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郵便物と兄との攻防

初投稿です。




ピンポーン!


ドアのチャイムの音が鳴る。


「お届けものでーす!」


私が一番玄関に近かった為、

私が受け取りに行った。

郵便物はダンボールでわりと重い。

私は通販で買い物をする主義

ではないので、兄か母のものだろう。


リビングにダンボールを置き、

時間を書いたメモを貼り付けて

部屋に行こうとする途中、


「おーい、待ってくれー永華。

お前に渡したいものがあるんだがー。」


それを無視して走って部屋に行き、

扉に鍵を掛け布団を被った。


あの兄から貰うものにはろくな物がない。

つい先日はヘビの抜け殻を貰ったが、私が

爬虫類が苦手と知っての所業だろうか。


その他にも大量の使い方が

わからないものを持ってくるので、

もう無視するのが得策だろう。

バスケットボールの被り物なんて

一体どう使えというのか。


ガチガチガチ、、、ガチャ!


「どうやってあけたの!?」


私の聞き間違いじゃなければ

ピッキングみたいな音がしたんだけど!?


「ハッハァー!お兄ちゃんを舐めるなよ!

お前が部屋に鍵をかけて篭って寝ていて

遅刻したことが何回あったと思う?

お前の為に頑張ってピッキングの技術

を身につけておいたのさ!」


クッ!そうだ兄は天才だった!

小さな頃から手先が器用で大抵のことは

できる兄の才能を舐めていた!


「さあ、来るんだ永華!観念してプレゼント

を贈られろ!」


、、、もう逃げられないか。

私は観念して兄について行った。






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