救済の塔
白と黒で分けられてしまう世界。白は良いこと。黒は悪いこと。その世界の中でハルカという少女が灰色をしていた。良いことも悪いことも知っている。ハルカは幼く、大人たちに力でねじ伏せられる場所に居た。そこから救い出してくれた白の塔という場所で白色へ変化していく。しかしハルカの親の事で白の塔はハルカをきつく責め立て白色から黒色へ変えてしまう。どうにかそれを白色に戻せたと思った時に、黒色の世界へハルカを連れて行かれてしまう。必死にそのまま踏みとどまろうとした踏みとどまれず足を踏み外してしまう。ハルカを黒の世界からまたしても救いだし、白へ変えて行こうとする。