表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/11

I ruin!! (破滅だ!!(笑))

はい、予告通りこの後からの更新は遅いですwww

ていうか、自分で言うのもなんだけど

闘上のキャラ最後壊れてます!!

まあ、この小説まだキャラ設定明確じゃないんで…。

決まってきたら設定公開します!!

ガチャ。

「おーい、千穂。」

「あ、お兄ちゃん。早かったね、もう修行は終わったの?」

「ああ、予想以上に上達が早かったんだアイツら。もう初歩は完璧だ。」

「へぇ。初歩って言っても魔法最高ランクの神術をもうマスターするなんて、すごいんだねあの人たち。」

「ああ。それよりさぁ、アイツら今日泊まってくって言ってるから、飯はいつもより多めで頼む。」

少し驚いた様子だったがすぐに容認してくれたようだ

「了解。じゃあ少し離れてて。」

「あいよ」

俺は、千穂の座っているテーブルから離れた。

そして千穂は両手を前に突き出して、呪文を唱える。

「“具現タイムアクセレレーション”、モーメントクッキング!」

千穂が叫んだ瞬間、テーブルには、高級レストランにでも来たかのような錯覚をさせるような料理がずらっと並んだ。

これも神術の“具現”の中でも時を操作する能力だが、上級をアレンジしたレベルなので、俺もやり方は知らない。

「ふぅ~。完成。」

「ご苦労さん。」

「全然。それより、修行してきたんでしょ?魔力回復作用のあるものを多く作ったから、少しはみんな、楽になると思うよ。」

「気遣いありがとな。じゃあ3人を…」

呼ぼうと思ったのだが…。

二階から、すごい音を立てて、三人とも降りてきた。

「お、おい何だこの匂い。」

大地がたまらず声を上げる。

「ああ、千穂が神術で作った料理。ほら、そのテーブルの上。」

俺はテーブルを指差して言った。

すると、大地は…。

「なんだ…これ…。今の時間でこれ作ったのか?」

感嘆の声を上げながら千穂に尋ねる。

「はい。でも、所詮は神術で作ったものですけど…。」

それにしても豪華な食事はさっきまで動きっぱなしだった3人にとっちゃ、かなり食欲をそそる。

「食っていいのか?」

さすが大地、もう我慢できねえみたいだ。

「千穂、お前ももう飯でいいだろ。」

「うん、少し早いけど問題なし。」

じゃあ…。

「「「いただきま――――す!!」」」

…。

闘上と水上も限界だったらしい。

まあ、俺もそろそろやばいな…。

「いただきます」

っと、どれから食おうかなぁ…。

こんだけあると迷って仕方がないんだが、普通は…。

普通じゃない大地はもうすでにおかわり3回目という超人的な食いっぷりを発揮している。

そういえば、今までの食事よりも少し豪華な気がする。

「千穂、お前こんなにバリエーションあったっけ?」

どうでもいいが尋ねてみた。

「うん、でもいつもは二人だから食べきれないでしょ?」

そういうことか…。でも、俺がい訊きたいのはそうじゃない。

「そうじゃなくて、その魔法って、自分が作れる料理じゃないと作れないんだろ?」

そう、この魔法は確かに便利なのだが料理が苦手だと意味がない。それに

「それに、料理の味は自分の腕に比例するんだろ?いつこんなの練習する時間があったんだ?」

だってこの料理、見た目もそうだが、味も高級レストラン並みだ。ちなみに俺がやっても卵かけごはんで手一杯だろう。

「ああ、そういうこと?まあ、部活でもやってるし練習ならいくらでもできるから。」

「そっか」

納得、納得。

まあ、こいつが料理できるのは知ってたし、そう驚くほどのことじゃないか。

そうだとしても、アイツらはそうはいかないみたいだな。

闘上はかなり興味があるようだ。

「千穂ちゃん。よかったら私に料理を教えてくれないかな!!」

疑問符じゃないし…。

まあ、女子なら普通の反応だ。

しかし、闘上もまだ中学生なんだし、そんな真剣にならなくても大丈夫なんじゃ…。

まあ、かくして食事を終えた俺たちは、まだ時間が余っているとのことで、俺の部屋で駄弁っていた。

が、俺はふと思った。

こいつらに俺の境遇は話さなくていいのだろうか、と。

話したほうがいいだろう。

そうだ、こいつらの過去も聞いたんだし俺も…。

「な、なぁお前ら。少し話があるんだがいいか?」

恐る恐る尋ねる俺。

「「「ん?」」」

3人とも息ぴったりの返事。

「えっと~。おまえらの過去も聞いたから、そろそろ俺の境遇も話そうかと…。」

すると、結構興味があるのか、3人とも顔を近づける。

近い。

少しやばいんじゃ…。特に闘上。

まあいいか。

「じゃあ、改めて自己紹介から。」

おれはゴホンと咳をして集中する。

しかし

「「「別にいい…。」」」

と、あっさり切り捨てられた。

だから…。

だから俺は…。

苛々して言ってやった。

最後に取っておこうと温めていた。

俺の最後の砦であろう最強の極秘情報を。

「じゃ、じゃあ、俺の親。そう、俺の親は…。“神”だ!!」

言…っちゃった。

さすがに信じてはもらえな………

「「「はあぁぁぁぁああ!」」」

「「「まあ、そうだったんだ…」」」

………いこともなかった………………。

「えっと…、信じてくれるのか??」

こいつら…。

ありえねぇ、俺も最初親から「おまえは神の息子だ」なんて科白をきいたときにはかなり動揺したんだが…。

こいつら、いとも簡単に受け入れやがった。

(………………何だこいつ。邪気眼か?)注:地の心の声

(俺の耳はいったい……………………)注:上の心の声

(I ruin!!!!!!!!)注:闘上の心の声(訳:破滅だ!!!!!!!!)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ