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『stalla remake online』

連続投稿。

兄に連れられ、リビングへ向かう。

さっきのダンボールだ、まさかこれが

プレゼント?


「さあ、妹よ。これを開けてみろ。」


やはりこのダンボールに入っているようだ。

ガムテープを剥がし、中身を確認すると、

VRゲーム機器一式と、ゲームソフトが一本

入っていた。


「何これ、『stalla remake online』?」


「そう、その『ステラリメイクオンライン』

は世界初のVRゲームで、最新のVR技術とか

色々利用して作った物で、時間加速機能で

6時間で1日が経過する、って代物なんだが

一緒にやらないか?」


驚いた。あの兄からまともな物を貰えると

は思わなかった。


「なんだ、その顔は。嫌ならやらないぞ?」


「いや、兄がまともな物を贈ってきたから

驚いただけ」


「うぉい!失礼な!」


「私の嫌いな蛇の抜け殻を贈ってきた人が

何言ってるの?」


「ぐぬぬ、、!」


それにしても、6時間で1日が経過するという

ことは、1日に4日も寝られるということだ。

ご飯であったり、トイレ休憩の時間は取らなければならないが、それでも長時間寝られる

ということだ。


「ねえ、兄、これいくらしたの?」


「ん?ああ、βテストしたダチから

貰ったからタダだぞ。」


なんと。タダとな。

後から聞いた話では新技術の開発中の物

だった為、危険である可能性があったので

希望した台数分譲って貰えたのこと。

ちなみにその友人は、その権利を持て余するのはもったいないと思っている時に、

兄が欲しいと言ったため、

2台分譲ってくれたそうだ。


「やりたい。設定手伝って貰っていい?」


「ああ、誘った以上手伝うぞ。(というか

一緒に作業したいし)」


サービス開始が1週間後になっているため、その日は基本設定をして、眠った。


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