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遥か彼方の浮遊都市  作者: 神羅
一章補足
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一章補足とキャラ説明

すまねぇ...。二章にはまだいけないんだ...

第5都市 農業都市ニフタス 

ニフタスというのは一話以来に使いますね。でもまあ、飾りみたいなものなので農業都市で覚えておいて下さい。アカツキの第二の故郷という事でこれからの話でも色々な場面で出てくると思います。

かつては農業だけをしていて戦力は皆無でしたが、ヴァレクとジューグの二人により戦力は飛躍的に上がりましたが、その際に多くの犠牲があり、奴隷制度という負の部分を産み出しました。

しかし、この二人によって奴隷制度が作られた事によりアラタを筆頭とした七人の反逆者が生まれ、今では他都市にも劣らない程の戦力を保有しています。


奴隷

今回多くの登場人物が奴隷でした。

それもそのはずこの農業都市の人口の半分以上は奴隷であり、普通に過ごしている人々よりも奴隷の方が多い状況です。最初はここまで多くなかったのですが、学校で点数が低い者は奴隷落ちや、犯罪を犯した者も奴隷にしていく。このように様々なところで奴隷が増えていきました。奴隷に落ちた場合は者ではなく、物扱いをされます。

例はウズリカが学校の最下位に落ちた→奴隷落ち→強制的に家族とは離ればなれに→永遠に奴隷生活

このように一度奴隷になった場合は普通の暮らしには戻れません。ただその家族が買い取れば、肩に押された奴隷の烙印以外は奴隷とは違う暮らしが出来るでしょう。アズーリの場合は例外中の例外です。一度奴隷に落ちたにも関わらずNo.2まで返り咲く。これは農業都市では前代未聞の事です。


神器アニマパラトゥース

今回のストーリー進行で鍵になった特別な武器。能力としては身体能力を飛躍的に上げることで、アカツキが銃弾を切り裂くという芸当が出来たのもこの神器のおかげです。しかし強力な力を得るには代償が必要でこの神器を使用すればする程に精神状態が不安定になっていきます。アズーリはこの性質を利用し、ウズリカ

キュウスを犠牲にして、アカツキを闇に墜としました。


アカツキ 今回の主人公 17歳の元自宅警備員 本名は暁空紫雲

今回の神器の暴走前と後で大分考え方が変わるようにしました。最初は犠牲は付き物と若干冷たい事を言っていましたが農業祭では死を恐れてるように、大分人間味が出てきました。当初のアカツキは俺TUEEEE系の感じを醸し出していましたが、残念ながらこの作品ではアカツキが無双出来たのは序盤だけです。これからも無双は無いと思ってください。


クレア やっと登場したヒロイン枠 18歳でアカツキよりも年上です。

小さい頃に奴隷商人に捕まり、様々な都市を経由して最終的にはヴァレクに買い取られました。本人はあまり過去の事を語りたくは無い。箱を宿した少女と言う事でヴァレクが契約していた神様の悪夢ツァリパに目をつけられ、依存の魔法で屈服させられそうな所でアカツキ陣営に救出され、皆に恩を感じてますが、アカツキに対しては別の感情を抱いています。箱については本編でいずれ説明させて頂きます。あとはお菓子が何よりも好物です。


キュウス

農業都市No.3だった優しいおばあさん。年齢はこれでも45歳と50は超えてません。

この人は唯一奴隷制度に反発しましたが、当時のNo.保持者は皆、戦力増加の為だけを考えており、それで生まれる不幸な人々の事は二の次でした。なのでキュウスは奴隷を買うのを好まず、知り合いだった女性の子供ウズリカを見つけるまでは奴隷を買う事を一切してきませんでした。アルフの場合はウズリカが道端で捨てられている所を発見し、屋敷まで連れてきてこの子も助けてくれませんかと頼まれ、雇い主を探し、白銀貨幣十枚で購入しました。なので、この二人以外の奴隷は買っておらず、屋敷の手入れなどもウズリカ達に任せっきりではなく、自分で屋敷内を掃除をする事もありました。


ウズリカ

農業都市にも一応学校というものがあり、そこで普通に学び、育ってきました。ウズリカの父は小さい頃に無くなり、母が一人で育ててきました。主な収入源はウズリカが最初に使っていたマンドラゴラやイルシュルなどといった栽培不可能だった物を栽培可能にし、多少本物よりは劣るいわゆるクローン的な物を作り売ってきました。しかしその技術をヴァレクが知ると、非合法部隊に加えようと何度も勧誘してきました。母は何度も断りますが、ヴァレクの手回しにより今まで成績良好だったウズリカは、点数を下げていき、最終的には学年最下位にまで落ち、奴隷となりました。ヴァレクの行った手回しはほとんど満点だったウズリカの答案用紙を外れだらけの偽の答案用紙に変えるという方法で、答案用紙のすり替えに気付いたウズリカは学校側に申し立てしましたが、既にヴァレクの手に落ちていた為、対処される事はありませんでした。


ウズリカ母

奴隷に落ちた子供を買い戻す為に非合法部隊に入り、多くの汚れ仕事をこなし、やっと資金が貯まったところをアラタ達によって殺されました。ヴァレクは最初からウズリカ母の持つ技術以外には興味がなく、出来るだけ希望を持たせて殺すという事を考えていました。しかしその事を知ったウズリカ母はその技術を記したノートをキュウスに渡し、死んでいきました。こうして、その技術はウズリカに渡りました。


ワルフ

今回一番目に死んだ男。名前以外は全て不明。

ジューグによって牢獄から解放され、非合法部隊の副党首というありもしない偽の役目を与えられた男。


アズーリ

当初の予定ではヤンデレとして登場させるつもりだったけれど、No.2がそんなんで良いのかという考えに至り、何事も全て優秀で完璧なキャラにしました。

読んでいて分かるように彼女はNo.1の跡継ぎになるほど優秀な女性です。この世界でも一応女性は男性よりも下という考えを持つ人もいます。

依存の魔法によって成長は止まり、三つの物質を取り込み続けなければやがて死に至るという呪いのようなものを掛けられてしまいます。この時の依存魔法はまだ制作段階であり、中途半端だったが故に依存物質はランダムでした。しかし、運が悪かったアズーリは魔獣の血液という普通の人間が摂取したら体を蝕まれ数日で死に至るという最悪な状況に立たされます。それでも、諦めずに魔獣の血液の持つ有毒性を和らげる為に様々な薬品を大量に摂取し続け、生き延びてきました。残り二つの依存物質は普通の特に何の害もない薬品です。

女神との契約の件は近々番外編で。


アラタ 本名は古宮新。

こちらもアカツキ同様この世界から見れば異世界からの来訪者です。

ある条件を満たし一度は死んだけれど再び蘇り、顔も声帯も変えてヴァレクとジューグの秘密を探る為、長い間ヴァレクの兵としてどんな汚れ仕事もこなしてきました。たとえそれがなんの罪も無い人だろうと殺せと言われれば殺してきました。だからこそ、今までヴァレクに疑われることがありませんでした。

異世界での生活で一番最初に会ったのがグルキスで、この二人のコンビネーションは農業都市最強です。

アズーリとは相思相愛で、一年後には多分幸せな家庭を築いているでしょう。


グルキス

自他共に認めるシスコン。何よりも最優先だったのは妹のナナでしたが、ヴァレクの凶刃によって十二歳でナナは命を落としてしまいます。激昂したグルキスによって、他の六人も戦わざるを得ない状況を作り出しました。それで起きたのが七年前の奴隷の一斉蜂起です。表面上はアラタを中心として起きた暴動とされているけれど、本当はグルキスが一部の要人を殺したことから起きました。

蜂起後は多くの犠牲を出した事に責任を感じ、アラタに協力してくれと頼まれヴァレクの兵として潜入してもいくら無防備な状態で目の前に仇が居ても、感情を殺して耐えてきました。

ある日妹の生き写しのような少女に出会い、その子を買い取り自分が教えれるだけの知識を与え、力を得させた後にヴァレクと話し合い何とかチームに入れさせました。名前も妹と同じでナナと名付け、長い間心の支えにしてきました。旅立ちの物語での手紙でも分かるように、本人も罪悪感を感じていました。


ナナ 15歳 本名は不明。

グルキスの説明でも書いたようにグルキスの持つ力を操る魔法も多少ですが使う事が出来ます。

口や態度が悪いのが目立ちますが、実は仲間思いの少女です。だからこそ、真実を今まで隠されていた事がショックでした。

本人も昔の事はあまり覚えていません。

しかし今でも鮮明に残っているのはグルキスが自分を見て泣いていていた事ぐらいです。


ルカ 22歳 本名ルカ・ヴィーテス・ゼッタ

かつて世界から畏怖されていた不死の一族最後の生き残り。

父親が不死の一族の長で、母親は普通の女性。容姿は母親に似て抜群だが面倒くさがりなのが玉に傷。

回復と攻撃両方を使える普通に戦えば最強クラスの女性。

ここでもうひとつ補足。この世界では回復魔法というのは邪法と言われる類いに分類されます。

理由としては、本来なら死が訪れるのは誰もが平等であり、薬で治しきれない病を治せる回復魔法は神の創った平等な世界に反する。ということで常人よりも治るのが早かったりすると差別を受けることもあります。

病や戦いで傷を負い死んでいくのはこの世の法則であり、それに反する不死の一族は敵だ。という考えで不死の一族は全滅しました。

本来はルカも弟のルドル同様、多少運動神経などが良いことぐらいは普通の人間です。

他の種族と交われば再生能力や強靭な肉体は失われた子孫が生まれる。だからこそ不死の一族は純血であらなければいけません。その一族の決まりを破り生まれた二人は人間からも不死の一族からも疎まれています。特に父親の術式を取り込み不死に近い能力を得たルカはこれからも色々な場面で苦労することでしょう。


アスタ 19歳

前半後半ともに大活躍した人物。賢者と呼ばれる程魔法を極めており、グルキスの使う重力魔法やグラフォルの使う償いの霧などの特別系統と言われる魔法はあまり扱えませんが、基本的な 火 水 風 雷 氷 などの魔法は最上級魔法まで取得しています。得意とするのは影や闇属性の魔法です。

喋り方からグルキスと判別出来なかったりする時があると思うので次の登場時には判別しやすくしたいと思います。


アカネ

最近名前を決めたアスタの姉。色々とやベーやつ。


ドレク

クズの人。だけどやってる事は戦争では普通のこと。


オルナズ 12歳

過去に色々ある少年で人形を操るという特殊な魔法を扱う。

兎、馬、ライオン、熊、キリンの五種類を使い戦います。その他にも感情が昂っていたり、ピンチの状況のみに出現する回復担当の白蛇に様々な毒を扱う黒蛇なども扱います。

睡眠が何よりも好き。趣味は人形集め。


アルフ 15歳

アカツキと特に仲が良い少女。

今はアカネの指導のもと勉強に励んでいる、一年後の登場に期待していてください。


シラヌイ(クセル) 20歳

シラヌイの説明としては食べる事が何よりも好きで、毎日お菓子を買い漁っている。最近の趣味は夜のお菓子パーティー。

クセルは太古の世界に存在した龍で、今はシラヌイの体に宿っており戦闘の際には大活躍している。得意な魔法は爆発系統の魔法で、他者の魔力を吸収する性質を持っており永久的に魔力が空になる事はない。しかしクセルが出続けるとシラヌイの体も耐えられないので、活動時間に限りがある。

シラヌイにやめてほしいのは甘い物ばかりを食べること。


グラフォル

アズーリ側の解放部隊の党首で単純戦闘なら七人の中で最も強い。

昔のグラフォルは性格が良くて、アルフを腕に抱きながらぎこちない笑顔で写っているように優しい男性でした。しかし蜂起の時に最愛の妻ニナは焼死体でアルフは行方不明という最悪の展開になってしまい、それから今のような性格に変わってしまいました。償いの霧という魔法を扱い、戦いだけでなく尋問などにも行かす事が出来ます。


そして全ての元凶ヴァレク・スチュワーディ。

数々の悪事を行い、農業都市を手中に収めても尚野望が尽きることはありませんでした。

ある出来事で神の悪夢ツァリパと契約し、クレアを我が物にしようと依存魔法を作り出しました。

ツァリパが欲していたのはクレアが宿す箱の能力でしたが、ヴァレクはクレアを自分の所有物にしたいが為に長い間自分の奴隷として働かせ、逃げるや抗うなどといった感情や考えを消すために何度もクレアの前で裏切り者を処刑しました。そして長い年月を経て完成した依存魔法もアカツキによって全て打ち砕かれ、最終的には慢心によりアズーリに女神送りにさせられ呆気なく終わりを迎えました。


ジューグ

こちらも今回の元凶の一人。

ある時に唐突に現れ奴隷制度を発案した女性。いまだに数多くの謎に包まれている。


さて...。まだ説明出来ていない登場キャラクターがいるかもしれないけれど、とりあえずは主要キャラを説明し終えたはずです。農業都市の過去については番外編を書いていこうと思います。

まだ女神を説明していない!と考えている方、一話の約束通り一章も終えたので説明はします。ですがそれは次に投稿する農業都市~その後~で女神の謎を一部暴露します。ここで全てが繋がると思うのでぜひ見てくださいね。


今回の話で知ってもらいたいのはアカツキの嘘が回り回って最悪の展開を引き起こすという展開です。この事で嘘は最終的には何倍にもなって返ってくるという教訓をアカツキは得て極力嘘を避けるようになります。


そして次にこの世界ですが、一部の共通した禁忌以外の法律や発展の仕方は都市によって違います。

異世界ということで、技術面が現代よりも劣っていると思う方もいると思いますが、こちらの世界は作者が勝手に考えているので、テレビなどの機器もある都市も存在しますし、近未来的な技術を持つ都市も存在します。なんなら都市の数だけ世界があると思ってください。


取り敢えずここまで長ったらしい説明を見て下さった方はありがとうございます!!

まだ説明出来てない部分があったら、修正しますので...。

それではまた次回お会いしましょう!!



最後に補足【作者はテンションの差が激しいです】

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