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神の眼(ゴットアイズ)

今回は前よりも早かったかな?

まあ、いつも通りのマイペース投稿でーすww

「…。」

俺も絶句してしまった。

絶対さっきまでの会話を聞かれている…。

近くにいた闘上、大地もその殺気に威圧されているのか後ずさりする。

しばしの沈黙の後、学園長が阿保な声音で

「わしの顔になんかついとるかの?」

と、本当にパリンと音のするかのような勢いでその場の緊張が解ける。

「そんなことはどうでもいいわい。丁度いい、おぬしらほかの優勝者を呼んでくれんか?」

何なんだよこの人…。

まあいい、ここは素直に言うことを聞こう

「はい、分かりました。じゃあみんな、ここは俺がやるから。」

俺はそう言ってから、地面に魔法陣を描く。

その時水上が

「何だそれ?」

と訊いてきたから

「魔法に使う」

とだけ答えておいた。

「よし、完成…。」

それじゃあまずは探索から。

「アーカイブ!!」

俺が叫ぶと、目の前に碧色に光る機械のようなものが出てきた。

よし、二人の位置確認完了。

それじゃあ今度は、あいつ等の座標を…。

計算完了。

「コーディネートテレポーテーション!!」

今度は魔法陣が光る。

しばらくすると、そこには二人の姿があった。

「よし、成功だ。」

成功したのだが、呼ばれた二人は訳のわからない顔をしている。

不意に団長(仮)が声を出した。

「ここ、どこ?てか俺さっき校舎に戻ってたんだが…。」

「僕もこんなところには居なかったけど…。まあ、取り巻きが消えてくれたのは有難い。」

続いた千丈は最後に意味不明なことを言っていたが、そこは気にしない。

「まあ、とりあえず俺の魔法で呼んだだけだから…」

俺が超簡潔に説明すると、

「「ああ、そうだったんだ。」」

と、間抜けっ面で答えた。

しかし一部始終見ていた水上は不思議に思ったらしい。

「天野、今のはどういう原理だ?」

まあそのぐらいの疑問はあって当然だろう。

「今のは、俺の“知力の碧眼”を使って2人を探して、前にも使った移動魔法で連れてきた。」

しかし腑に落ちないのか水上は

「お前、目は黒じゃないか…」

だが言ってすぐに

「ああその眼帯か。」

俺の右目の眼帯に気付いたらしい。

「そう、これだ。」

俺は右眼の眼帯を外した。

「これは、“神のゴットアイズ”の一つ。全部で5つあるんだけど、俺が所有してるのは3つだ。」

すると食い入るように大地が。

「なあ、他の2つはどこにあんだよ。てか見たい。どんな能力だ!?」

「落ち着け大地!」

闘上のゲンコツが大地の脳天に直撃する。痛そうだ……。

「痛――――――!!」

声にならない呻き声を上げながら、大地はその場にうずくまった。

「沙鬼…お前の女性ホルモンは紛い物だ…。」

ゴツン!!

無神経なことを言う大地にもう一発ゲンコツが飛ぶ。

「で、天野。残り2つは…?」

何事もなかったような顔で大地を無視して闘上が言う。

「残り2つ…ね。見たいか?」

正直嫌な部分もある。なんせ“アイツ”は…。

と、そこで俺の頭の中に声が響く。

“おい剣斗!こういう状況ならいいじゃねぇか。退屈すぎだよここ!!”

俺もそいつに念力で話しかける。

“そうかな…。まあ、騒ぎを起こさないんならいいけど…。”

「じゃあさ、俺今から交代するから…」

と言って交代しようとした矢先

「交代って?」

さっきまで頭を抱えていた大地が訊いてくる。

「えっと…もう一人の俺に……?」

何で最後“疑問符クエスチョンマーク”にしたぁぁぁ。まあやったの俺なんだが…。

「まあさ、そういうわけだから…。“鷹志、交代だ…。”」

“ふぅ~、やっと本人の登場だぜ。学力の問題って言って閉じ込めやがって…。”

“仕方ないだろ、お前のせいで馬鹿だと思われたくなかったんだよ…。”

“馬鹿っておまえ…。まあいい、でもお前の宿主は俺だぞ。そこんとこ忘れてんじゃねーか?”

“ああ、忘れてた。”

“さすがにそれはないよなぁ…。っておい!!忘れてたのかよ!!!!”

“仕方ないじゃん、最近俺しか出てないし…。”

“そうさせたのはどこのどいつだよ!!”

“あ~もう。分かったからさっさと出てこい。帰ったら千穂に説明な…。”

「ねぇ。何してんの?」

みんなに背を向けて鷹志と会話(念力で)してた俺に不審がって闘上が声をかけてきた。

「あ゛ぁ?え、あっ。いやいやなんでもない…。じゃあもう変わるから」

くそっ。鷹志との会話の調子で返事しちまったじゃねーか。

まあいい。

““アビリティチェンジ…””

俺らが唱えた直後。

意識が…。



「ふぅ~。やっと出られた…」

さすがにずっとあの中はキツイぜ…。

ふっ、だがこれで剣斗のやつに復讐できる…。

ああそういえばなんか能力がどうのこうのって言ってたな…。

「え…と。ど、どちら様でしょうか??」

確か、闘上だっけな。

そういえばこれって姿が変わるから人前じゃやっちゃダメって言われてたな。

でも、そんなに変わるのか…?

「ああゴメン。俺の名前は天野鷹志。もう一人の健斗…かな?」

てか俺が本体オリジナルなわけで…。

ま、いっか。

「闘上…だっけ?そういえば能力アビリティを見せてほしいんだってな。」

「え、あぁうん。そうなんだけど、いいかな?」

「俺は全然いいけど…。正宗、少し暴れるけどいいか?」

少しじゃないけど…。

「かまわんよ。だが、くれぐれも校舎だけは破壊するなよタカ…。」

タカっておい…。

「分かってるって。ってかその呼び方は止せって言ってるじゃんか。」

それじゃ、行きますか…。

能力解放キャンセルリストリクション…“破滅の灼眼”!!」

ふぅ、この感覚・・・。懐かしいぜ。

さてと大地に頼まないと…。

「なあ、大地。ゴーレム召喚してくれ」

「え!?」

え、っておい…。

「こんなところで召喚したら校舎半壊じゃ済まない気がするけど…。」

放っておいたらそうなるな…。

「いいって、そうなった場合は俺が責任とって修復するからさ。」

そう、いざって時には創造術がある。

魔力の消費はバカみたいにデカいけど…。

「そうか。じゃあいくぞ、悪魔召喚サモンデーモン“巨岩の守護獣ジャイアントゴーレム”」

大地の目の前に魔法陣が現れる。

みんなが2、3歩引いた後、その魔方陣からは学校の校舎ほどもある岩塊が現れた。

「ジャイアントか…。潰し甲斐があるもんだぜ。」

周りのやつらは唖然としているが、俺たち面々はもう慣れっこだ…。

千丈や佐藤も修羅場は潜ってきたらしく、平然としている。

「さあ、始めるか…。降臨アドベント・ウェポン“破滅神のシュヴァライズソード”」

残念だがそこのデカいのには登場早々消えてもらう!

剣に魔力を集中…。

集中…。

集中…。

…。

きた!!

「天を貫く破滅の力で敵を駆逐せよ…。“殲滅の一撃エクスターミネーション・ブロー”!!」

そう言い終わった時には、俺の目の前には斬撃の後があり、ゴーレムは消滅していた…。


さあ、訳の分からん展開になりましたねw

主人公3重人格ておい・・・。

ま、いっかw


あと、振り仮名がなんか一文字だけについてる奴・・・。

気にしないでくれたらありがたいです・・・。

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