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新たな一歩

テーマ:バスケ          著者:村上 俊介

タイトル:どん底から・・

設定:主人公=藤本ふじもと 俊明としあきバスケは凄く上手いこの物語の主人公 主人公が怪我させたやーつ=高原 勇志 (たかはら ゆうし)とても優しくバスケも上手い

ネットで出会った人=坂町さかまち 将志まさしあだ名はまさちー いつも明るく元気最初に俊明に出会って俊明を外へと導いたただしバスケは初心者 

 


その日・・・俺のバスケ人生は終わった・・中学2年の事だった

俺はその日の試合で取り返しのつかないことをした。

「わざとじゃなかったんだ!」自分に言い聞かせる・・

その日の試合は地区大会の決勝戦だった相手は優勝候補筆頭のB校だった試合は第4クウォーター残り時間3分34秒・・点差は9点

「まだ巻き返せる!」俺は焦っていたなんとしても勝って先輩を県大会へ!

残り1分を切った・・点差は1点・・いける!

俺は仲間の制止も聞かずにひとりで攻めていったそして渾身のスリーポイントを放ったのだ・・そのシュートは決まった逆転した残り10秒それまでは良かった

残り7秒・・B校の二年生の高原がものすごい形相で自陣に切り込んできた油断しきっていた俺のところに・・・

俺は怖くなった・・・でもこいつを止めないと負ける!そう思った俺はやらかしてしまった・・

体ごと当たりに行ってしまった・高原は空中でバランスを崩しそのまま会場の壁にぶつかってしまった。

ざわ・・ざわ・・

さっきまで溢れんばかりの声でいっぱいだった会場が一気に静寂に包まれる

壁にぶつかった高原は顔面からぶつかっており意識がなくなっていた・・担架に乗せられ病院に連れて行かれる高原

観衆の目線が一気に俺に浴びせられる・・冷たい・・氷よりも冷たいなにかゾッとするような冷ややかとした視線が・・・俺に・・

「違う!違う!俺は・わざとじゃない!あいつに怪我させる気なんてなかったんだ!」俺は心の中で叫び続けた・・

試合は一時中止となった評議の結果俺たちJ校が勝ったが気持ちのいいものでは無かった帰りのバスでは皆が無言になり重い雰囲気が漂っていた

学校について先生からの言葉は・・「今日は帰れ」の一言だった・・そして帰るときにバスケ部のみんなからも冷たい視線が俺に集まった・・いつも一緒に帰ってるやつらも俺に声もかけ

ることなく冷ややかな視線を残して帰っていった・・孤独を味わったその日・・俺のバスケ人生は終わったんだそして全てが終わったんだ・・絶望のどん底へ叩き落とされた

次の日俺は恐怖感から何もできなくなった、高原の見舞いに行くとこも・・・・学校に行くことも・・

事件から2日目学校に行かなかった。何もしなかった・・引きこもりになった・・

                                 1年が経った

中学はもう卒業した卒業証書だけが俺の手元にある高校は受験もせずに外に出ることもせずに1年を過ごした

高原はまだ退院していないらしい・・

「そんなこと知らない・・」

俺はひとりで逃げるようにつぶやいた

1年が経ち何もしない俺はさすがに寂しくなってネットに逃げ込んだ・・そこで出会った・・

ネットで出会ったまさちーとゆうやつはは明るいやつだった俺も明るく振舞った・・楽しかった人と付き合うのは嫌いじゃ無かったから楽しかったそんな時ネットのチャットでまさちーが

「会おうよ」

と言ってきた、俺は

「無理だよ」

と答えた

「何故?」

と返ってくるまあ、普通の反応だな

「俺は・・人の自由を奪ったから・・」

「そんなの・・・関係ないよ?」

優しく問いかけるような言葉だった

「僕はそんなの気にしないまあおいでよ」

「・・・」

俺は断れなかった自分もどこかでまた人と付き合ってみたいと思っていたのかも知れない

「じゃあ!正月明けの1月5日にT県のS市の駅においでよ!これ僕の写真ね!」

そう言うとまさちーは写真のファイルを送ってきた。小柄な笑顔が似合う坊主頭のいかにも良いやつそうな顔だった

俺は1年と数ヶ月ぶりに父と母と顔を合わせた、俺は一切の事情を語りお金をくれと頼んだすると父と母は揃ってうなずき

「じゃあそれまでに髪とか切っておかないとなぁ!」と豪快に笑う父

「そうねぇーどんな髪がいいかしら?」と微笑む母

俺はこの家族に生まれてよかったと心から思った

俺は部活当時と変わらないスポーツ刈りにしたとてもすっきりした。

そして新年が明けて1月4日俺は準備を済ませ父と母に

「行ってきます」

と言って家から出たすると父と母はふたり揃って

「いってらっしゃい」

と笑顔で送り出してくれた俺は一層自身がついたそしてこの時ある決意をした・・病院に行く決意をあの高原が入院している病院へ

3階の東病棟302号室の個室に高原はいたコンコンとドアをノックする

「どうぞ」

優しい声がした

ガラガラガラ

ドアを開ける

「やあ!藤本 俊明君だね?」

俺は意表を突かれた俺は怒鳴られると思っていたのだ・・・しかし高原は笑顔で迎え入れてくれた

「・・・・」

俺は言葉が出なかった、高原は包帯で顔をグルグル巻きにされていて目だけが見えていた優しい目だった俺はホッとした

「高原・・済まなかったな・・」

俺は声を絞り出して喋った・・既に俺は泣きそうだった

「なぜ謝るんだい?」

高原は喋った

「え・・?」

また俺は言葉を失った

「ん?」

高原は笑顔だ

「お前はどうしてそんな笑顔でいれるんだ?お前の自由を奪った奴が目の前にいるんだぞ!」

思わず叫んでしまった

「え?だって君だって好きで俺の自由を奪ったわけじゃないだろ?」

「そりゃそうさ!でも・・」

「それなら!・・・俺が君を恨む理由がないじゃないか」

俺の反論は高原の言葉でかき消された

「でも・・俺は・・」

俺は泣いてしまった

「お前の・・大切な中学の残りの時間やバスケも奪っちまった・・俺は・・俺は一体どうすればいいんだ?なぁ教えてくれ・・高原ァ!」

俺は高原に問いかけるすると高原は

「・・そんなことで悩んでいたんだね?ごめんね俺のことで君を苦しめてしまって・・」

笑顔で続ける高原

「そーだねーじゃあ俺から君に一つ条件を出そうか」

高原が言う

「なんだ!言ってくれ!なんでもするよ!」

俺は必死になって聞く

「楽しく生きな!そして俺の分までバスケを続けてくれっ!!」

最後のところは終始笑顔だった高原も泣いていた

俺はそれを聞いて

「おう!任せておけ!バスケはちゃんと続けて必ず有名になってやる!そしてお前との約束通り楽しく生きてやるっ!」

と自信満々の顔で言い放った

「じゃあいってらっしゃい」

笑顔で高原は俺を送り出してくれた

「おう!行ってくるぜ」

そう言い残して俺は病院をあとにした・・

目指すのはまさちーのいるT県S市だ!

こうして俺の人生が約1年ぶりにどん底から再スタートした!

                                  第1章~完~

~あとがき~

え~皆様このような小説をよんでいただき誠にありがとうございます今回は著者自身がバスケットボール部だったのでバスケットを題材に書かせていただきました。

こんな中学三年生の小説を読んでいただきありがとうございました!



次回作も執筆中です

よろしくです

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