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遥か彼方の浮遊都市  作者: 神羅
【信仰都市編】
136/185

<薄っぺら>

誰かの願いが聞こえた。誰かが心の中で助けてと叫んでいた。


そうしたら自分の痛みなんてそっちのけで、いつの間にか立ち上がっていた。


守らなくちゃいけないんだ。守らきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ、守らなきゃ。


―――思いはやがて呪いに変わる。


それを体現するかのように、アカツキの心は壊れてもおかしくないくらいの脅迫観念に囚われていた。


「―――難儀なものだな。そんなに守りたいなら、どうしてその刃を取らなかった」


今まで自分だけの闇だった世界に、誰かが来訪する。その存在は、神々しく光を放ち、たちまち自分だけだったはずの闇の世界を照らしていく。


今まで闇に飲まれていて見えなかった景色は、鮮やかに咲き乱れる花畑であった。見覚えがあるのに、覚えていない。不思議な感覚がする光景だ。


「その刃を取れば、少なくとも状況をひっくり返すことくらいは出来たろうに。壊れてまで、その刃を取らなかったのは何故だ」


「...殺したんだ。その光景が頭にへばりついて!―――俺をずっと見ているんだ」


誰かがどこかで俺の顔をずっと見ている。自身の命を奪った俺の行き先を常に監視している。そんな気がしてならないのだ。


そこらじゅうに咲き誇る花の数々が


「助ける助けない以前に。自分がそんな状態でどうする」


「俺のことなんて二の次さ。守らなくちゃ、俺がやらなくちゃいけないんだ」


「ならば、それを鞘から抜いてみろ。お前にとって力を象徴とも言える神器を使わずして、何を守るつもりなのだ?」


いつの間にか、自身の腰には見覚えのある一降りの剣が存在を主張していた。


「......っ」


ゆっくりと、白刃が姿を晒していく。その度に頭にはクルスタミナのものと思われる怨嗟の声が大きくなっていく。


半分ほど抜いたところで、アカツキは幻覚のようなものを見た。


「―――――――――」


目の前でを口から血を垂らしながら、眼球のないクルスタミナの姿が這い上がってくる。


『...すけて』


クルスタミナの顔が突然歪み、激痛に悶えるかのように口から血の塊を吐き散らしながら、アカツキにすがり付いてくる。


「やだ...や。来るな!」


離れても、全力で逃げ出してもそれは付いてくる。どこまでも、どこまでも。


―――あぁ、やっぱり。


――――――誰も、俺のことなんて、許してはくれないんだ。


何かに叩き起こされたように、目が覚める。絶望の夢に苛まれたアカツキを誰かが起こしてくれたのだ。


「......っぁ!」


寝かされていた布団の上から身を起こしながら、ガンガンと痛みを主張する頭を手で押さえる。


「俺は...。確か、突然苦しくなって...。それから......。駄目だ、記憶が曖昧だ」


止まらぬ頭痛と、吐き気に催されながらアカツキは周囲を見渡す。そこで、ようやく近くに人が居たことに気付く。


「あの...。えっと、大丈夫...です、か?」


しどろもどろになりながらもアカツキの容態を心配してくれるのは赤い和服に身を包んだ一人の少女だった。


「その、苦しそうだったので。心配に...なって、ですね」


「...あんたは」


「あ。はい...。すみません。自己紹介してませんでした」


あまり人と話すことは馴れていないのか、その少女は目を泳がせながら、アカツキに自己紹介をする。


「私の名前は天間雫(あまのましずく)って言います。一応、この都市で―――巫女と言われています」


「巫......女?」


どうしてこんな所に居るのかと思いきや、今度は目的であった巫女との出会い。どれも唐突すぎることで、頭の整理が追い付かない。そもそも、昨晩から記憶が曖昧で、何があったのかすら思い出せない。


「えっと...。その、貴方の...お名前は?」


「うん?あぁ、ごめん」


しかし、この状況を見るに、ガルナ達が自分を助けるためにここまで来てくれたと仮定するのが、一番現実的だろう。


もしここが牢屋とかなら、話しは大きく変わるが。自身を縛る足枷もなく、和室に寝かされていたことから、助けてもらったのだと理解する。


「俺の名前はアカツキ。助けてくれたんだよな?」


「その...。私は落ち着かせただけで...。ちゃんと祓えてないの」


「そっか」


確かに心臓には得体の知れない何かが存在を主張している。ということは一時的に落ち着いている、というのが真実なのだろう。


「ところで、ここは?」


「ここは私の部屋です。...その、差し出がましくて申し訳ありませんが、案内、しますか?」


「あぁ。ありがとう。お願いするよ」


そうして、天間と言う少女に続き、目を覚ましたアカツキはこの建物内を歩き出す。


「ここは信仰都市にある神社で、私達がくらしている場所なんです」


「神社...!道理で何か落ち着く訳だ」


「そうですか...!良かったです」


何で自分が落ち着くと言うだけで、喜ぶのか分からないが、あまり茶々を入れるのも失礼だと思い、言葉にするのは止めておく。


「しっかし。立派な所だな。掃除も行き届いてて、埃も見当たらないなんて」


「大人の人達が神経質過ぎるんです。食べ物もいつも毒味、毒味。私にだって落ちつける場所が欲しいんですけど...」


少しだけアカツキと話すことに慣れてきたのか、年相応の喋り方ではっきりと話す天間。その様子を見ながら、アカツキはふと疑問を口にする。


「ここにさ、俺の仲間が居ると思うんだけど。どこに居るか分からない?」


「――――――」


瞬間、穏やかだった雰囲気が張り詰めたものに変わり、少女の口が素早く動く。


「やめて下さい」


「え?」


突然、自分に向けて言われたのか戸惑うアカツキだが、その声が意味するものを僅か1秒後に目にすることとなる。


「―――っ!!」


自身の喉元に突き当てられる刃物と、自身と少女を囲むように現れた狐の仮面を着けた集団。


「私の大事なお客様にそんなことをしないで下さい」


「巫女様。この者は昨晩謀反を起こした者達と同行していた者です。実際に我等が神にも害を為そうと...」


「それはこの人の意思で行われたことじゃない。お祖父様にもそう伝えています。この人は悪い人じゃないと」


「......申し訳ございません。巫女様」


天間に説き伏せられた狐の仮面を着けた男が姿を消すと、それに合わせてアカツキの喉元に迫っていた刃物も離れていき、あっという間に元の平穏が戻ってくる。


「あの人達はいつも神経質過ぎるんですよ。貴方は何もしていないのに、勝手に悪者って決めつけて」


「...そういうこと、か」


今の話を聞いて分かった。決して自分は正規の手段でここへ訪れたのではなく、歓迎されていないということが。


「行かないんですね。大事な人...居るんじゃないんですか?」


「あぁ、俺の仲間が何かしたのは分かってる。その厄介事を作ったであろう奴が俺だってことも大体察しがつく」


出来ることなら今すぐにでもここを飛び出してあいつらの所に行きたい。けれど、ここから出ようとすれば、今度こそ命が危なくなる。


力に大きな制限が掛けられていなくても、あの動きを見ることすら出来なかった奴に、ここを逃げ出しても生き残れるとは思えない。


「あんたが善意で助けてくれたことに感謝してる。だから、勝手に居なくならないよ」


「...そうですか!良かったです。もし飛び出そうとしたら鳩尾に蹴りを入れてでも止めようと思ってたので...」


「案外エグいこと考えるな」


だが、ここで無意味に争うことが無くて良かったと本当に思っている。


『また殺さなくて済むからか?』


―――黙れ。


自身の内側から語り掛けてくる声をアカツキは捩じ伏せる。最早会話をすることに躊躇いはない。それほどまでにこの声と自分は溶けきってしまっている。


「―――声ですか」


「え?なんて?」


「私が祓えなかった理由がその声なら。それは貴方が絶ちきらなければいけないものです」


聞こえている。感じ取られている。今のアカツキの心の中で行われたことを完全に見透かされているのだ。


「聞こえてた、のか」


「えっと...ごめんなさい。やっぱり気持ち悪いですか?」


「いいや。それがあんたの意思でやったことじゃないのは分かってるよ」


ここはある種の増幅装置のような場所なのだろう。巫女としての力を高める為に用意された神を奉る社。それが信仰都市の中枢に存在する。


二人の沈黙により静まり返った空気を打ち破るように、グーと誰かのお腹が鳴る音が響き渡る。その音の出所がアカツキではないのなら、その音の出所は...。


「あ、えっ...と。まだ、朝御飯食べてなくてですね...」


顔を赤らめて俯きながら天間はボソボソと呟く。その光景に苦笑いしながら、アカツキは彼女をフォローする。


「俺のこと見ててくれたんだよな...?そりゃあ、お腹も減るさ」


「...はい」


恥ずかしそうにしながら、居間へ向かった天間に続き、アカツキも懐かしそうな表情でその部屋を眺める。


「へぇー。ここまで再現できたんだな」


「再現ではありませんよ。ここでも和というものは大昔からありました。実際にお侍さんも居たみたいですし」


「それは初耳だった」


「そうですよね。ここは閉ざされた場所なんです。ここの文化が他の都市で取り入れられてることは無いんだと思います」


ここは何かが引き寄せられる場所、そう天間は説明した。昔から、それこそ信仰都市と言われる前からここには異世界と言われる場所から人が流れ着いていたらしい。ただ、他の都市にたどり着いた者達と違って、この都市に流れ着いた来訪者達には前世。つまりは元の世界の記憶が曖昧なのだと言う。


ただ、その代わりだとでも言うような稀にだが強い力をもったいな人間が現れるのだと言う。それはかつては戦場を駆け抜けた一騎当千の力を持ったいわゆる武将と言われる者。


今は巫女と言う形で、先代が選定した女の子が育てられ、巫女の座を継ぐのだという。


「凄いな...。そんな歴史のある場所なのか、ここは」


「そんなすごい場所でもありませんよ。ここは多くの犠牲の上に積み上げられた...」


天間の言葉を遮るように、障子戸が開かれ、老けているが、威厳を感させる存在感を放つ一人の老人が入ってくる。


「雫、お客人が起きていたのなら先に言いなさいと言ったでしょう。お茶菓子の準備をしていたというのに、部屋に誰も居なかったから、驚いたではないか」


「あ、ごめんなさい。お祖父様」


「まったく...肝心な所が抜けているのだから、心配でしょうがない」


「私だってもう子供じゃないんです。そんなに甲斐甲斐しく世話しなくたって...」


「それじゃあ、どうして忘れていたのか、説明できるか?」


それに言葉を詰まらせて、悔しそうに唸る天間にため息をついて、老人はアカツキの前の席へ座る。


「娘が迷惑を掛けなかったかね?()()()()君」


「......。いえ、それどころか助けて貰ったんですから、こちらが迷惑をかけてしまいました」


「それは雫の善意さ。苦しんでいる君を見て、居ても立ってもいられなかったらしくてね。夜遅くだと言うのに、君を助けようとしていた」


目の前に座る老人と話すアカツキの背中には嫌な冷や汗が滲んでいた。それを顔に出さずに、平静を装いながら差し障りのない程度に会話をしていると、その老人は。


「雫、私の部屋にお茶菓子があるから持ってきなさい。それくらいは出来るよな」


「それくらいお茶のこさいさいです」


何故か自信満々に飛び出した天間を見届けると、先程まで優しい老人を感じさせていた柔和な顔が、部屋に入ってきた時に見せた表情に変わる。


「さて。少しだけいいかな?―――紫雲君」


「なに。まさか俺のストーカーとかですか?そこまで調べといて聞くことがあるとは思えないんだけど」


「ということはやはり。君が予言に記されていた少年か」


予言。それと同じ単語を今まで何度も耳にしてきた。全てを見通しているかのように、事あるごとに現れる予言者の存在。


「それで、二人っきりになる状況を作って何をするつもりで?」


「出来ることなら今すぐにでも始末する。だが、この重要な時期に娘に要らぬ負担を掛けたくはない」


おそらくこの老人は強い力を持った人間ではなく―――。


「そこら中に隠れてやがるな...」


「おぉ。やはり気付けるのか。ならば話は早い。―――もし叫ぶようなら即座にその首、地に落ちると思え。それ以外にも怪しい動きを見せるようなら、分かっておるな?」


辺りから向けられる殺意の混じった無数の視線。


それを感じ取って、アカツキはここでは余計なことをしないように慎重に行動するしか方法が無くなった。


―――力ある者を引き連れる者。つまりは実質的にこの都市を支配する存在。


それがこの男の正体だろう。


「まさかあの御方が貴様のような者を気に入るとは思わなんだ。貴様のような―――歪みきった存在をな」


「歪んでる...?」


「それにすら気付けんとは。己の中にある異物に貴様はまだ気付かないのか?」


異物、そんなのは既に言われている。あの時、己の中に別の魔力が存在を密かに主張していると。


「かつては別々の物だったようだが、今のそれは同化しかけている。昨晩、貴様が無意識の内に我等が神に牙を剥いたのはその存在の影響だ」


「そんなことを...。どうして、俺に?」


「己の犯した過ちくらい認識していろ。それはたとえ誰かに掛けられた呪いのようなものであっても、そこまで成長させたのは貴様の甘さだ」


知らないところで起きていた知らない出来事。その原因の根源に当たるのが、アカツキの甘さであり、弱さ。そのことをクロバネも知っていた。


だからこそ、随分早いと彼は表現した。彼との接触の後すぐに起きた発作のようなもの。それはいずれは起きるものであったとしても、僅か一日足らずで起きるものではなかったのだろうか。


「アカツキ、お前はここで大人しくていろ。決して、変な気を起こしてくれるなよ」


「それは約束できない」


瞬間、アカツキの首を跳ね落とすかのように首筋へと刃が伸びる。


その出来事に怖じけることなく、アカツキは目を見開きながら言う。


「―――俺の仲間に手を出すようなら、俺が死んでも、お前らを呪い殺すからな」


そして、アカツキの体から漏れだした黒い魔力がその刃の持ち主に触れた瞬間、狐の仮面を着けた男は刃を壁へと放り投げ、首を絞められたように座敷の上で悶え始める。


「運べ」


それを見ても焦るでもなく、情を見せるでもなく、その老人は倒れた男を運ばせる。


「蓄積か」


そして、老人はポツリと言葉を溢す。


「自身に関わった者、例えば医者や、触れた者からお前は僅かに魔力や、記憶、その他多くを自身の肉体に取り入れる。雫が行った厄払いの儀式の最中、呪いすら自身の血肉とする。本当に―――酷な力だな」


その時、初めて老人がアカツキを悲しむような目で見る。


「それはお前の意識ではなく、勝手に行われる行為だ。見たくもない物すら見てきただろう」


アカツキはそれに思い当たる節があるらしく、顔を俯かせた。


「制御しろ。それは無意識の内に行われることだろうが、お前の力であることに変わりはない。もし、今後も人に関わり続けることを選ぶなら―――地獄を見るぞ」


老人はそう言って、アカツキへ忠告する。蔑むような目は、小さい子供を守るような目に変わっていた。


「あんた、苦しくないのか」


「苦しくなどない。先代に比べればな」


老人はこれ以上話すことは無いのか、部屋を後にしようとした時障子戸が開かれる。


「おや、雫。丁度良かった。私は今から出掛けるから、あまり遠くへ行かないようにね」


「分かりましたお祖父様...。行ってらっしゃい」


そう言って、彼女は手に持ったお茶菓子をアカツキの座る場所へ持っていく。


「お祖父様と何のお話をしてたんですか?」


「世間話ってところだな。お前のお祖父様って物知り過ぎて、ちょー恐かったよ」


「歳を取るとね、体は動かなくなるけど、知識と経験はたくさん積めるって、言ってた」


知識、それにしてはたくさんのことを知りすぎている。そして、経験とは...。


アカツキは聞いていた悪い噂を考えようとしたが、それが結び付く結果を見たくないが為に思考を止める。それ以上考えてはいけないのだ。


そうしたら、今すぐにでもここを飛び出して行かなければならない。


今はここに留まり続ける。この少女の目が届く範囲が自身の生存圏、そこから出ればさっきの言葉通り、死んで尚あの狐の仮面を着けた集団を呪い殺さなければならなくなる。


「顔色、悪いですよ。本当に何も無かったんですか...?」


「―――何もないよ」


「そうですか」


アカツキはそうして、天間が用意してくれたお茶と、持ってきてくれた菓子を食べ、一時の休息を得るのだった。


「なぁ、天...いや、雫?どっちで呼べばいい?」


「雫で良いですよ。下の名前の方が聞きなれていますから」


「じゃあさ、雫は何年前にこっちに来たんだ?」


自己紹介の時点で隠すつもりもなく、自身の本名を伝えた雫にアカツキは核心へ一歩迫る質問をする。


「七年前、丁度十歳になった時です。昔の記憶は覚えていない、両親の顔も知らない。ただ、私の記憶の中には名前だけが残っていました」


「記憶を...?」


雫で四人か五人目だろうか。同じ世界の住人は多くこの世界に訪れていたが、それでも彼等は記憶を持っていた。だが、雫はいつの間にか知らない世界に来ていて、覚えていることは名前だけ。


きっと、不安だったろう。辛かったろう。その苦難を乗り越えて彼女の今があるのだとしたら。


「―――――――――」


何も言えない。雫のお祖父様と呼ぶその人間が汚れている人間であると言うことを。それを言ってしまったら、彼女の幸せは簡単に崩れてしまう。


「私の先代、加奈様が拾って、お祖父様が育ててくれなかったら、私は凍え死んでいたかもしれません。だから―――とても感謝しているんです」


屈託の無い笑顔。その笑顔が絶望に彩られてしまう。そんなの、あまりにも悲しすぎる。そんなこと、―――したくない。


たとえ、この状況を打破できるきっかけを作れたとしても、彼女には深い傷を残すことになる。


「そっか、良い...おじいちゃんだな」


「はい。ちょっぴり怖いけど、とても優しいんです」


言葉が詰まる。何を言っていいのか分からなくなってしまう。だが、その事を彼女に分かられないように心は平静を保ち、表情は笑顔のままだ。


そんな薄っぺらい笑顔を取り繕う自分に―――吐き気がするのを何とか堪えるしか今は出来ることが無かった。

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