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日本が南北に分断された世界線7

未来視点

 あの後、列車の中でアニメを見た。内容は子ども向けの交通安全アニメですごいぬるぬる動いています。我が国はこんなに凄い物が作れるんだぞと言いたげですが、もっと楽しいアニメはないの?そりゃあるわけないか。


 いつの間にか夜になって、列車はどこかの駅に停車。まあここまでの線路ガッタガタだったから、走りっぱなしだったら沙羅を誘拐したあの偉そうなクソやろうも眠れないし。大体あいつ何なの!?自分が命令したら世の中全て動かせるみたいな態度、すっごいムカつく!!

 簡単な軽食を食べた後、布団がある号車に行くと3段のベッドがありました。あたしが一番下、沙羅が真ん中です。なんであたしが一番下なのかって・・・高いとこが苦手だから!!


「・・・未来・・・まだ起きてる・・?」

「うん・・全然起きてるよ、そもそもこの状況じゃ寝れないし」

「だ、だよね怖くて落ち着かないよね・・」


 うん、覚悟を決めよう。こんな状況だからこそ、沙羅と一緒に寝よう。そうするだけで気持ちが楽になる気がした。

「一緒に寝ようよ」「一緒に寝ない?」

え、またハモった!?

「さ、沙羅いいの!?♥」

「み、未来こそ!?」

「ふたりとも考えてることは一緒だね、じゃああたしが沙羅のベッドに行くよ♥」

「いいよいいよ、私が未来のベッドに行くよ」

「え!?でも悪いよあたしが・・・」

「いやいや私が・・・」


 このやり取りを何回かやった結果、じゃんけんで沙羅があたしのベッドに降りてきた。

「沙羅は奥に来なよ♪」

 狭いベッドに二人がほぼくっついた状態で寝る。ベッドがきしんで音が鳴ってるけど、女子二人の重さくらい支えられないと困るぞ。お互いに安心するためなのか自然と布団の中で手を繋ぎます。

「未来の手温かいね!」

「沙羅の手冷たいよ、夏にちょうどいいね」

「私冷え性だから・・・こ、このくだり前やったよ」

「沙羅ってパジャマいつもどんなの着てるの★」怖いのを紛らわせるために聞いてみた。


「えっ・・・パ、パジャマはね黄緑っぽい長袖で、胸元に小さいリボンがついてるの、寒いときはくまのもこもこしたカーディガン着るの・・・温かいんだよ・・」

 なにそれ可愛いんですけど!!現実の熊はイヤだけど沙羅にならいくらでも襲われたい!!


「は、恥ずかしいからあんまり想像しないで・・・そういう未来はどんなの?」照れ沙羅やっぱり可愛い!

「あたしのはね、ピンクのチェック柄でふわふわしてるんだよ!沙羅とおんなじでリボンが胸元に付いててテンション上がっちゃうんだー♪」

 一緒にパジャマパーティーとか出来たら、あたしはとろけちゃうなー。


 疲れてたのか、沙羅が先に寝ていた。沙羅が眼鏡をとったお顔初めてみたけどやっぱり可愛いな。いつも眼鏡つけてるから新鮮。ああ、やっぱりこんな状況でもあたし沙羅のことが好きなんだな。こんな状況なのにお気楽なものだよね。そしてこの顔、やっぱり貴方は・・・それにしてもこの愛おしさ、すごい(語彙力消えた)!!

 にしても沙羅って本当に可愛いよね。「クー」って寝息たてて、口が少し開いてる。ずっと見てたくなっちゃう。




 気がついたらあたしは沙羅のほっぺにキスしていた。あっ、今え、あたし何した!?え、やばいやばいどうしよう・・・沙羅は起きる様子も無く幸せそうに寝てる。許可もえないで勝手にキスするなんてあたし、最低だ。しばらくあたしは顔を真っ赤にしてもだえていた。




沙羅視点

 翌日、人口300万人の札幌直轄市(暫定首都)に到着しました。一応首都は名目上東京らしいです。

「未来おはよう~」

「おおおお、おはよう★」

「どしたの急に慌てて?なんか隠してるの~?」と茶化してみると顔を真っ赤にしていました。え、本当にどうしたのかな?未来可愛い。

 もちろん元の世界の札幌とは似ても似つかぬ街です。まるで昭和30年代のようで、光化学スモッグや排ガスで空は曇っています。

「さあ、日本の首都、札幌を堪能しましょう!!バスに乗って!」


 スマホを持った人が行き交う、北日本の中心都市は他と比べると賑やかでした。女性も他の街とは違って服が綺麗です。車も結構多く、どこかから輸入されたであろう日本車や、外国人しか使えないらしいタクシーも走っています。交差点では電力不足のためか信号機では無く警察官が交通整理をしています。駅前には札幌大和ホテルというツインタワーも見えます。この駅から北へ進むと(世界唯一の☆1航空会社)蝦夷航空が発着する国際空港の札幌丘珠国際空港があります。これらはだいたい全て勝子さんに説明されました。


「へえ、北にもスマホとかあるんだ」

 スマホを操作してる人を見て呟く未来。もちろんカメラもついています。

「元の世界の北朝鮮でも最近は普及してるらしいよ、あれこのバス・・・」


 どう見てもトヨタ車なんですけどいいんですか、と思ったけど見なかったことにしました。

 ちなみに現実の北朝鮮でもスマホは400万人が使用しているそうです。

 色あせた昔のバスは出発し、10月25日通りを走って行くとまずは大きなロータリーの中心にでっかい門が見えます。


「あれは札幌凱旋門。パリを超えて世界最大を誇る凱旋門です」

 綺麗・・・ですけどなんでこんなものを・・・


 すると大きなバスが走っているのが見えます。

「あ、トロリーバスだ」

「何それ?」

「電車みたいに電線から電気を取るバスだよ、日本にはもうないんだよね」


 日本では本当につい最近まで黒部アルペンルートにありましたね。それにしてもこの街、トロリーバス以外に電線がありません。美化のため全て地下化されているのです。


 そして豊平川沿いに進むと、大きな三角形の建物が見えてきました。高さ335mの札幌ホテルです。あれ、これのモデルであろう北朝鮮の建物はハリボテで、確か世界一大きな空きビルだったと思うんだけど・・・そこには勝子さんも何も触れませんでした現在では電光掲示板としてプロジェクションマッピングが夜に映し出されるそうです。


「さあ、ここが○○広場ですよ、ここは毎年軍事パレードを行う有名な場所です」


 ・・・これは完全に北朝鮮そっくりです。世界で10何番目かに大きな広場だそう。目の前にはこの国の国会図書館である勤労者の通信総合大学らしい人民大学習館、豊平川を挟んだ反対側には高さ170mをほこる原始主体思想塔が立っています。世界一高い石塔らしいです。そして豊平川からその原始思想塔と同じ高さに水を噴き上げる噴水があります。普通にすごい!


 周りには歴史博物館や労働党札幌本部、外務省に劇場といった綺麗な建物が建っています。北日本の永田町や霞ヶ関ってとこでしょう。そして建物には書記長の似顔絵が大きく飾られています。やっぱり異様な光景です。豊平川にはソーラーパネルの力で動く遊覧船がいます。意外とハイテクなんですね。


「なんというかいろいろすごいね」と言葉を選んで褒める?未来。

「異様だよね」


「ところで昨日から気になってるんだけど原始主体思想ってなに?」

「わかりやすく言えば原始時代は格差も争いもない幸せな時代だったからそれに戻ろうってことだね」

「意味わかんない、原始時代の人が現代にタイムスリップしても絶対戻りたくないって」


 その通りだと思いますが、世の中には変わった人もいるのです。


「有名なのがカンボジアのポルポトだね、あそこに行くならまだここの方がマシってレベル」

「何をやったの?」

「貨幣、学校、自由恋愛も音楽も結婚も禁止して、それらに関わる人を全員殺したの」

「怖っ、てか結婚や音楽は原始時代でもあったんじゃ」

「ついには 手が綺麗だから仕事してないなこいつ、死刑!」

      「眼鏡かけてる人頭良さそうだな 死刑!!」

      「文字読めるだと、死刑!!」

      「美人もイケメンも死刑!!」


「とまあこんな感じだったから、最終的にわずか3年半で国民の4分の1が死亡したとされるよ」

「えぇ・・・あたしと沙羅は美人だから殺されちゃうじゃん」とドン引きする未来。そりゃそういう反応にもなりますよね。私も未来も文字読めるんですから死んじゃいますもん。・・・あれ?今なんか未来が私に向けてすごい恥ずかしいこと言ってた気がする。


「よくご存じですね、しかし我が国はポルポトとは違い学校や貨幣制度、工場を残すことで国力を維持し世界に原始思想を広げようとしているのです」

 ちなみに勝子さんによると原始主体思想は日本労働党の唯一の思想体系なんだそうです。


「・・・この街ビルや団地がたくさんありますけどいいんですか?」と未来がもっともな疑問。

「この原始思想を広げるために努力なさる我が国の偉い方々の家や職場ですからね、当然です」

 特権階級は生活必需品も日用品もたっぷり支給されます。海外から輸入もしていますし政府病院という特別な病院で診療もできます。共産主義になんで上級国民があるんですか?


 労働党札幌本部には「県民議員選挙に全員参加しよう」「投票に参加して全員賛成票を入れよう」と書いてあります。この国の選挙はいつも労働党の支持率100%です。すごいですね(棒)。ちなみに労働党以外にも政党は自由党・社民党・立憲養正会が一応存在しますが「党の指導性」により労働党の衛星政党となっています。


「あそこに人が集まってるけど、なんですか?」と未来は勝子に質問。確かに大勢の人が集まっていますね。中心を見ると「反革命分子」のプラカードと三角棒を持ってきつそうな姿勢で座らされてる人がいました。


「あれは批判闘争大会といって資本主義や反革命に染まった人を批判しているのです、見世物としてこの国ではあれを見物するのも娯楽なんですよ」

「「・・・」」江戸時代みたいなことしてる。


 次にやってきたのは苗穂太陽(なえぼたいよう)宮殿(きゅうでん)。ここは○○と○○勝の遺体を永久保存、安置する施設です。外には巨大な銅像がたち、私たちと同じくらいの多くの学生がいました。社会科見学でしょうか?X線検査やボディチェック等を受けると東京駅の京葉線へ向かう通路のように長い長い動く歩道が延びています。


 そしてあちこちに功績をたたえるものや勲章、乗っていた車(ベンツだけどいいの?)が展示されています。そして遺体の安置場所へ向かいます。たくさんの人が並ぶ中、ずっと悲しげな音楽が流れています。周りにはずらっと素晴らしさを称えた展示。この雰囲気からでしょう、安置場所へ到着する頃には二人ともなぜか泣いてしまいました。あれが洗脳なのでしょうか。


 次にやってきたのは学校、札幌第一国民学校(小学校と中学校を合わせた感じ)です。この国の教育は無償です。が、前調べたところによると実際に大学に行くには結局お金がかかるのだそう。教科書も主要教科は無料ですが、他は市場で買う必要があります。結局先立つものはいるんですね。この学校はエリート育成校で、党幹部の子ども達が多いです。


 さて、そんな学校はどこか私立の大学みたいな感じで豪華です。バスを降りると校長先生らしきおじさんと青いブレザー服を着た男子生徒二人が待っていました。一人は坊主頭で、もう一人は髪を短めに切っていて高身長です。

「ようこそ、札幌第一国民学校へ!!こんにちは!!」


「こんにちはー♪」

 未来は気持ちを切り替えて学校見学を楽しもうとしているようです。

「あ、えっとこんにちは・・・」

「今日は俺達がこの学校を案内するから、さあ行こうぜ!」と二人とも手を差し出してきました。え?

「手を繋いで一緒に行こう」なんで!?


「は、はい・・・」見栄えを重視したのか、男子生徒二人はイケメンです。しかし、やっぱり初対面の男子と手を繋ぐなんて・・・未来と手繋ぎたいな、なんて。でも未来はやっぱり楽しそうにこんな状況でも手を繋ぐんだろうな。前にいる坊主の子と手を繋ぎました。


「うん・・・」あれ、未来もなぜだか嫌そう。私が手を繋いでる男子の方がタイプだったのかな?


 というわけで手を繋がれながら応接室へ移動。まずは自己紹介の時間です。

「俺は国民学校8年の佐藤勇です!誕生日は5月23日、特技はサッカー」さっき未来と手を繋いでた子で確かにサッカー男子って感じは、うちのクラスの男子と似てます。

「俺は同じく8年の伊達修です!誕生日は6月9日で、フルートが上手いかな」先ほど私と手を繋いだ坊主頭の子。吹奏楽できるんだ、すごいなー。


 その後は入学説明会みたいな感じで学校の説明を受けます。その後は再び手を繋いで各教室を見学です。だからなんで手を繋ぐ必要が・・・と思いましたが北南友好の宣伝に使うんでしょうね。可愛い子(未来)とイケメンが手を繋いでるのは平和な印象を持たせますからね。いつの間にか未来は勇さんと打ち解けてるし・・・私もなんか話さなきゃだよね。


「えっと・・・今日は暑いですね」

「暑いですねー」


会話が続かないよ!!な、なんかないかな・・・

「す、好きな教科とかありますか?」

「えー・・国語かねー、沙羅さんはどうですか?」

「わ、私はね・・・えっと、歴史総合とか公共とか・・・」

「ふーん、知らない教科があるんですねー」


もう思いつかないよ!こんな国では下手なこと言えないし。親交を深めるにはどうすればいいかな。あの時の未来はどうしてたっけ・・・

「えっと修さん格好いいですね!!」

 私には未来をいくら参考にしてもこれくらいしかできないよー!

「え、あ、ありがとう・・・」

 わ、褒められてちょっとうれしそう。よかった。


 もちろん教室でもいかに書記長様が素晴らしいか叩き込まれます。教科書では、数学の問題で米兵が殺されたりとやりたい放題です。最初に案内された1年生のクラスでは、小学生で最初に習う文章は「書記長様ありがとうございます」のようで、今は戦車を折り紙で折っていました。次に現実の中学2年生である8年生の所へ。地方の中小企業のCMのようなMVとともに、私たちに合唱部の歌を聴かせてくれましたが「親近なる父」という曲でした。題名から内容はお察しください。みんな楽しそうに歌っています。


♪(歌詞抜粋)誇ろう 正共様 親近なる父 人民は一心に従う 親近なる父


 この心の底から社会主義の英雄を信じてる学生達は、私達が元いた世界では中学校に毎日行ってテストだるいとか授業面倒くさいと思いながらも、友達とくだらない話をしたり部活に打ち込んだりしてるんだろうなって考えるとなんというか心に来る物があります。もし私達がこの学校の生徒だったらこの国の事を疑いもしていなかったんだろうなって思います。


 お昼休みになりました。食堂でみんなでご飯を食べます。とても賑やかで教室をつい思い出してしまいます。さすがに首都なので料理も充実していて、白米に味噌汁、魚という典型的和食を食べました。が、なぜだか白米は美味しくありませんでした。そして今までずっと修さんと一緒にいるわけで正直きまずいんですが、我慢してお話します。


「そーいえばさっき沙羅さん絵描くの好きって言ってたよね、ちょっと描いてみてください」

 い、いきなり・・・とりあえず今まで見てきたこの街を大雑把に描いてみようかな。

 さらさらーっ。


「うわ、うまっ・・・画家じゃん」修さんの敬語が消えていました。

「そ、そんな・・・私なんて全然ですよ・・っ」


 ほっぺが赤くなります。男子もつられるように顔を真っ赤にします。


「うわー、すげえもっと描いてみて!」

 前のめりになって二人に言われたら、もちろん描きますよ。

「おー何やってんの?」と声をあげると別の男子。知り合いかな?

「学校見学してんだけど、この子めっちゃ絵上手いんだよ!」

「んー、すっげー!おいお前らも見ろよ!!」と男子がどんどん集まってきました。



「こんなのも描けるか?」

「せっかくだし俺の顔描いてみて!」

「ちょっと隣座るぜー」

「めっちゃ可愛い・・・名前は?」

「うめーなー、ほんとすげえ・・・」

 男子達は完全に前のめりです。


 いわれるがままにいろいろ描いていきます。あれ、そういえば未来が一言も話してないようなって顔を向けると・・・とても明るい笑顔だけどなんか目が笑ってないよ?


「ん、なんか空気が急に・・・?」修さんもなにかに気づいた様子。

 

 笑顔ですっと私の手を優しく握りました。急すぎてちょっと混乱。

「沙羅は、お昼は私と話すって決まってるんで★ね~」

「え、う、うん・・・」そんな決まりあったかな?

「あとで教室まわるときは沙羅とあたしで手繋ぎたいなっ、いいよね?」

「・・・」すごい渋々そうですけど、いいんだ。

「というわけでこれから沙羅と話すときはあたしを通してねー♪」

「えー、直接話をs」

「あたしを通してね♥」


 というわけで午後は4人みんなで手を繋ぐ感じになっていました。体育館を見学すると、普通にみんな楽しそうでした。スポーツが私を除いて楽しいのはどこも変わんないんですね。それにしてもどこもかしこも私の学校の十字架並みにあの肖像画があってビックリですね。

 ところでこの学校はまだ夏休みでは無く、夏休みに入ってもボランティアで工事現場や共同農場で働きます。当然自由などありません。学校の廊下にはあちこちに「造反有理」とか自己批判や他者を批判する壁新聞なんかが貼られていて異様な雰囲気です。


 見学が終わり学校を出ました。広い道路を歩いて行きます。

 学校の近くには高さ230mの立派な建物で、スターリンの贈り物とされる文化技術宮殿が建っています。スターリン様式で立派な建物で国営企業が多く入居しています。シンメトリーで綺麗です。


 地下鉄の入り口前で男子生徒二人とお別れです。握手をしたら二人とも凄い泣いていました。まるで私達と別れたくないという感じ。たぶん演技なんでしょうけど・・・

「またいつか、絶対会おうな!!」なんて泣きながらそう言われました。



 勝利駅から古そうな地下鉄に乗って移動します。地下鉄の駅はとても深く、未来はすごく怖がっていましたが無理やりエスカレーターに乗りました。しかし凄い名前の駅ですね。地下通路がいくつも分岐しています。この地下通路群は札幌中に巡らされていて、「札幌地下城」と呼ばれており秘密通路もたくさん存在するんだとか。有事の際のシェルター機能を持っていて、学校や工場などもあり3万人が収容可能なんだそうです。ちなみにこの地下通路はほぼ手掘りです。強制労働させたんでしょうね・・・


 地下鉄の駅は人が多く、一瞬東京かと錯覚するほどでした。ホームは立派な作りでシャンデリアがつき、大きな絵が描かれ北の軍歌が爆音で流れています、すごくうるさい。そして電車のドアは全て手動です。身延線のようにボタンを押すとかではなく本当に手で開けるのですからびっくり。もちろん車内にも偉大なる書記長様の写真が飾られており、車内にも北朝鮮音楽が流れています。もちろん電車も旧車で古いのでとにかくうるさいです。


 そして革命駅で降りるとモエレ沼メーデー・スタジアムがあります。何年かの5月1日のメーデーに完成した競技場で11万人以上を収容できます。これは世界最大の大きさですが、なぜ世界最大かと言えば普通の国では11万人入れてもスタジアムの人が見えないから作らないというだけです。要は見栄ですね。このスタジアムではマスゲームとよばれるイベントを行っています。一人一人がマスを持って巨大な絵を作るものです。これは有名ですよね。

 正直凄いです。終わったときは二人で立って拍手をするほどでした。


 夜の町並みをバスで走っていきます。とても未来的な形をしたライトアップされた高層ビルが建ち並ぶ新さっぽろの街、未来科学者通りはきれいです。さらに意外なことに子お国にも明るく照らされ賑わった遊園地もあります。日本人民共和国は素晴らしい国ですね万歳、とはだまされません。

現実世界の未来

「北海道って絶対来れないのに、この世界だと行けるんだからいいよねー!!」

家族で北海道旅行を満喫中。




現代ビジネス 北朝鮮製スマホ「平壌2423」をご存じか・・・?

https://gendai.media/articles/-/98552?page=6

歌っていた曲はこれ↓

【和訳付き】親近なる父(北朝鮮新曲)/カタカナ読み付き

https://www.youtube.com/watch?v=mSDoBcitzvc

まろけの北朝鮮 潜入レポート総集編平壌の地下鉄・町並み・高麗航空・観光名所を現地から徹底レポート 政処祐介 https://www.youtube.com/watch?v=WTqswn-RSLk

【時効だから話せる話】超危険地帯・北朝鮮編

https://www.youtube.com/watch?v=h6GcRWipcxA

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