第967話 「登場人物紹介⑤」
『魔法女子学園の助っ人教師』愛読者の皆様、いつもご愛読して頂きありがとうございます。
第3巻発売予定日が出ました。
来月、2018年1月25日の発売予定となります。
何卒宜しくお願い致します。
※カバーイラスト公開致しました。
活動報告にアップしております。
引き続き、お正月特別版更新という事で登場人物紹介編をお送りします。
※前回の紹介を物語の進行等や書籍版の設定に合わせ、若干修正してあります。
※数回に分けて紹介します。
※ストーリーのネタバレを含みます。
ご注意ください。
◎次は王都セントヘレナに住まう人々。
まずはルウの身内と、身内に繋がる関係者です。
☆ジョルジュ・ドゥメール【17歳 人間族・男】
魔法男子学園生徒。
魔法女子学園理事長アデライド・ドゥメールの息子で、フランの弟。
ドゥメール伯爵家次期当主だが、男子学園の寮暮らしで屋敷には不在。
ルウがナディアとデート中に初めて出会う。
貴族の身分を鼻にかけ、平民のルウを見下すが、暴漢に絡まれた所を助けられる。
しかしそのまま放置していた為、母アデライドから叱責され、改心。
ルウと仲直りしてからは、兄として頼るようになる。
上級魔法使いの母や姉に比べて、魔法の才能の欠如を悩んでいた。
だがルウの手助けで、魔法鑑定士を目指すようになってからは、前向きになり人間的にも成長して行く。
ひょんな事で、魔法女子学園2年C組生徒アンナ・ブシェと知り合い恋仲に。
アンナが危機に陥ると、自分の身体を張って救おうと奔走する。
☆レオナール・カルパンティエ【50代 人間族・男】
ヴァレンタイン王国貴族、爵位は公爵。
王都の全軍を任されている剛直な騎士であり、ジゼルとジェロームの父親。
ドゥメール邸で、ジーモンとの試合を見て、騎士隊へスカウトしようとしたくらいにルウの実力を見込む。
☆ジェローム・カルパンティエ【26歳 人間族・男】
レオナールの長男。
ジゼルの兄であり、父に勝るとも劣らない勇敢な騎士。
血筋に関係なく、次期王都騎士隊のエースと目されている。
ルウに対して、最初は妹を騙す者として嫌っていたが、理解し合うと一変。
底知れぬルウの実力を畏敬し、友情を感じるように。
真面目過ぎる性格と生来の不器用さの為、女性に縁がなかったが、ルウとジゼルの尽力によりシモーヌ・カンテと婚約した。
超が付くお菓子好き。
☆エルネスト・シャルロワ【40代 人間族・男】
ヴァレンタイン王国貴族、爵位は子爵。
ナディアの父。
悪魔に憑依されたという、衝撃的なナディアの告白を正面から受け止め、愛娘の結婚を許した。
☆ジェラール・ギャロワ【40代 人間族・男】
ヴァレンタイン王国貴族で爵位は伯爵。
ジョゼフィーヌの父。
愛娘と共に怖ろしい陰謀に巻き込まれたが、ルウの活躍で助かった。
ジョゼフィーヌの母、亡き妻ベルティーユへの愛が深かった為、ずっと独身であったが……
リーリャの侍女頭ブランカ・ジェデクと運命的な出会いをして、紆余曲折の末、再婚する。
☆ブランカ・ギャロワ(ジェデク)【30代 人間族・女】
ロドニア王国出身。
ジェラール・ギャロワの妻。
リーリャが幼い頃から、ずっと侍女頭を務めていた。
だがルウとリーリャの結婚を機に、自分の行く末を見つめ直していた所、たまたまジェラールと巡り合い愛が芽生える事となった。
性格的に、中々結婚に踏み出せなかったが、ルウ達のある粋な計らいでふたりは結婚した。
☆アルノルト【70代 人間族・男】
ギャロワ伯爵家の家令。
ジョゼフィーヌを亡き母親の代わりに育ててくれた爺や。
主家の幸せを心から願っており、陰謀の際、命を懸けても買収に応じなかった厚い忠義心を持つ。
ブランカの真価を見抜き、主ジェラールの再婚に際し、ルウに助力を求めた。
☆ケヴィン・ドゥメール【40歳 人間族・男】
別掲。
☆ジーモン【50代 人間族・男】
ドゥメール伯爵家の家令。
アデライドの亡き夫フレデリクへ仕えていた。
亡き主に誓いを立て、アデライドの為なら命を捨てる覚悟を持っている。
身分は平民だが、凄まじい実力を持つ戦闘マニアの戦士。
ルウに二回、戦いを挑むが、いずれも簡単にあしらわれた。
以来、ルウに心酔している。
☆マルグリット・アルトナー【70代 人間族・女】
ドゥメール伯爵家に仕える老魔法使い。
亡き夫と営んだ店を、愚連隊『鉄刃団』に脅され、巻き上げられていた。
ルウの活躍で店を取り戻すと、自宅を引き払い、最初はブランデル邸へ使用人としてやって来る。
しかしアデライドに懇願され、現在はドゥメール邸に勤務している。
☆ドミニク・オードラン【70代 人間族・女】
元子爵夫人。
夫と死別した後、修道院へ入らず、小さな屋敷で気ままに暮らしている。
血縁関係はないが、フランの祖母代わりともいえる存在で、ドゥメール伯爵家とは家族ぐるみの付き合い。
夫が残した研究の秘密を、ルウの謎めいた瞳に重ねる。
☆アネット・ボウ【40代 人間族・女】
オレリーの母。
冒険者の夫と死別した後、女手ひとつでオレリーを育てていたが、病に倒れてしまう。
危機に陥ったオレリーを救われた際、ルウに治癒魔法で病気を治して貰うと健康体となった。
現在はドミニクの屋敷で使用人として元気に仕事をしている。
料理の腕はぴかイチ。
◎ここからは、王都に住まうルウと関係のある人々です。
☆フィリップ・ヴァレンタイン【30代 人間族・男】
ヴァレンタイン王国宰相で、現国王リシャールの実弟。
政務にいまいち積極的ではない兄に代わり、実質的に王国を切り盛りしている。
血縁関係からアデライドとも親しい。
リーリャ王女留学の件で、ルウと知り合い、王国が救われた事を知る。
以降、ルウと親しくなり、自身を渾名で呼ばせるくらい気を許している。
枢機卿から、ルウを教会へ移籍する事に尽力を求められたがきっぱりと断った。
愛する妻に先立たれて以来、再婚をする気にならないでいる。
☆アンドレ・ブレヴァル【70代 人間族・男】
創世神教会枢機卿にして、ブレヴァル侯爵家当主。
卓越した治癒魔法の使い手。
教会の運営は勿論、政治的手腕にも優れており、アドバイスという形で国政を助けている。
教会のトップでありながら、実は背信者と呼ばれても仕方がない研究を続けている。
魔法女子学園2年B組委員長のステファニー、そして入学希望者であるアニエスの祖父である。
ステファニーからルウの話を聞き、一旦は教会に引き抜こうとしたが、諦める。
しかしルウの魔法と知識の深さにほれ込み、孫娘アニエスから申し入れされた『願い』を聞き届けた。
☆アニエス・ブレヴァル【14歳 人間族・女】
枢機卿の孫娘で、来年度の魔法女子学園入学希望者。
歯に衣着せぬ物言いと、尊大な態度でとても14歳の少女とは思えない。
ブレヴァル家の家訓である防御魔法至上主義を貫いていた。
だが、ルウから姉への傲慢な態度を直すよう諭され、聞かずにお仕置きされると考えを変えた。
偏った価値観が誤りであると知らされたアニエスは、ルウの底知れぬ魔法を目の当たりにもし、恋する乙女となってしまった。
また家を継ぐ事に消極的な姉になり代わり、ある作戦をもって、ブレヴァル家当主且つ王国初の女性枢機卿になると宣言した。
☆キャルヴィン・ライアン【40代 人間族・男】
ヴァレンタイン王国貴族、爵位は伯爵。
レオナールの第一の部下で、王都騎士隊隊長を務める。
フラン救助の真実を知り、ルウの実力を認めていた。
一子ジョナサンを救われてからは、ルウに対して、畏怖に近い感情を持っている。
妻はヴァレンタイン魔法女子学園主任のシンディ。
息子ジョナサンの希望を受け、楓村の管理官になる決意を固めた。
☆ジョナサン・ライアン【17歳 人間族・男】
ライアン伯爵夫妻のひとり息子。
ヴァレンタイン騎士士官学校の2年生。
自信過剰な部分があったが、家出に近い旅で楓村の戦いに巻き込まれる。
授業や訓練と違う、戦いの厳しい現実を知り、愛する者を守るべく大人になるとともに真の騎士への一歩を踏み出す。
☆エミリー・バッカス【14歳 人間族・女】
ジョナサン・ライアンの婚約者。
楓村出身で、戦いに長けた少女。
英雄亭の主人ダレン・バッカスの血縁。
☆マルコ・フォンティ【30代 人間族・男】
王国第二の都市バートランドに本店を持つキングスレー商会王都支店長。
商売は結構なやり手だが、プライベートにおいては女性の扱いが苦手。
☆オルヴォ・ギルデン【?歳 ドヴェルグ族・男】
キングスレー商会専属の凄腕武器防具職人。
ルウとフランの為に、真竜王の鎧を製作した。
ドヴェルグ(ドワーフ)族特有の気難しさがあるが、ルウの人柄に好感を持っている。
☆エルダ・カファロ【20代 人間族・女】
キングスレー商会専属の仕立て職人で若いが有能。
☆マルエル・コクトォ【60代 人間族・女】
コクトォ洋服店の主。
優れた仕立て職人で、エルダ・カファロの師匠。
後にルウの紹介で、魔道具職人志望の、2年C組生徒セリア・ビゴーを弟子にする。
☆ダレン・バッカス【70代 人間族・男】
居酒屋英雄亭主人。
年齢に似合わない強靭な肉体を誇る。
昔はエドモン・ドゥメール公爵と共に冒険者をしていた。
☆ニーナ【18歳? 人間族・女】
居酒屋英雄亭給仕担当。
栗鼠のような愛くるしい美少女。
☆リベルト・アルディーニ【27歳 人間族・男】
元愚連隊『鉄刃団』の首領。
喧嘩慣れした猛者で、度胸があり、親分肌。
幼い頃から誰も頼る者が居らず、生き抜く為に犯罪者に身を落とした。
マルグリット・アルトナーの店を不当に巻き上げた事から、ルウに懲らしめられる。
改心したリベルトは、ルウの尽力により、『鋼商会』を設立。
正式な依頼を受けた市場の警備など、真っ当な商売をするようになった。
年上だが、同じ孤児であるルウの事を兄貴と慕い心酔している。
ある日街中で暴漢から助けた、魔法女子学園生徒メラニーと交際を始め、部下からはある意味『犯罪者』だといじられている。
☆ラニエロ・バルディ【30代 人間族・男】
☆ニーノ・カピッツイ【20代 人間族・男】
愚連隊『鉄刃団』元団員で、現在は『鋼商会』の社員。
裏街道を走る人生から立ち直らせてくれたルウを慕い、人々に感謝される仕事に就き、生き甲斐を持って働いている。
☆イザベル・ブーケ【22歳 人間族・女】
ヴァレンタイン王国工務省勤務の召喚術師。
アドリーヌの友人。
ルウと自由お見合いで知り合う。
魔法女子学園OG。
☆ネリー・バルニエ【22歳 人間族・女】
王都商業ギルド所属の魔法鑑定士。
アドリーヌの友人。
ルウと自由お見合いで知り合う。
魔法女子学園OG。
☆シュザンヌ・オリオル【22歳 人間族・女】
ヴァレンタイン王国神務省勤務の治癒士。
アドリーヌの友人。
ルウと自由お見合いで知り合う。
魔法女子学園OG。
☆マチルド・ブイクス【40代 人間族・女】
王都商業ギルドマスター。
アデライド・ドゥメールの親友。
私物を鑑定して貰い、ルウの底知れぬ力に驚嘆する。
☆ソフィ・ブイクス【30代 人間族・女】
王都商業ギルドサブマスター。
マチルドの姪。
伯母から、結婚を急かされている。
☆アルマン・ブシェ【40代 人間族・男】
ブシェ商会会頭。
2年C組生徒アンナ・ブシェの父親。
やり手の商人であったが、人を人とも思わない対応をしていた。
その為に、人心は離れ、子飼いの社員バンジャマン・ベカエール達の裏切りを招いた。
商会倒産、家族崩壊の窮地に陥ったが、ジョルジュ・ドゥメールとルウに救われ改心する。
☆ドミニク・ブシェ
アルマンの妻。
アンナの母親。
☆セルジュ【60代 人間族・男】
ブシェ商会のベテラン幹部社員。
先代から仕えており、倒産の危機に陥った商会を支えようと奔走する。
☆バンジャマン・ベカエール【20代 人間族・男】
ブシェ商会社員。
長らくブシェ商会に勤めていたが、正当に評価されなかった為、悪事に走る。
モーラルに亡き姉の面影を見て、改心。
異国での再出発を決意する。
☆ジャコブ・ベリ【40歳 人間族・男】
冒険者ギルド王都支部サブマスター。
上席であるマスターの健康不良に付け込み、王都支部を牛耳る。
私腹を肥やす為に悪事に走る。
☆ギャスパル・ミラテゲール【45歳 人間族・男】
ミラテゲール商会会頭
不当な方法で競合を葬る、あくどいやり方で商会を運営する。
ブシェ商会を潰そうと画策する。
☆ピエレット・ラファラン【30代 人間族・女】
冒険者ギルド王都支部サブマスタ-。
ジャコブ・ベリの後任。
新マスターに就任したミンミの片腕となる。
有能で、落ち着いた雰囲気の麗人である。
趣味は熱狂的ともいえる魔道具収集。
この趣味が縁で、エドモンの三男ケヴィンとの恋が始まった。
☆フェルナン・ダロンド【20代 人間族・男】
王都騎士隊所属の騎士。
アドリーヌの幼馴染で、ダロンド辺境伯の次男。
ルウとは、偶然自由お見合いで同席した事で知り合う。
無残に破れたタチアナとの恋、初恋の相手アドリーヌへの未練を衝かれ、悪魔シトリーに魂を乗っ取られてしまう。
だがルウに救われ、真の愛に生きる決意を固める。
☆タチアナ・カントルーヴ【20代 人間族・女】
フェルナンの元恋人。
貴族令嬢。
家の為に、自身の気持ちに反する結婚をするが……
いつもお読み頂きありがとうございます。
※次回も登場人物紹介編の予定です。
☆『帰る故郷はスローライフな異世界!レベル99のふるさと勇者』新パート連載中!
https://ncode.syosetu.com/n4411ea/
※『魔法女子学園の助っ人教師』とは微妙に違う
ヴァレンタイン王国における、のんびりスローライフな田舎ワールドです。
故郷に帰りたかった青年が謎の死を遂げ、15歳の少年になって異世界転生!
バトルは少々ありますが、基本は田舎の村で美少女達とスローライフ。
畑を耕したり、狩りをしたり、魚を釣ったり、結婚した美少女達と日本の昔遊びなど。
スローライフ最中、自らの転生の謎を解き、様々な人々と、出会い&別れを繰り返す。
結果、逞しい『ふるさと勇者』へと成長して行く話です。
※本日1月3日朝、更新予定です。
何卒宜しくお願い致します。




