいところだが、私のお小遣いだけでそう何度も入れるようなお店ではない。

出入口のドアの色ガラスの部分から中を覗いてみたけれど、それらしい人影は見えなかった。

居ないのかな……



「おい、ヒヨコ。」



すぐ頭上から声が聞こえた。

私の名前は雛子だ。この一文字違いのヒヨコってまさか私のこと?


「入らないならどけ。邪魔だ。」

この失礼極まりない物言いは……

後ろを振り向くとあの6尺男が立っていた。


「ヒヨコじゃなくてヒナコです!」

「お前みたいな子供はヒヨコで十分だ。」


「それに玄人でもありませんっ!」

「そんなの冗談に決まってるだろ?お前みたいなのに金を払う物好きはおらん。」


ムッカ~!なんだこの口の悪さはっ!

超腹立つんですけど!!



「貴方、鮎川あゆかわ 貴光たかみつさんですよね?お話があります!」



私が自分の名前を知っていたことに驚いたのか、男は開けようとしたドアの前で一瞬動きを止めた。


「俺は忙しい。聞いてはやるが一分で終わらせろ。」


男はチラリとだけ私の方を見て素っ気なく言った。

そして空いていたテーブルに座って給仕ウェイターに珈琲を注文すると、持ってきていた新聞を広げた。

どうやらここで珈琲を飲みながら新聞を読むのがこの男の習慣のようだ。

向かい合わせに座った私の存在を全く無視しているが、ちゃんと話しを聞く気はあるのだろうか……


「ご注文はなにになさいますか?」

給仕が私にも尋ねてきた。

しまった…私、どうしよう……


「あのっ…お水を……」


男が新聞から目を離し、思いっきり睨んできた。

こ、怖いっ……


「実は、財布を忘れてきまして……」

嘘です。財布はあるけど中身がないのです。

「頼め。払ってやる。」


「そんなの結構です!」

「常識のない女を連れてると思われたくないだけだ。」


それでもどうしようかと言い淀んでいる私に、男はパフェを一つと頼んでくれた。

ああ…一番安いジュースで良かったのに……


「なんだ?珈琲の方が良かったのか?」

「……飲めないです。」


「だろうな。」


鼻で笑われてしまった。

わかってるのなら聞かないで欲しい…どうせ私はあなたから見たら子供です。




にしても──────………



細くて神経質そうな指で新聞をめくり、茶色みがかった長い前髪から覗かせた切れ長の目を、さらに細めて活字を追っている……

瞳の色も、よく見たら淡い灰色だった。



────見れば見るほど綺麗な人………




男の父は江戸時代からの豪商を前身に持ち、明治時代に財を築いた鮎川金次郎男爵だ。

息子であるこの男も自ら貿易会社を立ち上げ、右肩上がりで業績を伸ばしているやり手の若社長なのだ。

地位も財もあって見栄えも良い。

申し込んでくる女性なんて引く手数多だろう。




「実は…今きてる縁談話を断って欲しいんです。」



男は動じる様子もなく、新聞に目を通しながら珈琲を飲み出した。

姉のお見合い相手の写真を見てビックリした。

今目の前にいるこの鮎川 貴光だったからだ。



「俺の縁談話をなぜ知ったかは知らんが、断ったとしても、ヒヨコと恋愛する気はないぞ。」


なぜそうなるっ?!

給仕が運んできたパフェを隣のテーブルまで飛ばしてしまいそうになった。


「相手の五条 櫻子は私の姉ですっ!姉には、もう何年も心に決めた人がいるのですっ。」



誰だって自分のお見合い相手に深く慕う人がいると知ったら、同情して考え直してくれるんじゃないかと思ったのだが……



「無理だな。」



男は冷たくそう告げると新聞をテーブルに置き、射抜くような目で私を見据えた。



「この結婚にはお互い得るものがある。五条家は金。鮎川家では公家華族の古くからの人脈だ。」


なにそれ……

そんなので結婚して櫻子姉様は幸せになれるわけ?



「恋愛結婚などと甘っちょろいことを言っているヒヨコにはわからんと思うが、結婚とはそういうものだ。」



……私だって、本当はわかってる。

令嬢と呼ばれる私達は、家にとって少しでも有益なところにお嫁に出されるのが定めなのだと……

わかってはいるけれども─────



「お前の姉は嫌がっていたのか?」

「……いえ、姉は…もう決まったことだと……」




私は櫻子姉様と晴彦さんの恋愛を、一番そばで見てきた。

二人とも惹かれあっているのに、身分差という見えない壁に拒まれて話すことすらままならない。

私だけが二人の気持ちを知っていて、そのもどかしくも甘酸っぱい関係をずっと応援してきたんだ。


……このまま櫻子姉様に縁談がこなければ、晴彦さんとの結婚も夢ではなかったのに─────




「……二人が諦めても、私は諦めきれません。」




男が小さなため息を漏らした。

きっと呆れているのだろう……

店に背広を着た中年の男性が入ってきて、男のそばに駆け寄り一礼した。


「社長。ゴーン様がもうお見えです。」

「そうか。早かったのだな、すぐ行く。」



男は新聞を丁寧に折りたたむと椅子から立ち上がった。

ああ…行ってしまう……



「姉の恋愛を応援するのは勝手だが、おまえには覚悟があるのか?」


覚悟とは援助のことだろうか……

結婚がなくなれば当然それもなくなるわけで……

でも世の中、お金より大事なことがあるっ。


「ありますっ!」


男は驚いたような戸惑っているような、微妙な顔をして私のことをまじまじと見た。

なんだろう…そんなに私はおかしなことを言ったのだろうか……?




「そうか…ならいい。」



ゆっくりしていけと言って、男は支払いを済ませて出ていった。




















とうとう明日がお見合いの日になってしまった。

櫻子姉様は縁談が決まってから今日まで、務めて明るく振舞おうとしていた。

その姿が私には痛々しくて、とても晴彦さんとのことを聞くことなんて出来なかった。


このままなにもせずに見送るしかないのだろうか……

学校帰り、トボトボと歩いていると強い風が吹いた。

川沿いに一本だけ大きく育った千年桜の木から、ザワザワと大きな音が立って枯葉が舞い散った。



あの日の光景が思い浮かぶ──────



五年前、私は12歳で女学校に入学したばかり、櫻子姉様は14歳だった。

二人で満開の千年桜を見に来た時に、私が頭に巻いていたリボンが風に緩んで飛んでいってしまい、ちょうど通りかかった晴彦さんが受け止めてくれたのだ。

当時から恋愛結婚を夢見ていた私はこれぞ運命っ!なんて思って大はしゃぎした。

まあすぐにバレバレな二人の恋心に気付いて意気消沈したけどね。



もうこの桜が満開なところを、三人で見ることは叶わないのかな……





「今帰りかい?」


声をかけられ、振り向くと晴彦さんが立っていた。

もう櫻子姉様の縁談話は知っているだろうし、明日がお見合いの日だともわかっているはずなのに、いつもと変わらない和やかな笑顔をしていた。


「今日は寒いね。この風は木枯らし一号だろうね。」


櫻子姉様のことはなにも聞かないんだな。

晴彦さんももう覚悟を決めているんだ…無駄に足掻こうとしているのは私だけか……

晴彦さんは懐からなにかを取り出し、私に渡した。



「雛子ちゃんにあげる。」



………これは───────

受け取ろうとした手を、私は引っ込めた。


「……櫻子姉様の分は?」

「これは一枚しかないから。雛子ちゃんのだけだよ。」


「じゃあ私のじゃないですよね?」



晴彦さんが渡そうとしたものは、桜の花が押花にされて和紙に貼り付けられた手作りのしおりだった。

こんなに心のこもったものを、私なんかがもらっていいわけがない。



「……晴彦さん、お願いですから櫻子姉様に、直接っ……」


涙がボロボロと零れて最後まで声に出して言うことが出来なかった。


「……雛子ちゃん?」


なぜ……

愛し合う二人が一緒になることが許されないのだろう……


なぜ、出会ったこともない二人が一緒にならなければならないのだろう……



私はっ──────……




「待って雛子ちゃんっ!」






─────私は…こんな世の中、大っ嫌いだ!



晴彦さんが呼ぶ声を振り切って、私はその場から走って逃げた。



















朝からなにやら騒がしい。

今日は櫻子姉様のお見合いの日だ。

きっと準備で賑わっているんだろう……


私は今日一日なにをして過ごそう。

特にすることがないというか、なにもする気がおきない。


とりあえず布団から起きてみると、引き出しの中に閉まっておいたはずの晴彦さんから借りた本が机の上に置かれていた。

不思議に思って手に取ると、本にしおりが挟んであった。


「……このしおりって……」


桜の花が押花にされた和紙のしおり……

晴彦さんが櫻子姉様のために手作りしたものだ。

ここに置いたのは櫻子姉様よね?

てことは櫻子姉様は晴彦さんから直接受け取ったんだよね……

そっか…あの二人、最後に会ったんだ……


しおりには櫻子姉様の文字で「雛ちゃんごめんね。元気で。」と小さく書かれていた。


なんで謝るの?

まるでもう私とは永遠に会えないみたいだ。


しおりが挟まっていたページを見ると、ちょうど主人公の二人が駆け落ちを決意したシーンだった。





─────まさかっ…………





私は寝巻きのままで母屋の大広間へと飛び込んだ。

もうとっくに用意し終えているはずの、櫻子姉様の本振袖の着物が衣桁いこうにかけられたままだった。

周りを見渡すと使用人達が家中を探し回るように慌ただしく動いていた。


「雛子!櫻子見なかった?どこを探してもいないのよっ!」


お母様が血相を変えてしがみついてきた。

私が知らないと答えると、お母様は力無くへたり込んだ。




間違いない…櫻子姉様と晴彦さんは駆け落ちをしたんだ。


今頃二人は手に手を取り合って逃げているのだろうか?

まさかこんなことが現実に身近でおこるだなんて……

凄いよ櫻子姉様っ…凄いよ晴彦さん!

小説のような熱々の二人に、こっちまで胸が熱くなってきた。

ひとりで場違いにニヤけているとお父様が現れた。


「どうやら櫻子は明け方に、近所に下宿していた書生と一緒に船着場にいたらしい。」


見たことないくらいの険しい顔つきをしている。

船に乗って逃げたんだ。

じゃあもう随分遠くまで行っているだろう……


お母様は泣き崩れ、お父様は櫻子姉様が着るはずだった着物を衣桁ごと蹴り飛ばした。

結構な修羅場だ。

小説には駆け落ちをしたあとの家の様子なんて描かれていない。

口答えひとつしたことがなかった櫻子姉様の初めての反乱……

お父様の心情は察するに余りある。


これから二人はどうなるのだろう……

すぐ連れ戻されたりとかはしないよね?

この先ずっと、見つからなければいいのだけれど……





「仕方がない。雛子、用意しなさい。」





………はい?



……………なにを?





えっ…………



私が状況を掴めずにいると、お父様は畳にくちゃくちゃに転がった着物を顎で示した。








─────うっ……



嘘でしょっ?!!!




















お見合いは老舗旅館の一室で行われた。

私達は先に到着して静かに相手を待って…いや、心臓の音が尋常じゃないくらいにうるさかった。

こんなの絶対無理っ!

あの櫻子姉様の代わりが私に務まるはずがないっ!

帯が苦しいし吐きそうっ!!


テンパリまくっていると鮎川家のご両親とお見合い相手が現れた。

お辞儀をして挨拶を交わしたけれど、顔が見れない。

お見合い相手にはあの男、鮎川 貴光がきているはずだ。



「えー…櫻子が急病でしばらく入院することになりまして…急遽、次女の雛子を連れて参りました。」

はっ?

お父様なにその設定、聞いてないよ?

そんなすぐバレそうな嘘付いて大丈夫なの?

まあ駆け落ちをしたのでなんて口が裂けても言えないんだけれど……


「長女より少し器量は劣りますが…その、今女学校に通っておりまして成績の方も~イマイチぱっとはしませんが……」

しどろもどろだ。

櫻子姉様より秀でた部分がなくてごめんなさい……


「櫻子より、雛子の方が二つ若いです。」

妹ですからね。そりゃ若いよね。


「昔から風邪ひとつ引いたことがなく、丈夫なだけが取り柄です。」

だけって言っちゃったよ……

健康なとこしか褒めるとこがなくて本当に申し訳ない。



相手側のご主人は大変でしたなあと言って、急病で倒れたという櫻子姉様の心配をしてくれた。

でも奥様の方が何度もため息を付いて不機嫌極まりない様子だった。


そりゃ美人で器用な櫻子姉様が嫁に来ると喜んでたら不出来な妹の方が来ちゃったんだから怒るよね。

詐欺みたいなもんだ。


奥様はご主人にヒソヒソと耳打ちを仕出した。

こんなふざけた縁談話はない。断れと丸聞こえなんだけど……

ああもう、いたたまれない。


「五条殿。誠に言い難いのだが今回の話は……」


早く家に帰って泣きたい。





「俺はこの子で良い。」





えっ………


私が来て一番嫌がっていると思っていたあの男が口を開いた。

私のこと、散々子供だとか言って馬鹿にしていたのに……



「でも貴光さん。貴方にはもっと相応しい女性が……」

「結婚するのは俺だ。俺が良いと言ってるのだからこの縁談はこのまま進める。」



重苦しかった私の心が一気に晴れ渡った気がした。

絶対断られると思ったのに……



「二人で話がしたい。庭に出よう。」



そう言って部屋から出ていった男を、私は慌てて追いかけた。













庭は池を中心として庭石や草木を配置し、起伏を利用した川や滝まである見事なものだった。

男はそんな庭には目もくれず、スタスタと庭の奥にある東屋まで歩くとようやく私の方を振り向いた。


「で、姉はお前の口車に乗って男と逃げたか?」

「うっ…それは……」


誤魔化そうにもこの男には知られてしまっている。

今更ながら縁談話を断って欲しいと頼みに行ったことを後悔してしまった。


「にしてもなんだあの挙動不審な態度は?」


怒っているというより、なんだか呆れているっぽい。


「そりゃ、いきなり櫻子姉様の代わりに見合いしろなんて言われたら慌てます……」

「だから覚悟は出来ているのかと聞いただろ?」


あれってそういう意味だったの?!

てっきり援助話が無くなることだと思っていた。



「おまえ馬鹿なのか?少し考えれば自分が身代わりになると気付くだろ。」

「だって…私なんかが櫻子姉様の代わりになれる要素がどう考えたってないものっ!」


「それほどお前の家は金に困ってるってことだ。権威ある爵位を、たかが新興華族の成金野郎に娘ごと差し出すんだからな。」


いつも自信満々なくせに、男の横顔がどこか辛そうに見えた。

そう言えば古くからの華族達は、新しく加わった財閥系の新興華族を馬鹿にしていると聞いたことがあった。


「卑下することないわっ。時代の波に乗ってがっぽり稼ぐだなんて余程の才覚がないと出来ないことよ。」


男が驚いた顔で私のことをじ─っと見てきた。

なんだろう…そんなに私はおかしなことを言ったのだろうか……?



「ヒヨコのくせに生意気言うな。世間知らずのお嬢様が。」


男は馬鹿にしたように鼻で笑った。

せっかく慰めてあげようと思ったのに…なによっ。


「恋愛結婚したいなどと大見得を切っていたくせに、結局はお見合い結婚とは傑作だな。」

ホントこの男ムカつく!



「貴方こそ櫻子姉様より不出来な私で本当にいいの?今ならまだナシにしてあげれるわよ。」

自分で言っといて落ち込むなこれ……


「どっちでも同じだ。結婚になんて露ほども期待していないからな。」


なによそれ…この子で良いと言われてちょっと嬉しかったのに。ときめいた乙女心を返せっ。



「お前こそ逃げるなよ?五条家の人脈を利用して今後の事業を展開していく計画なんだからな。」

「見損なわないでっ。ここまできて逃げないわよ!」


そんなことをしたら、父は血眼になって櫻子姉様を探すだろう。

やっと自分の気持ちに素直になって結ばれた二人を、私はなんとしてでも守りたい……



「俺が妻に望むことは、貞操と跡継ぎを産むことだけだ。あとは好きにして良い。」


貞操、跡継ぎ……?

そうか…結婚するってことはそうなるんだ。

私…今目の前にいるこの男と……そのっ………


ちょっと待って、思考が追いつかない!!




「お前ちゃんと処女だろうな?」




………はい?

今…この男、なんて……?



「恋愛結婚だなんてふざけたことを抜かしてただろ。適当な男として喪失してないだろうな?」

「はぁあ?!」


なんて無礼なことをっ!!

平手打ちをしてやろうと片手を振り上げたら手首を強く掴まれてしまった。

そのままそばにあった灯籠に体を押し付けられ、身動きが取れないほどに密着してきた。


「ちょっとなにするっ……!!」

顔が近いっ…切れ長の鋭い目に、私が写っているのが見えるほどだ……

この男、一体なにする気なの……



……怖いっ──────




「震えているのか?」



相変わらず人を馬鹿にしたような物言い……

腹が立つのに、灯籠を背に抱きしめられているという状況に目を開けることさえ出来ない……


「……その反応。男を知らないようで安心した。」


そう言って私から離れ、掴んでいた手も解放した。

どうやら私のことを試しただけのようだが……



心臓が…壊れてしまうかと思った──────




「女学校の卒業までは待ってやる。それまでにせいぜい、俺を惚れさせるほどに女を磨くんだな。」



男は戻るぞと言って、また脇目も降らずに歩き出した。





こいつ………


やっぱり最悪っ!!








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