変態への対策。
連続投稿。
「もっとぉ!もっと蹴ってぇ!
美少女からの暴力とか逆に
ご褒美だからぁ!」
「ええい、離れてください!
私に触れていいのはご主人だけです!
というかご主人!助けてください!」
あのあと話をしたが、どれも会話に
ならなかった。一例として
Qあなたは凄い鍛冶師なのですか?
Aうん、装備の採寸するから店に来て全裸に、ごふぅ!何をするオーマくん!君もする
んだぞあきらめ、ごふぅ!もっとぉ!もっと殴って!
Qもういいから帰ってください
Aいやだ。もう君達の裸体を見るまではかえらない。見せろぉ!ぐはぁ!(地面に激突)
もう、これほどの変態はこの世に居ないの
ではないか、と思うほど、ひどかった。
もう、やばいと思い、アイコンタクトで
「ログアウトしない?」
「「賛成」」
との会話を交わして、
三人共ログアウトした。
その間際、変態が
「せめて、せめてファルちゃんだけでもぉ!
ファルちゃんだけでも置いていってぇ!」
無視した。
今日は気分が悪い。誰が置いていくか。
、
、
、
、
次の日、学校で三人で集まって話をした。
「どうする?あの変態。」
その話題が出た瞬間、二人共顔を背ける。
「ごめんなさい。まさか、あそこまでの変態
とは、、、」
「いやいいよ。私達の為を思ってやって
くれたんでしょう?」
「それはフォローありがとうございます。」
「でもさーあいつ本当にどうする?
どこまでも追いかけてくるよ?」
まぁどうしたものか。
「そうだ!」
「なにか思い付いたの?」
「ナノスーツで仮面を作ってそれを付ければ
いいのでは?」
その手があったか!
「ナイスアイデア!ありがとう奥間!」
そう言って、私は奥間に抱き着く。
ああ、ちっちゃくて癒される!
あの変態とは大違いだ。
「あ、あの藤野さん?
胸が当たっているのですが?」
なぜ丁寧語。
「いいじゃんいいじゃん減るもん
じゃないし。それに癒されてるしね!」
この関係、やはりwin-winなのではないか。
これは、断られなければ付き合ってもいいの
では?奥間は可愛いし、好みではあるし、
告白も断る口実にできるし。
「そ、そろそろ離して貰えませんか?
は、恥ずかしいんですが。」
おっと、そろそろ離れよう。
これでVRでも落ち着いて過ごせる。
やっと、やっと私は睡眠をとること
が出来る!ああ、最初の夢が叶った!
これで、私は、
夢の安眠を手に入れた!
第一章少女は眠りたい<<完>>
永華「奥間可愛い。付き合ってもいい。
なんなら結婚も、、。(like寄りのlove)」
奥間「(まだヒ、ミ、ツ♪)の時から、
大好きです。(完全なlove)」
福音「もう二人共くっつけ!」
なお、一章は次に掲示板回をやってから
終わります。なので、正確にはまだ終わ
ってはいません。