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猫とキミとわたしと風船

ぷくう ぷかぷか


「にゃあ?」

—あれなあに?


青空に浮かんでいる

赤い丸いふわふわと浮く風船を見つけて

黒猫のあなたが問う


黒猫のあなたとキミとわたしで

二人と一匹で

お散歩中の出来事


「あれは“風船”って言うんだよ」

とわたし


「おまえが触ったら、鋭い爪で割れちゃうかもな」

とキミ


「にゃん?」

―どうして?


黒猫のあなた


「ふわふわ浮いてて、とても儚いからだよ」

とわたし

ちょっと茶目っ気に言ってみる


「たくさんの風船で、空を飛んでみたいな」

とキミ


「にゃー?にゃんー!」

―お空を飛べるの?

 風船ってすごい!


わたしとキミ

二人して笑い合う


ふわふわ赤い風船

どこへ行く


その夢乗せてどこへ行く


「飛べたらどこへ行こうか」

「わたしは、虹の向こうが良いなー」

「にゃーにゃー」

―僕はね、猫の国が良いなー


ふわふわ風船

何色の風船


二人と一匹をお供に

どこへ浮かんで飛んでいこうか?

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