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この連載作品は未完結のまま約9年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

8歳の老婆と、忌み子の森。

作者:たまご
「絶対に、迎えにいくからね!」

 そんな言葉を信じ、8歳のバネーラは森で独り、ママを待ち続ける。
 だけどそれから、50年が経った。ママはまだ来ない。
 寂しさと孤独、悲しみに、心が削られていく。

 そんな日々を一変させたのは、同じ捨て子のヴァネットだった。
 悲しみを紛らわすように、バネーラの生活はヴァネットを中心に回っていく。

 悲しみも寂しさもあるけれど、その生活に、「怒りと喜びと楽しみ」、そして「生きる意味」が加わっていく。

 バネーラは、ヴァネットのために。ヴァネットは、バネーラのために。
 親に捨てられた2人は、互いを支えにしながら生きる。
 だけどバネーラの心のなかには、拭えない恐怖があった。


「もしもヴァネットが、ママと同じようにいなくなっちゃったら?」

 怖くてたまらないバネーラは、「森の外に行っちゃダメだよ」とヴァネットに強要する。

 ヴァネットはその約束を律儀に守るが、あることがきっかけで、森の外へと出て行ってしまう……。
 そうしてヴァネットは「森の外」の楽しさを知り、とある少女、シフルに出会う。

 これは、愛を知らない8歳の老婆と、愛を欲する7歳の少女、そして、友情を欲する少女たちのハッピーエンドなお話。
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