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特訓とファルの暴走。

ファルちゃんがヤバイことになる回。

気分が悪くなるかもしれない。

いつものようにログインする。

そうしたら、ファルを呼ぶ。


「今日もよろしくお願いします!」


いい挨拶だ、こっちも気分が

良くなってくる。


「それでご主人。

今日は何をするのですか?」


「今日は、イベントの間に、ファルの特訓を

しようかと思ってね。いつもより遠出して

狩りをしようかなって思ってるよ。」


このゲームは、世界を開拓するゲームの為、

進む距離によってモンスターの

強さが変わる。

最近はあまり遠出をしていなかったが、

今日は前よりも更に遠出をしてみようと

考えたのだ。


「はい!頑張りましょう!」


そう言って、私達は狩りにむかった。

ログインしてからゲーム内で

1時間が経った。今、ファルは、


「ふふふふふ!弱い!弱過ぎてあくびが

出ますよ!アハハッ、みぃんなマヨネーズ

みたいになっちゃえぇ!」


最高にハイになっていた。

進化前は喋れず感情も分からなかった上、

進化してから変態逃走劇などをして

戦闘していなかったが、ここまで戦闘狂

だったとは、、、!

というかなんでマヨネーズ知ってるの?


「レベルが上がってご主人の記憶を読む

スキルが出来たからですよぉ!アハァ!

塵芥と化せぇ!」


ヤベェもん作ってくれましたね運営さん!

個人情報ダダ漏れじゃないですか!


「えぇ!生まれてから今に至るまで全ての

記憶を閲覧しましたとも!

それどころか、今まであったムフフな事

は全て知っていますよ!週にに」


「待て!その記憶は今すぐ消せ!」


そんなヤバイ記憶すぐに消せ!


「あっ、命令されたから思い出せ

なくなっちゃった!でもすぐに観れば!」


「今見るな!命令!」


クッ!あの変態に毒されたか?

早く正常にしないととんでもないことに!


「クッ、こうなったら力尽くで!」


「そんなことさせるかぁ!

一旦石に戻って落ち着けぇ!」


ハァ、いつからこんなことになって

いたんだ、こりゃまずい。どうしよう。

「すみませんご主人、理性が飛んで

しまって、とんでもない粗相を、、!」


話を聞くと、戦闘中は意識がなく、

終わったあとはどんなことをしたか記憶もないそうだ。だが、今回命令された事が記憶された為、何をしたか分かったらしい。

よかった。いつものファルだ。


「いいよ、いつも頑張ってくれてるし。」


「、、!ありがとうございます!ですが、

戦闘中の私ってどんな感じなんですか?」


「記憶見るの?」


「あ、はい。記憶を閲覧した方が、話を聞く

より、映像になって頭に焼きつくので。」


どうやら記憶は映像として見るらしい。

今の状態ならいいだろう。


「いいよ、やって。その方が薬になると

思う。」


「、、!ありがとうございます!ご主人!」


そういってファルは閲覧を始める。

始める前に目が血走っていたのは気のせい

だろうか。


そして、ファルは閲覧を終えると、


「ごめんなさい、、、。」


と一言だけ呟き、うずくまってしまった。


その後いじけているファルを慰め、

上機嫌レベルまで落ち着いた。

ほっぺのキスがそんなに効いたのだろうか?


そして、特訓は、経験値的には最高だった。

ファルとの絆も深まり、とてもよい特訓と

なり、その日のログインを終えた。

主人公を崇拝する集団が主人公が

あるゲームをしていることを

突き止める。それを知ったファンクラブ

が取った行動とは、、、!

次回、「永華ファンクラブのサバト」

お楽しみに!

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