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死んでていいから生きててほしい  作者: やりいかのフリット
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一人の少女へのメロディー I

後書きには人物紹介を書いておきました。参考程度にお使いください。

「さて、と――」

 俺は帰り道イヤホンをブレザーのポケットから取り出しながらもう片方の手で優宇のオススメしてた動画をYouTubeで検索する。

 目的の動画は【裏路地】と入れただけで検索候補のトップに出てきた。どうやらけっこうな需要があるらしい。世の中音フェチというのは案外マイナーでは無いのかもな。

 そんなことを考えながらイヤホンを刺そうとすると、横にある坂の上からコロコロと何かが転がってきた。

「ん?なんだ?」

 俺はそれをヒョイと拾い上げる。正体はみかんだった。

「にしても、なんでみかん?」

 視線を上に向けるとその答えはすぐにわかった。5,6個ほどのみかんが坂の上にいる人物の袋からそれなりの速度を持って転がり落ちてきている。

 この坂は50mほどあり物を落としたりすると非常にめんどくさく、巷では『物地獄』と呼ばれている。なんのひねりも面白みもないフツーの名前だ。

「おもしれぇ、やってやろうじゃんか!お前ら全員この先は越えられねぇと思いな!」

 俺は動体視力には自信がある。その気になれば鉄砲の弾だって見える。このくらいのみかんを取るぐらい造作もないんだぜハハッ!…と自分に言い聞かせた。

「はっ!せいっ!」

 掛け声と共に転がり落ちてくるみかんに手を伸ばし大袈裟に体をひねりながら掴み取る。

「サイン!コサイン!タンジェントォ!」

 1個、2個…と掴み取りなんとか6個無事に掴み上げた。

「人間思い込めば掛け声なんて適当でも案外出来るものだな」

 俺は拾い上げたみかんを両手に持ち、坂の上の方を見る。そこには落片手を額に当て項垂れている女性の姿があった。ショックを受けているようで下に降りてくる気配はない。

 ふむ、俺の華麗なキャッチを見ていなくてきっと下まで転げ落ちて潰れてしまったと思っているんだろうな。まぁこの華麗な動きを見てもらえなかったのは残念だが取り敢えず無事であることを報告してやるか。

 俺は両手でみかんを抱えながら坂の上にいる落とし主のところへ向かう。

「はぁ…まさかバナナの皮に気付かないなんて今日はついてないな……どうするか、あれ入れてやんないとあいつら辛いとか文句言ってカレー食ってくんないしなぁ…でもそろそろ帰って夕飯の準備しないといけないし…う〜ん…」

 肩までかかった髪と横で長めに結んであるサイドテールが特徴的な俺の知らない学校の制服を着た女性、端正でキリリとした目つきから少し俺より歳上の印象を受ける。

 ちらっと女性の左手の方に目を向けると白く長い杖を手に持っていた。これは保健の授業で習った。たしか全盲の人が使う『白杖』というやつだ。なるほど、見えてなかったというのなら勘違いにも納得がいく。

 俺は女性のそばに落ちているビニール袋を拾い上げガサガサと音を立てながらそこに拾ったみかんを入れていく。

「ん?誰だ?私の袋を漁ってる輩は、まぁ誰だか知らないけどあいにくだがそこには何も入って無くてね、さっさと失せな。今坂下にでも行けばそこに入ってた中身あるかもしんないぜ」

「ま、潰れてるだろうけど」と半ば自虐的に女性は笑った。

「勘違いですよ。俺は泥棒じゃなんかじゃないです。ほら、これ受け取ってください」

 そう言って俺は女性が白杖を持っていない左手の方にビニール袋の持ち手をぶら下げてあげた。

「もしかしてあんた…これ、拾ってくれたのか?」

「えぇ、ちょうど歩いてたら上からみかんが降ってきたんでね。エレガントに無駄な動き無く取ってやりましたよ」

 あの華麗な動きを見てもらえなかったのは非常に残念なので取り敢えず言葉だけでも伝えておいた。みかんなんかよりこっちの方が重要だ。

「ほぉー、そりゃすごいな」と女性は全く興味なさそうに相槌を打ちながらビニール袋の中身を確かめるのに神経を使っていた。

「1,2……5,6…と、よし6個全部あるみたいだね。くすねないで渡すなんて、変態さん!あんたいいヤツじゃないか!」

「いや流石にそんなことしないですよ。てか変態って…俺のことなんだと思ってるんですか?」

 この人とは初対面だ。何か変態だとおもわれるようなことはこの数分の間にしていないはずなんだが。

「何言ってんだ?いきなり道で奇声をあげ始める変態だろ?声的にあんたかと思ったけど違うのか?」

「……いや、俺で合ってる…」

 そこか!!ちゃんと聴こえてしまっていたのか!まぁそうだよな…みかん拾ってんの見てなかったら自分を奮い立たせるための『雄叫び』もただの『奇声』だよなぁ……。いかん、自分が道で急激に叫ぶ変態に思えてきてなんか恥ずかしくなってきた。

「まぁ気にすんなって!あんたはみかんの恩人だ、変態だろうが何だろうが全部私は受け止めてやるよ!」

 女性はバシバシと俺の背中を叩きながら高らかに笑い励ましてくれた。

「いやそれがさぁ私弟と妹がいんだけどさ、あいつらどーも私とは舌の構造が根本から違うらしくて辛いの食えねぇんだよ。だからりんごとかみかんとか色々果物加えてやんないと食ってくれなくてねぇ…いやほんとありがとな!おかげで今日の晩飯を守ることができたよ……えーと、あんた名前なんだ?」

「二階堂 歩夢です」

「二階堂 歩夢かぁ…うん!カッケェ名前だな。ありがとな、感謝してる。私は作道美空(つくりみち みそら)ってんだ。気軽に美空って呼んでくれ。あと、敬語じゃなくていい」

 言って美空は片手を俺の方に差し伸べてきた。俺はそれを受け取り軽く手を交える。美空は「よろしく」と言ってニヤリと笑った。

「ところでさ――」

 美空は些か乱暴な言動とは不釣り合いの小さな可愛らしい口を開く。

「あんた、家に寄ってかないかい?」

「それは、唐突だな…」

「ここでアンタと会ったのも何かの縁に違いないし、私の特性カレーご馳走してやるからさ」

「いや…流石に初対面の人にそこまでしてもらうのは気がひけるかな」

「何言ってんだよアンタ!そんな細かいこと気にすんな!そんぐらいなら私がカバーしてあげるから私の背中についてきな!」

 美空はそう言いながら俺の服を掴んで離そうとしなかった。

「いやいやそうは言っても……」

「なになにそんな気にすんなよ!私は恩はすぐにでも返したい主義なんだ」

笑みを浮かべながらも引っ張る強さは徐々に強まっていく。

「わかったわかった、お言葉に甘えて行かせてもらうから引っ張らないでくれ。これお気に入りの制服なんだ」

 俺がそう言うとパッと袖を離し「よしよし、わかればよろしい」と言って美空は楽しそうに笑った。

 まぁこの人は『はい』というまで永遠に同じ事を言い続けるだけだろう。折れるのが最善の選択のはずだ。それに、別にこの後大した用事はないしな。

「じゃあ、美空の家に着くまでその荷物は俺が持つよ」

「おっ、あんたなかなか気が効くねぇ。じゃあお言葉に甘えさせてもらおうかな」

 美空はみかんの入った袋を俺に渡した。

「頼みついでにもう一つお願いしていいか?」

「あぁ、構わないけど」

「アンタの肩を貸してもらっていいか?その方が歩きやすいんだ」

「そのぐらいお安い御用さ、いくらでも使ってくれ。なで肩だから捕まりやすさはあまりだと思うけどな」

 俺がそう言うと「充分さ」と言って笑った。

「それじゃあ行こうか。取り敢えずこの坂を下りてくれ。その後はおいおい案内するよ」

「あぁ、任せた」

 道程の事は任せ、美空の歩調に合わせる事に意識を払いゆっくりと歩き始めた。美空は白杖を突いてゆっくりと歩いていたがしばらくすると「おいおい、そんな遅くちゃ逆に歩きづらい。普通でいいよフツーで、そんな気遣ってくれなくていい」と少しだけ怒った。

 美空は案外歩くのが早く結局俺がいつも歩く速さと変わらなくなった。美空の言う通りほんとに普通でよかったらしい。


 坂を降り切った所で美空がおもむろに口を開いた。

「そういえば『今日は夕飯いらん』って親に連絡しておいたほうが良くないか?」

「俺、両親はいないんだ。だから家族は妹だけ。その妹は俺が帰ってこなかったら一人で好物のインスタントラーメン食うから大丈夫だ」

『両親がいない』俺はこの事を極めて明るく、さも気にしてないように軽く言ったが、美空の顔は少し申し訳なさそうに暗くなった。あまり効果は無かったようだ。

「悪いな、なんか……」

「いやでも死んだとかじゃなくてさ、あいつら俺と妹の事ほったらかして夜逃げしやがったんだよね。だからまだどっかでこそこそ生きてるはずなんだ。だから俺の夢は『よくも捨てやがったな!』って両親の事思いっきりぶん殴ることなんだよ、だからいなくたって悲しくないんだぜ」

 努めて明るく…相手に自分は悲しい存在だって思われないように、自分はみんなと同じ普通の人なんだと思われる様に明るく振る舞った。

 それは少し効果があったのか美空は「おぅ、そんな奴らぶん殴ってやれ」と少し微笑んで、話を続けた。

「私も両親いなくてさ、あんたのとは違って交通事故で死んじゃったんだけど。やっぱり…さ、言いたい事は全部ぶつけてやったほうがいいよ」

 美空は大きく深呼吸をする。

「私、言ってやりたかった事いっぱいあってさ!この弁当のこの具は不味かったからもう入れんなー!とか私はもう子供じゃないんだからカレーは甘口じゃなくていい!とか…さ、いっぱい……だから、ちゃんと話して、あんたの気持ちぶつけて、そん後に思いっきりぶん殴ってやんな!」

 美空は少し笑みを浮かべた明るい顔で、とても悲しい話をした。

 死んだ両親の話をしている時の美空は『自分は大丈夫だ』と装うために敢えて明るく振る舞ったのではなく『お前は大丈夫だ』と言ってくれた様な、何かやさしい明るさだった。

「あ、その分かれ道は左に曲がってくれ。曲がったら3軒目にあんのが家だ」

「わかった。にしてもお前点字ブロックがあるわけでもないのによくわかるな」

 坂を下りてからは住宅街に入ってしまい点字ブロックはなかった。それもなしに美空は自分の今いる位置を把握している事に俺は疑問を持った。

「まぁこの目が見えなくなったのは1年ぐらい前からだからな、10数年間通ってた道は見えなくなってもそう簡単に忘れないさ」

「なるほど、そういうことか」

 まぁそんな理由でもわかるのは凄いことだと思うけどな。俺も今の家には10数年間暮らしているがもし失明してしまったら家から5mの範囲でも迷子になってしまう気がする。

「1…2…3。この屋根が少し青い家でいいのか?」

「お、それだそれだ。じゃあ私が先に入ってお前を守ってやるから後ろにいてくれ」

「守る?」

 俺は言葉の真意をまだ理解できないでいたが、美空は「サンキュな」と言って俺の体から腕を離すと慣れた足取りで玄関へと向かい扉の鍵をガチャリと開け「ただいまー」と言いながら家へと入った。

 俺も美空に続き「お邪魔します」と小さく挨拶をしながら家へと入った刹那、ドタバタドタバタとリビングの方から地響きの様な足音を立てて3人の少年少女が走ってきた。

「うおおおぉぉ姉ちゃんおかえりいいぃぃィィイ!?って……誰そいつ!!彼氏かっ⁉」

 短い茶色の髪をして鼻の下が少しテカっている如何にも【悪ガキ】というような風貌をした少年は美空の隣に立っている俺を見て、それ相応のリアクションをとってくれた。

「違う違う。こいつは今日のカレーの恩人様、二階堂歩夢だ。こいつのおかげで今日の晩飯が食えるんだ。失礼のないようにな」

「よお、俺は二階堂歩夢ってんだよ卍 これからちょっくらここで世話になるからよ、まじよろしく頼むんだわ卍 ちなみにお前の言った通りこいつのカレピッピなんだわ卍気軽に“兄貴”って呼んでくれていいぜ卍」

 出来るだけチャラい感じで、お兄さんイケてるんですよ風を装った。

 コイツは見たところ小学校低学年といった所だろう。こういう年頃の男っていうのは足の速くて喧嘩の強いチャラい奴を尊敬するもんだ。せめて口調ぐらいチャラくして尊敬に値する人物だと証明して見せないとな。

「すっすげー!カレシだー!姉ちゃんのカレシがきたー‼︎しかもなんか……よくわかんねぇけどカッケー‼︎なっ!詩道(しど)!」

 俺の予想通りの反応を示してくれたはなたれ小僧はハイテンションで横にいる少年に話を振る。

「うん、かっこいいね。兄が増えるなんて、嬉しいよ」

 詩道と呼ばれたその少年は、俺の方に薄ら笑いを浮かべたまま、そうはなたれ小僧に返答した。

 こいつも見た所はなたれ小僧と歳は変わらなそうだけど、感情がこもってないというか、やけに落ち着いた口調のせいで大人びて見えるな。そして姿勢がものすごくいい!それが更にこの少年の気品の良さを際立たせる。

「もぅー!奏熾(そうし)うるさいよ!お客さん早くお家にいれてあげなよ!」

「おわっ、わっ悪かったよ姉ちゃん…」

 女の子にそう言われ、奏熾と呼ばれたはなたれ小僧は大人しくなった。

 奏熾――たしかもう一人の落ち着いた少年の名前は詩道、そして美空。ふむ、どうやらこの兄弟ドレミファソラシで名前が構成されているらしい。今のところは、だが。もしかしたらもう一人のこの小さな女の子

 だけ花子とか予想外な名前なのかもしれない。

「悪いな、うちの弟達がやかましくて。育ち盛りって事で許してくれ」

「“達”ってことはないな。詩道の方はずっと静かだぜ、やっぱ弟が騒がしい分、兄は落ち着いてるな」

「兄?兄って詩道のことか?」

「あぁ、そのつもりだったけど」

 ん?奏熾の方だったかな?

「ぷっ……くっ…あはっ!あはははは!」

「な、なんだよ!そんなに名前間違えたのがおかしいのか⁉︎」

 自己紹介されたわけでもないんだ、間違えたってしょうがないじゃないか、随分と失礼なヤツだな。

「違う違う、いや悪いな名前は間違ってないよ。やっぱ人様から見れば詩道の方が年長者に見えるかと思ったらついツボに入っちまってな」

「その言い様だと、まさか――」

「あぁ、逆だ。さっきからやかましい奏熾の方が兄だ」

 マジかーー!ふつうに驚いたー!

「そ、そうなのか。詩道の方が落ち着いた雰囲気だから、俺はてっきりアイツが兄なのかと」

『弟が騒がしい分、兄は落ち着いてるな』とか言っていたさっきの自分を墓石に埋めたい…。

「まぁ双子だから兄と弟なんて数分の差でしかないし大した意味は為さないけどな」

 しかも双子かーー!けっこう驚いたー!

「双子なのか、でもあんまり似てないな」

 チラリと奏熾と詩道を見る。

 奏熾は茶色がかった短髪で、鼻水が垂れてるし、肌は焼けている。ポケモントレーナーで例えると短パン小僧みたいな風貌だ。

 詩道の方は真逆だ。黒いオカッパで、鼻水が垂れていないし、肌は雪のような白さ、ポケモントレーナーで例えると――いや、別に例える必要もないか。普通に奏熾とは似ていない。

「でもこいつら一卵性双生児なんだぜ!」

 一蘭製ソーセージーー‼︎めちゃくちゃ驚いたー!

「今は小学2年生――だったかな。やべぇなあんま気にしてなかったから学年いくつだったか思い出せねぇ…」

 そう言って唸る美空に女の子が助け舟を出した。

「2年生であってるよ。お姉ちゃん」

「おぉそうか、良かった良かった」

「お姉ちゃん最近忘れる事、多いよ。大丈夫?」

「あぁもちろん大丈夫さ!ちょっと目が悪くなっちまっまだけで頭はいたって健全よ」

「そう…なら、いいんだけど…」

 女の子はとても心配そうな表情を浮かべて美空の顔をのぞき込む。

 だが、それは美空には見えていなかった。

「その子は妹さんか?」

「あぁまだ紹介してなかったな。こいつは私の妹で玲美(れみ)っていうんだ。小学5年生でしかも学年トップの成績なんだぜ!私の自慢の妹さ!」

 玲美――やっぱりこの子も名前が音だな。両親は音楽家とかだったのだろうか。

 チラリと横の靴棚の方を見ると、上に一枚の写真が綺麗な額縁に入れられて飾られていた。ヴァイオリンだったりフルートだったり各々違う楽器を持って笑う幸せそうな六人家族がそこには写されていた。

「もぅ…自慢だなんて…大げさだよ」

 ガシガシと美空に頭を撫でられ玲美は真っ赤になって照れながら、俺の方を見た。

 玲美は俺と目があったのを確認すると、両指を6本たてた。

 ――なるほど、本当は小学6年生か。だが姉を立てるために口にはしないんだろう、たしかにできた妹だな。

 にしても自慢の妹の学年も忘れるなんて、美空の物忘れは相当酷いみたいだな。玲美の発言からするに物忘れが激しくなったのは最近のことらしいけど、目が悪くなったのと何か関係があるのだろうか。もしかしたら重病を隠してたり、とか。

「まぁほら、そんなトコでずっと突っ立ってるのもなんだろ。中に入って座ってな」

 玲美の頭から手を離すと、美空はパンッと俺の背中を叩いた。

「はいはい、じゃあ、そうさせてもらうよ」

 お邪魔します、そう言って俺は作道家に足を踏み入れた。

二階堂 歩夢

年齢:16歳

誕生日:6月6日

好き:宮鷹由莉奈という人気アイドル,インスタントじゃない愛情のこもった料理

嫌い:貧乳,ピーマン

部活には入っておらず、授業が終わりすぐに帰宅したあとゲームや宮鷹由莉奈の出るドラマなどを鑑賞することが趣味のごく普通の高校二年生。

平穏な日々に退屈していたわけでもないのにイキナリ通り魔に刺され人生を終えた。と思ったら生き返ってラッキー!ぐらいに軽く捉えているポジティブシンキング16歳。



作道 美空

年齢:18歳

誕生日:4月13日

好き:料理,人の世話をすること

嫌い:マニュアル通りにしか動かない人間

最近の悩みはもっぱら目が見えなくなったこと。けれど最近まで見えていたのである程度の事はそつなくこなせる。目が見えなくなってからの得意料理はスクランブルエッグ。

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