野郎共矯正計画。
「いいか?君たちにワカからありがたいお言葉だ。心して聞け。」
総次さんありがとう。
心のなかで礼を言っておく。
まあ言っちゃえば「こいつら問題児だから教師に警戒されてんだよなぁ…よし!今私ちょうどトップだし矯正出来んじゃね?問題視されたまんまだと色々やりにくいしねっ☆」みたいなノリで奮闘しちゃってるわけですよ。
私は元々格闘技が得意なただのオタクな訳ですからぶっちゃけ授業サボるかーとかなんない訳で普通に授業受けて大学行きたい人なんだよ。
まぁ、皆にもそうあって欲しいわけで。
「三年生。前に出ろ。」
そう言えば十人近くの男が前に出た。
もちろん総次さんも。
「あんた達の今の立場は?」
「受験生です。」
予想通り答えるのは総次さんだけだ。
「大学。どこ行っても良いけど…入れなかったら殺すよ?浪人してでも入れよ。わかったな?」
うんまぁブーイング嵐だろうなぁとは予想済みだ。
「ちょっはぁ?!東雲さん無理ですって!!俺たちの成績知ってていってんですか!?」
「んなもん知ってるわこの馬鹿ども!それを作ったのは今までのお前らの態度だろ!自業自得だ。自分でできないようなら総次さんにしごかれな!総次さん、任せた。」
皆がゲッとしたのがわかった。
そりゃまあそうだろう。総次さんだし。
「了解。最初から頼りゃ良いのに。」
「それじゃ意味ないし。総次さんは最終兵器だから。」
「それはそれは光栄です、ワカ。」
総次さんの恐ろしさあっての成功なのだ。