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遥か彼方の浮遊都市  作者: 神羅
続章【学院都市】
121/185

<さよならの言葉を>

地に膝をつき、血の塊を吐き出す。感覚の無くなっていく四肢を無理やり動かして、空から降り注ぐ光の槍を回避する。


足がもつれ合い、その場で倒れ込むと容赦なく腹部を光が貫いていく。


「っ―――!」


声にならない声を上げてガルナは吐血し、ぼんやりとした視界で空の上からこちらを見下ろすガブィナを見て、薄く微笑む。


「ガブィナ...」


光が右腕を吹き飛ばすが、上位者の憑依に度重なる激戦、体は感覚を失い、既に痛みを理解できるだけの頭も残っていない。


それでも、涙が溢れる。嗚咽がこぼれる。


どうしてだ。あの日、両親を殺された時にこんな感情は捨て去ったはずなのに。───どうしてもこうも、悲しいのだろう。


悲しみという感情は人を弱くするだけで、何も与えてはくれない。


何もせずに一日を無駄に過ごすだけの下らないものだ。涙も、苦しみも、悲しみも、全てあの日に枯らしたと思っていた。


弟を救うのも自分に出来ることくらいでしか思っていなかったはずだ。それなのに、―――どうしてここまで悔しいんだ。


「あぁ―――そうか」


ようやく、人というものを理解できた気がする。


どれだけ自分で強くなれたと思っても、実際は強くなんてなってないし、悲しみなんて不必要だと思っていても、結局は人が生きるには感情というものは捨てることは出来ないのだ。


全部全部、自分でそう思い込んでいただけで、結局はガルナという人間は弱くて、どうしようもなく下らない。


「涙か、弟の体を使って殺されるのはさぞかし悔しいことだろう」


見下すようにガルナの血に濡れた体躯を見る。人間という生き物は崩れやすく、いとも簡単に壊れてしまうというのに、この少年だけは違っていた。


こんなにボロボロの体になっても、まだ体を動かしている。呼吸をして生き長らえている。


だが...。


「所詮は人間さ。心臓を貫けばその惨めな生にも終わりが来るだろう」


指先に光を圧縮させ、地上で伏しているガルナの心臓を貫くために圧縮された光を放つ。


空から向かってくる光は、目では追えないほど早いはずなのだ。しかし、あの光はゆっくりとガルナに迫ってくるように感じられた。


『いいのか。受け入れても』

(何をしようと結果は変わらないさ。あれを防ぐだけの魔力は既に残ってはいない。そうだな、絶体絶命というやつだ)


『死ぬというのに、随分と落ち着いているんだな。本当に枯れ果ててしまったか?』

(...いいや、本当は悔しくて仕方ないさ。心残りは数えきれないくらいある。それを思い出したら、きりがない程にな)


常に未来を知るというのは難儀なもので、何かを救うときには何かを切り捨てなければいけない。片方を救えば、もう片方の誰かは最悪の未来を迎えることになるのだ。


そう、それは今も現在進行形で過ぎ去っていく。


もう、動かない。考える頭も残っちゃいない。


思考が...停止......して、いく。


視界を光が包み込み、ガルナは意識を手放す。胸元にある黒い輝石が僅かに輝き、空から見下ろす上位者へと。


『―――さよならだ』


───そして、赤く染まる。


......。


唯一残された安全圏、巨大な屋敷に身を隠す人々は結界によって窓の外の景色が遮断される寸前あるものを見た。


遠くから進行する巨大な何かと、反対方向から現れる無数の影を。


ジャックスが行った結界による外界の景色のシャットアウトが少しでも遅れていたのなら、屋敷に残る人々は完全に希望を捨て去っていただろう。


その一瞬でしか確認できなかった為、完全には何かが近づいていると判断することは出来ないのだ。


「危なかった。もう少し結界を張るのが遅かったら取り返しがつかないところでした」

「やはり...。近づいているのですか?ジャックスさん」


ジャックスにリリーナからの言伝てを伝えた男がジャックスに問いかける。グラフォルが危惧していた新たな敵の集団が近づいているのかと。


その問いかけにジャックスは静かに頷き、答えとする。


「外界から数えきれない黒服、反対側からは巨大な魔力の塊とそれを守るように配置された人が近づいてきています。巨大な魔力の方は魔獣で間違いはないでしょう。進行速度は遅いのですが、確実にこちらへ接近しています。もう片方はあと五分程で到着すると思います」


「防衛はたった二人...。大丈夫でしょうか」

「信じるしかありませんよ。僕達に出来るのはそれくらいです」


屋敷の裏手を防衛するためにグルキスは屋敷の結界が張り巡らされたのを確認したあと、姿を現す。ところどころでナナ達のフォローをしていたが、最終的に誰も怪我人が出ることなく済んで良かったと安堵する。


「さてと...。あの子達が頑張ってくれたんだ、僕も頑張らないとね」


屋敷の正面で敵を待ち構えるリリーナの実力も先程の戦いで把握できたつもりだ。迷ってはいるが、それでも彼女は十分強い。焦点の防衛は余程のイレギュラーが登場しない限り安心できるだろう。


となれば、最も重要視されるのは第二の門、屋敷の裏手を防衛するグルキスの方にある。敵も闇雲に突っ込んでくるわけではない、先の戦いで得た情報を下に第2波を送り込んでくることだろう。


一体どのような方法で攻めてくるのか、それを考える時間など残されていない。―――そう、一秒も残されていなかったのだ。


「な...!」


突如として起きる地面の陥没、そして下から姿を現すは巨大な魔獣。当初の予定では魔獣が襲来するのは黒服の集団のあとのはずだ。


地面の底へ落ちていく瞬間、グルキスは辺りを見渡す。一分もしないくらい前にイレギュラーの登場による敗北ならあり得るという考えをしたばかりだが、最悪な状況が起こってしまった。


魔獣に対して正確な敵の情報を埋め込ませ、更にはこの巨体を移動させる力を持つ者がいるはずだ。


思考を回転させる。どうすればそんなことが出来る。意思を持たない人形ではなく、ジューグの権限によって命令を下すことが許された者でもない。


となれば大方相手の特徴は見当がつく。

片足に義足をつけ更には自身の能力を向上させる者達、リリーナが相手にした少女は虫と会話して常人ならざる力を振るったという。


そして、自分がこの手で殺した女は他人の体を乗っ取り我が物顔でその者の力を振るう者。


どれも魔法とはかけ離れた力を持っていた。


「おっかしいなー、情報ではここを守っていたのは複数の少女達って聞いてたんだけど」


グルキスが探していた人物は地上になど存在しなかった。声の出所はグルキスの下、それも魔獣の口からだった。


「ま、いいや。妹がちゃんと殺してればこの屋敷を制圧する必要もなかったんだし、お兄ちゃんとして僕が皆殺さないと」


姿は見えない。だが、声を出所で大方の位置は把握した。下にいるなら話は早い。


「潰れろ」


一瞬、空間に歪みが生じると魔獣の口がひしゃげ、体が圧迫される。奇怪な声と共に魔獣の体はあっというまに押し潰され、内臓や体液が辺りに散らばる。


「残念、そっちは複製体でした」


やはり唐突にそれはやってくる。空を見上げるとそこには巨大な口を開けてグルキスを飲み込もうとする魔獣の姿、そして空から降り注ぐ無数の黒い影。


「妹を殺してれば良かったのに。おかげでお兄さん達の場所は筒抜けだよ」


「そういう...ことか!!」


この襲撃を企てた人間の姿が見えない理由、それは遠くから指示を出している訳でもなければ、どこかに姿を隠している訳でもない。


最初からここにいた。自分を食らおうとしているこの魔獣そのものに何らかの方法で宿っている。


そして、妹とはリリーナが生かしていたあの義足の少女に違いない。今は屋敷の中でアオバに見張られているあの少女は虫、いやもしかすると指示を出せたのは虫だけではないかもしれない。その力を昇華させていけばいずれは生物全てに、自分の指示を聞かせることが出来たのかもしれない。


そして、その兄と思われる人物の力は。


―――生物に自身の意識を植え付け、自在に操ることが出来る、憑依の術。


グラフォルがアカツキから事前に聞いていた情報では学院都市に来る前、魔獣に襲われた際に分裂することによってその速度を増していたという。


「僕を探して殺そうとしたって無駄だよ!だって、僕はもうこいつに食われてるんだからさぁ!!」


圧倒的な自信を持っている。そう、この状況で自分が負けるとは思ってもいないのだ。


「君、まだ子供だろ」


少女の兄ならばどれだけ年が離れていても何ら不思議ではないが、この言動からしてこの声の持ち主は十代、それもかなり前半の子供だろう。


「だったら、どうだって言うのさぁ!!」

「力の発動条件はその生物に自身を食わせること。となれば君はそれを扱うのは初めてになる。経験や技術が無ければ、それ相応の知恵を持っているものだが...。―――残念だったね」


自身が有利だと誤解してしまった。魔獣が持つ無尽蔵の魔力を手に入れてしまったからか、それとも元々そういう人間なのか分からないが、油断してしまった。


標的が定まらないこと、それがグルキスにとっては最も大きな壁だったのだ。この力を無差別に振るえば無駄な被害が出るばかりなのだから。


目標は目の前に大口を開けて存在している。分身であろうと魔獣であろうと、人であろうとやることは変わらない。


―――押し潰せ。


「え?」


少年のあっけらかんとした声と共に魔獣の口が勢いよく閉じられる。いつの間にか魔獣の巨体の上に立っていたグルキスは静かに魔法を発動させる。


『グラビティ』


ひしゃげる、潰れる、抗うことの出来ない力に押し潰され、魔獣の巨体は地面の奥深くへと勢いよく落下していく。


しかし―――。


「偽物、だろ?」


いつの間にか背後を取っていた魔獣を片手で触れ、いとも容易くあしらう。


「くそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそくそぉ!!」


少年の苛立たしげな声と共に今まで地面や草むらやらに分離して隠れていた魔獣が一ヶ所に集まっていく。


ものの数秒で数倍にも膨れ上がった肉体と魔力量、魔獣との融合が深くなった為か、ノイズがかかっている声で叫び、グルキスの頭上から見えない刃を振り下ろすが、急激な肉体の変化により制御が出来なかったのか刃はグルキスを切り刻むのではなく太いだけの棒同然の形でグルキスを吹き飛ばすに留まる。


最初の出現地に開いた大穴に落下していくグルキスを見て楽しそうに笑い、見えない刃をそこら中に叩き付ける。


だが、不完全とはいえ決定打になったのは確かなはずの攻撃を食らったはずのグルキスは大穴から浮遊して地上に戻ってくる。


ただ力を増幅させるのではなく減少させたのだろう。重力を操り、大穴からの帰還を果たしたグルキスが右手を魔獣の方へと向けると何十倍もある魔獣の巨体が彼方へ吹き飛ばされる。


膨大な重力の渦が魔獣を飲み込んでいき、体液が花火のように辺りにばらまかれる。体を魔獣の体液で濡らしながらグルキスは冷徹な目で二、三分前まではあれほど巨大だったにも関わらず、靴ほどのサイズまで小さくなった魔獣を見下ろす。


「見下ろすな...、見下すなぁ!」


グルキスの足へ噛みつくもそれは小さな傷跡を付けるだけ、そのまま振りほどかれ、地面へ投げ出される。


「痛くはないよ。君は人に戻ることは出来ないから」

「黙れ、黙れ黙れ黙れ黙れ!!」


「君はこれっぽちも悪くないんだ。彼女が君とその妹に不完全な力を与えたばかりに、君はこうなってしまった。本当は、二人で草原を走り回っていただろうに。苦しむくらいなら一思いに。―――さようなら」


静かに魔獣の体は押し潰され、雨がその体液を押し流していく。


知っていたつもりでも、ジューグは予想以上に腐っていた。十代半ばにも満たない少年少女に実験をし、力を与える。それも妹には全うな人生を歩ませるつもりはなく、その兄にはこの場限りの使い捨てのような力だ。


グルキスは踵を返して、屋敷へ戻ろうと背を向ける。


「―――?」


―――本当に一瞬の出来事だった。


突如として右腕を喪失感が満たし、その一秒後に真っ赤な鮮血が空へぶちまかれる。痛みが遅れてやってきて、ようやく事態を理解する。


布石だった。先程の奇襲は時間稼ぎにしか過ぎなかったのだ。たった三分程度の足止め、そのために少年の命は利用された。全てはこの時のため―――!


「流石ですね、貴方ほどの使い手となれば右腕を失ったごときでは取り乱しませんか」

「おやおや、誰かと思えば。アカツキが心配してるぞ、サティーナ...」


あまりにも部が悪すぎる。この女を相手に、魔法は意味を持たず、触れられれば魔力の逆流、はたまた暴走か、ともあれ全うな死に方は出来ないであろう。


人であれば誰もが持っている魔力に干渉するという、まさしくジューグが産み出してきたバケモノの中でも更に完成された化け物。


「今回の目的は貴方を殺すこと。ジューグ様はこの都市よりも貴方のことを危険な存在と見なしました」

「それは光栄なことだね...」


どうやって切り抜ける。背中を向ければ確実に殺される。戦っても魔法を無力化される以上負けるのは必然。


「その様子を見るに、記憶は戻ってきたようだね。どうだい、アカツキと過ごした時間は。君の地獄のような過去を、彼は洗い流してくれたはずだ。当たり前の日々を当たり前に送れる幸せを知ったはずだ、教えてもらったはずだ!それなのにどうしてそこに立っているんだ!!」


「ええ。メモリアによって記憶を戻されていない私はアカツキさんとの記憶も所持しています。ただ、それだけです。あの一時は夢のようなもの。そう、ただの夢に過ぎない。私はジューグ様の命じられるままに目的を遂行する人形、感情なんて必要ありません。希望も、夢も、幸せも、何もいらない」


「......っ!本当に君はそう思っているのか」

「ええ」


ここまで、変わるのか。昔のことを思い出しただけで、サティーナは幸せを得ることも、夢を見ることも、希望を見いだすことすら出来なくなってしまうのか。


「なら、連れ戻すまでだ。アカツキの前でそれと同じことが言えるのか...!」

「どうやって?貴方の魔法は既に私には無意味です。そして、私が一度でも触れればその触れた箇所は使い物にならなくなる。勝ち目など万が一にも無いように思えますが」


なんで、僕はここまでアカツキの為にしてやれるのだろう。ふと、そう思ってしまう。そして、答えは簡単だった。


彼は人を惹き付けるのだ。最初に会ったときは嫌悪感すら抱いたはずのアカツキは農業都市での激戦を経て、大きく変わった。どうしようもなく優しくて、お人好しで、他人のことを自分のことのように思える。


彼のためなら多少の無茶は出来ると誰もがそう思ってしまうほどに。


「もちろん、僕らしく戦わせて貰うよ」

「負けると分かっていても?貴方も本当は理解してるはずです。私には歯が立たないと」


「そんなのやってみないと分からないだろ?」

「話すだけ無駄ですか。それでは任務を遂行します」


(多少の無茶...か)


少しだけ笑みがこぼれてしまう。これは、多少というか、これは無茶すぎるだろうと。


けれど、これでいい。誰かの為に戦うなんて、―――お伽噺の主人公みたいじゃないか。


そして、―――真っ赤に染まった空を最後に目を閉じた。

屋敷の中は人で入り乱れ、老人や子供の介護のためにメイドが走り回っていた。その中で屋敷を防衛をしていたナナ達は特別に一室だけ貸してもらい、休んでいた。


魔獣との激戦でボロボロになったミクはベッドの上で包帯を巻かれて、静かに眠っていた。その隣ではラルースがミクの手を握って静かに眠っていた。


「風邪、引いちゃうよ」


親友が風邪を引かないようにリナは毛布を肩にゆっくりとかける。その様子を見ながらナナとクレアは話していた。


「本当に頑張ったよ。ミクなんかこんなボロボロになるまで魔獣を引き付けてたんだ、私たちもやれることはやった。クレア、大丈夫だって。あとはあの人たちが何とかしてくれるんだし」

「けど。アカツキさんはどこかで今も戦っているんです。それなのに、私だけこんなとこで休んでていいのかなって」


この中にいる人は殆んどメモリアによる記憶の改竄を受けており、クレア以外はアカツキを覚えてはない。他者の心を覗き、断片的な記憶を取り戻したラルースとは違い、クレアは完全に思い出してしまっているのだ。農業都市で無茶をした時のように、アカツキはまたとんでもない無茶をしているのではないかと思っている。


「不思議なことね。私は五組の委員長として全員の顔と名前を覚えているのに、そのアカツキって子と、ここにいるミクって子も覚えていない。それなのに、この子を見ているとどこか知っている。おかしなことだらけよ」


サネラはため息をついて、椅子へ腰掛け、細かな記録を残していく。


「知らないようで」

「知っている」


双子のサラとララもミクのことを不思議そうに見ている。誰もが嘘のようなことだと思っているけれど、これは現実なのだ。


そう、突如として崩れ落ちた平穏な日々も、流れた人の血と、戻らない無数の命も、全てが現実なのだ。


「ナナちゃんは、大切な人が無茶をしていたらどう思いますか?」

「...どうだろうね。本当は無茶なんてしてほしくないんだろうけど、その人がそうしたいと思ってるなら、私には止められない。だから、多分私はこう思うだけだよ」


「―――信じてる。ってね」

「強いですね、ナナちゃんは」


「そんなことないさ。私は私なりの考えを持ってるだけ」


なら私は信じます。この長い戦いが終わり、もう一度平穏が訪れることを。


―――アカツキさん、貴方の笑顔がもう一度見れることを。

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