日向のブレイニー。
僕の住む町にはね!
大きな森があるんだよ。
そこには、日向のブレイニーという妖精がいるんだ。
ブレイニーは、日向ぼっこが大好きでね!
大きな森の1番高い木の上で日向ぼっこをしているんだよ。
僕もブレイニーに言って、一緒にその木で日向ぼっこをするんだ。
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___僕は、いつも一人なんだ。
お父さんとお母さんがいなくなって、親戚の家をたらい回しでね。
何処の家にも馴染めず、いつも1人だったんだよ。
頼れる大人はいないし、何でも話せるお友達もいないんだ。
いつもいつも、一人だった僕が、、、!?
今では、妖精のブレイニーがお友達なんだよ。
・・・それにね? ブレイニーって、おかしいんだよ!
見た目は、ちょっとポッチャりの小さな少年で、歳も僕と変わらない
ように感じるのに、、、ブレイニーから歳を聞くと、、、?
『ボクの歳は、198万5784歳なんだよ!』
『___えぇ!?』
『見た目は子供でも、中身は大人なんだよ。』
『有名なアニメのキャラクターみたいだね!』
『・・・うーん?』
『まあ~ブレイニーは、そんな事知らなくてもいいんだよ~』
『そうか! 今日の夜は、二人で空の散歩でもしないかい?』
『いいね! じゃあ~AM12:00にココで!』
『あぁ~待ってるよ!』
『___うん!』
▽
___普通の親なら、、、?
こんな遅い時間に、子供が1人家を勝手に出て行ったら、、、?
大人たちがみんなで僕を探すのだろうけど、、、。
僕が本当の子供じゃないし、そこまで僕に関心のない親戚の
おじさんとおばさんは僕が夜、家にいなくても気にならないみたい。
ただ、僕が何か? 問題を起こされるのは困るだけでね!
小さな町だし、何か悪さをすれば直ぐに町の人たちに広がるからだよ。
『嘉寿雄さんのところの、あの子? 何か悪さでもしたんじゃない?』
『本当の自分の子でもないのに、面倒見てるんだから! いい子でいて
もらわないとねぇ~』
『なんで! あんな子がうちの町に来たのかしら、、、?』
僕が初めて、この町に来た時は、、、?
・・・本当に、いろいろ言われたんだ。
僕も、あちこち親戚の家を転々としたからよくわかるように
なってね! だから、、、ココでは大人しくしているよ。
ココのおじさんとおばさんは、僕に何も言わないんだ。
僕は勝手に、おじさんとおばさんが僕に関心がないものだと思っているよ。
___その方が楽だし。
要らない事を考えなくていいから...。
▼
でもね、、、?
ブレイニーは、僕にこういう風に言うんだ。
『ミエルのおじさんとおばさんは、ミエルに関心がないと思っている
のかい、、、?』
『___えぇ!?』
『ちゃんと、ミエルの事をおじさんとおばさんは見ているよ。』
『・・・でも? こんな遅い時間に僕が家を出ていっても、気にならない
んだよ!』
『そうじゃないよ! ミエルが家を出て行ってから、おじさんとおばさんは
ミエルが無事に帰って来るのを寝ずに待っているんだ! みて見るかい?』
『・・・ううん、』
___ブレイニーがそう言うと、、、?
昨日の僕が夜、家を出た後の家の中が見えたんだよ。
おじさんとおばさんは、僕が家を出て行った後、、、。
二人で何も言わずに黙って僕の事を心配して寝ずに待っていてくれたんだ。
___僕が朝方、家に帰って来ると、、、?
二人は、寝たふりをしてね!
『ほら? ミエルの事をこんなにも心配して想ってくれてるじゃないか?』
『・・・ううん、』
『もう、自分が一人なんだと思わなくていいんだよ!』
『・・・うん! そうだね。』
僕は、涙が止まらなかったんだよ。
こんなにも、僕の事を想ってくれたのは、ブレイニーとおじさんとおばさん
だけだよ!
*
___その事を知ってからはね!
僕は少しずつだけど、おじさんとおばさんに心を開くようになったんだよ!
___そして。
相変わらず、僕とブレイニーの関係は変わらない!
『キミが唯一の! “僕のお友達”だと心から言えるよ! 本当にありがとう!
僕の親友のブレイニー』
最後までお読みいただきありがとうございます。




