第1,117話 「新生徒会長は誰だ!?⑬」
愛読者の皆様!
『魔法女子学園の助っ人教師』
(小説書籍版:HJノベルス様刊)
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ミシェルとオルガの言った通りであった。
10分も経たないうちに……C組の級友達が続々とやって来た。
選挙管理委員の為、特定の候補者へ肩入れ出来ないエステルとルイーズ2名を除く全員が集まったのである。
それもミシェルとオルガの言う通り、強制されてではない。
2年C組として……
大きな目標を立て、一丸となって何かを成し遂げたいという衝動にかられたのだ。
そもそもオレリーは、課題クリアぎりぎりの級友達の面倒も良く見ていた。
自分なりに何か恩返しが出来ればという気持ちだった。
なので今度は自分達が助ける番だと2年C組の級友達は気持ちがひとつとなっていたのである。
そうこうしているうちに、「ぽつぽつ」と一般生徒達が登校して来る。
早速、選挙活動の開始だ。
「この度、生徒会長に立候補した2年C組のオレリー・ボウです。宜しくお願い致します」
オレリーは懸命に声を張り上げ、深くお辞儀をしたが……
3年生の生徒は何も答えず、ちらとオレリーを一瞥してから、そのまま歩いて行ってしまった。
ついオレリーが、自分を無視した生徒の後姿を追えば……
マノンが挨拶するのが見えた。
すると、オレリーにはショッキングな光景が展開された。
何と生徒はマノンに近付くと、がっちりと握手をしていたのである。
自分とはあまりにも違いすぎる対応。
オレリーが呆然としていると、誰かがポンと肩を叩いた。
「大丈夫ですわ、オレリーさん。確かに厳しい現実ですけど、最初から想定内ですから」
励ましてくれたのは、ジョゼフィーヌである。
彼女が危惧した通り、やはり身分制度の影響が出たのだ。
「そうです! ミシェルさん達が言った通り、私達はクラスの総合力と団結力で戦いましょう」
ジョゼフィーヌに続き、リーリャも力強く言い切った。
頷いたオレリーへ、ジョゼフィーヌがなおも言う。
「オレリーさん、事前に打合せしたから作戦は分かっていますね? 呼びかけは、私とリーリャさんで行います。その上で、私達に興味を持ってくれた方に改めて、オレリーさんがアピールするのです」
「わ、分かりました」
「ミシェルさん、オルガさん、皆さん。オレリーさんがアピールした後、私達が繋ぎますから、最後のフォローをお願いしますわ」
「「「「「「「「「「了解!!!」」」」」」」」」」
先ほど、オレリーがあからさまに無視されたのを見て、級友達も憤慨していたのだろう。
逆に闘志と気合に満ちた様子で、全員が元気よく返事をしたのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
オレリーを支援する2年C組の『フォーメーション』が変わった。
ジョゼフィーヌ、リーリャが最前列。
ふたりの背後にオレリーが控え、級友達は最後方と両脇から3人を囲む形である。
……まだまだ時間は早いから、登校して来る生徒達はまばらだ。
と、そこへ2年生らしき生徒ふたりがやって来た。
A組か、B組の生徒であろうが、雰囲気からして貴族の令嬢らしい。
「おはようございます!」
「おはようございます!」
元気に挨拶するジョゼフィーヌとリーリャに、ふたりの生徒は思わず立ち止まった。
「あら? 貴女、確かギャロワ家の……」
「え? リーリャ王女!?」
「はい! ジョゼフィーヌ・ギャロワですわ」
「はい! リーリャ・アレフィエフですっ」
「こんなに早い時間でこのシチュエーション……もしかしておふたりが生徒会長に立候補したの?」
「だとしたら、A組のマノンさんの強力なライバルね。ウチのクラスはステファニーさんが選挙管理委員になったから、立候補を取り下げたのよ。がっかり」
今の会話でふたりが2年B組の生徒だと分かった。
但し「マノンに絶対投票する」と、決めているわけでもないようだ。
いわゆる『浮動票』である。
千里の道も一歩より。
まずこのふたりに、オレリーを認識して貰うのが、最初の目標といえよう。
さてさて……
立候補するのか?
と尋ねられたので、ジョゼフィーヌもリーリャも首を横に振った。
「いえ、私達は立候補しませんわ」
「はい! もっと適任者が居ますもの」
「え? 立候補しない?」
「もっと適任者が居る?」
ここでジョゼフィーヌとリーリャが目配せする。
いよいよオレリーの出番である。
「この度、生徒会長に立候補した2年C組のオレリー・ボウです。宜しくお願い致します」
「オレリーさん?」
「って、誰?」
2年B組の生徒ふたりは首を傾げた。
やはり……
学年首席といえど、オレリーは学園では『無名』の存在なのである。
と、ここでフォローをするのは、ジョゼフィーヌとリーリャである。
「学年首席の2年C組所属オレリー・ボウさんですわ」
「私達、2年C組はオレリーさんを推す事に決めたんです。もし何かお聞きになりたかったら、質問は可能な限り受けますよ」
実は、ジョゼフィーヌとリーリャの言葉が『勝負の肝』である。
まず、オレリーの存在、更に名前と顔を知って貰う。
次に2年C組がバックアップする事実……
そして何故ジョゼフィーヌとリーリャが自身の立候補をとりやめ、オレリーに託したのか等々……
いかなる事でも、もし興味があって、『理由』を知りたいと言ったらしめたもの。
相手の認識ゼロ且つ無関心の固い壁を打ち破り、第一関門突破といえるからだ。
最初から、オレリーの人柄、優秀さをひたすらアピールしても、効果は少ないだろうと、ジョゼフィーヌは考えていた。
「へぇ、クラスで候補者をバックアップって……何か面白そうね」
「ええっと、……私達リーリャ王女ともっと話していいのかな?」
そう、本来の趣旨とは異なり、単にリーリャと話したいからという理由でも全然構わない。
まずはコミュニケーションを取り、双方の『距離』を縮める事が大事なのだ。
と、ここで。
「大歓迎ですよぉ!」
「但し、話が弾み過ぎて、お互い遅刻は要注意ですねっ」
ミシェルとオルガが絶妙のタイミングで合いの手を入れ、級友達も拍手で盛り上げたので……
それまで遠慮がちだった2年B組の生徒達も、思わず笑顔となったのである。
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長らくのご愛読、ありがとうございました。
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