第968話 「登場人物紹介⑥」
『魔法女子学園の助っ人教師』愛読者の皆様、いつもご愛読して頂きありがとうございます。
第3巻発売予定日が出ました。
来月、2018年1月25日の発売予定となります。
何卒宜しくお願い致します。
※カバーイラスト公開致しました。
活動報告にアップしております。
引き続き、お正月特別版更新という事で登場人物紹介編をお送りします。
※前回の紹介を物語の進行等や書籍版の設定に合わせ、若干修正してあります。
※数回に分けて紹介します。
※ストーリーのネタバレを含みます。
ご注意ください。
◎次はヴァレンタイン王国第二の都市バートランドに住まう人々。
☆エドモン・ドゥメール【70代 人間族・男】
王国貴族の重鎮で、建国の英雄バートクリード・ヴァレンタインの血を引く名家ドゥメール公爵家の当主。
ヴァレンタイン王国第二の都市バートランドを統治する事から、通称バートランド大公と呼ばれる。
こちらのドゥメール公爵家が本家にあたり、姪のアデライドが当主のドゥメール伯爵家は分家となる。
若い頃は冒険者として名を馳せ、現在でも冒険者ギルドグランドマスターの地位にある実力者。
性格は気難しく口数は少ない。
打てば響く人間や無口で武骨な戦士を好み、登用は身分に拘らず実力主義である。
実の孫ではないのに、爺ちゃんと呼ばせるほどルウの実力と人柄にほれ込み、国政を任せたいと考えている。
クラン星の特別顧問に無理やり就任した。
☆アルフォンス・ドゥメール【48歳 人間族・男】
エドモンの長男で政治家。
偉大な父を目標としている。
☆クロエ・ドゥメール【40代 人間族・女】
アルフォンソの妻。
☆アンリ・ドゥメール【17歳 人間族・男】
アルフォンソの息子。
すなわち、エドモンの実の孫。
貴族らしくない物腰の柔らかな少年。
バートランド騎士学校に通っている。
モーラルの不思議な美しさに魅かれる。
☆ロイク・ドゥメール【40代 人間族・男】
エドモンの次男。
☆ケヴィン・ドゥメール【40歳 人間族・男】
エドモンの三男で、現在は王都在住。
専門は考古学で、特に古代人工遺物と骨董的な魔道具の研究を中心に行っている。
ルウの知識に驚嘆し、バートランド大学へ引き抜こうとし、フランと衝突。
引き抜きを諦める代わりに、勤めていたバートランド大学の副学長を辞し、ヴァレンタイン魔法大学へ移籍し同大学副学長に就任。
突飛な行動を、フランに呆れられるが、無事仲直りするに至る。
恋に無頓着、且つ女性への理想が高すぎる故に父エドモンに心配されるが……
エドモンの頼みを受けたルウがケアし、淡い初恋を彷彿させる相手、ピエレット・ラファランと巡り合う事が出来た。
☆ナタン・アルベリク【30代 人間族・男】
バートランド騎士団団長。
逞しい騎士でエドモンの片腕。
実は超が付く甘党。
☆クライヴ・バルバーニー【30代 人間族・男】
バートランド冒険者ギルドマスターであり、冒険者ギルドの総マスターでもある。
ナタンと並び、エドモンの片腕。
ルウの力を見抜き、畏怖すると同時に信頼している。
クラン星の特別顧問を称する。
◎王都郊外の楓村の方々。
☆アンセルム・バッカス【70代 人間族・男】
楓村村長。
英雄亭主人ダレン・バッカスの兄。
エミリーとカミーユの父である息子ランディと、折り合いが悪く勘当している。
ルウとモーラルに村の危機を救われる。
☆ランディ・バッカス【30代 人間族・男】
エミリーとカミーユの父。
ベテランの冒険者。
楓村で数少ない戦士だが、王都で依頼をこなす為、楓村を留守にしていた。
その最中、村は凶悪なゴブリンの群れに襲われた。
☆エミリー・バッカス【14歳 人間族・女】
別掲。
☆カミーユ・バッカス【8歳 人間族・男】
エミリーの弟。
姉を信頼し、村を害するゴブリンと、幼いながら自ら戦うと宣言するくらい勇気ある少年。
最初は、敵に臆するジョナサンを馬鹿にしていた。
だが村の為に、身体を張って戦うジョナサンを見て、弱者を守ろうとする騎士の魂に触れる。
◎王都とロドニアの間に位置する、アレシアの町に住まう方々。
☆アロイス・クリューガー【60代 人間族・男】
アレシアを治める執政官。
伯爵。
フランの元婚約者ラインハルトの父。
可愛がっていた息子を失った悲しみを、まだ引きずっている。
☆ギルベルト・クリューガー【30代 人間族・男】
アレシア副執政官。
クリューガー伯爵家長男。
ラインハルトの兄。
自分より優れた弟に対し、深いコンプレックスを抱いていた。
☆ラインハルト・クリューガー【故人 人間族・男】
フランの元婚約者で王都騎士。
10年前、フランと王都を、二足竜の襲撃から守る為に戦死した。
☆パトリス・ソラン
騎士。
アレシア守備隊隊長。
◎ルウ達クラン星が赴いたヴァレンタイン王国南部タトラ村の方々。
☆ゼタ【30代 人間族・女】
タトラ村村長。
ルウ達クラン星に、村の危機を救われる。
ある人物の末裔らしいが……
☆ジェマ【40代 人間族・女】
タトラ村宿屋『大空亭』女将。
☆ジュリア【14歳 人間族・女】
ジェマの姪。
大空亭を手伝っている。
ルウに魅かれ、村を出たいと訴える。
◎ここからはロドニア王国在住の方々。
☆ボリス・アレフィエフ【50代 人間族・男】
ロドニア王国国王。
ルウの妻リーリャの父。
御用商人ザハール・ヴァロフことグリゴーリィ・アッシュが操る悪魔に、魂を乗っ取られ、力をもって王国の版図を無謀に広げようとしていた。
その為に、愛娘リーリャでさえ、単なる捨て石として隣国ヴァレンタインへ送り込んだ。
しかしルウがグリゴーリィと悪魔を倒し、本来の穏やかな性格に戻る事が出来た。
国と家族の恩人であるルウの人柄と実力にほれ込み、快くリーリャとの結婚を許した。
息子ロディオンの更生と、親友バルタザール・フェレとの仲たがいの修復までして貰い、ルウを自分の息子のように感じている。
☆ロディオン・アレフィエフ【20代 人間族・男】
ロドニア王国第一王子。
リーリャの兄。
我が儘で甘ったれな性格であったが、ルウとの腕相撲の勝負に負け、魔法で隣国 ヴァレンタインの王都へ送り込まれた。
身分を隠し、鋼商会の一員となって働く事で、現実と庶民の生活を知る。
結果、人間として男として成長し、父ボリスの跡を継いで国を盛り立てて行こうと決意する。
☆バルタザール・フェレ【50代 人間族・男】
ロドニア王国宰相。
国王ボリスの幼馴染で親友。
暴走する王ボリスを何度も諫めようとするが、疎んじられ自宅蟄居を命じられた。
清廉潔白で誠実な性格から、天界が聖人として召そうとするが、ルウの説得に応じて茨の道ともいえるボリスとの友情を選ぶ。
☆グレーブ・ガイダル【50代 人間族・男】
ロドニア騎士団団長で公爵。
『ロドニアの虎』と言われ、国内の騎士では他の追随を許さない猛者。
幼馴染でもある国王ボリスに、命を奉げている忠臣。
愛娘エレオノーラに無理な政略結婚を強いていたのが原因で、親子の間がぎくしゃくしていた。
しかし、実はエレオノーラが家の事を第一に考えていたと知り、猛省する。
ルウの人柄と底知れぬ実力を知り、惚れ込んでしまう。
☆セシリア・ガイダル【40代 人間族・女】
グレーブ・ガイダル公爵夫人。
エレオノーラの母。
愛娘の悩みを聞き、理解を示している。
☆エレオノーラ・ガイダル【16歳 人間族・女】
ガイダル公爵家長女。
美しい少女で、リーリャの幼馴染でもある。
父グレーブから政略結婚を強いられ、親子断絶に近い関係に陥っていた。
自分を理解し、悩みを聞いてくれたルウにひとめぼれしてしまう。
しかしルウに諭され、改めて再会する約束をした。
☆アトロ・ガイダル【14歳 人間族・男】
ガイダル公爵家長男。
エレオノーラの弟。
騎士至上主義の少年。
魔法使いのルウに興味を示す。
☆マリアナ・ドレジェル【20代 人間族・女】
ロドニア王国女性騎士。
リーリャの護衛役として随伴して来た。
剣技は卓越しており、リシン流『無明の剣』を使いこなす。
ルウとリーリャの結婚後、ロドニアの騎士としては誉れ高い4騎士のひとりに任ぜられる。
しかしルウへの愛に気づき、改めて自分を磨き直すと宣言した。
☆イグナーツ・バプカ【30代 人間族・男】
ロドニア王国の豪放磊落な騎士。
ルウの実力を認めている。
☆カリナ・ドレジェル【20代 人間族・女】
イグナーツの婚約者。
マリアナの妹でしっかり者。
☆クレメッティ・ランジェル【30代 人間族・男】
ロドニア王国の4騎士のひとり。
『金狼』の2つ名を持つ。
愛を貫く為に4騎士の座を返上し、リーパ村領主であるオッツオ・フルスティ辺境伯の従士となった。
☆オッツオ・フルスティ【30代 人間族・男】
リーパ村領主。
辺境伯。
ヨハンナという妹が居る。
☆グリゴーリィ・アッシュ(ザハール・ヴァロフ)【40代 人間族・男】
表向きはロドニア王国の大商人ザハール・ヴァロフとして活動。
しかし本名はグリゴーリィ・アッシュという魔法使いであり、背信者アッピニアンであった。
アッピンの力で悪魔アスモデウスを支配。
ロドニアを乗っ取ろうと画策したが、ルウにより陰謀は潰えた。
グリゴーリィが消えれば、ロドニアの経済が大きな混乱に陥る……
というルウの判断で、魔法を使い、グリゴーリィが持つ悪の心と記憶を削除。
最終的には、表の顔である商人ザハール・ヴァロフとして復活し、改めてロドニアの貢献に尽くす事となった。
いつもお読み頂きありがとうございます。
※次回も登場人物紹介編の予定です。
☆『帰る故郷はスローライフな異世界!レベル99のふるさと勇者』新パート連載中!
https://ncode.syosetu.com/n4411ea/
※本日1月4日朝、更新予定です。
何卒宜しくお願い致します。




