プロローグ的なことを言って帰る
話はかなり思いつきで書いたので内容がメチャクチャです。
桜ヶ丘高校。
それはどこにでもある普通の高校。
そんな高校のある放課後、とある文芸部の部室で部活に励む高校生5人がいた・・・。
「って、どうしたんだ沙織。急にラノベのプロローグでありそうなこと言いだして?」
「え、何か言わないといけない気がして!」
「そうですよ!兄さん。これは何でか言わなきゃいけないことなんですよ!」
どこかのアニメやラノベみたいなセリフを言う沙織に対して駄目だしする楓。
それに対してにこやかな笑顔で答える沙織とそれに賛同する朱里。
そこから3人でどうだのなんだのと語るが話が中々まとまらない。
「「「ねぇ、泉 (ちゃん)どう思う?」」」
なので声をそろえて3人は泉に答えを求めることにした。
「別に言う必要はないんじゃ・・・。というか葵先輩も見てたんだったらなんとか言ってくださいよ・・・」
泉は少しあきれながら答えつつあれだけうるさくしている3人に対して何の反応もしなかった葵にため息をつく。
「・・・・面倒」
「面倒って・・・以外と大変なんですよ、ひとりであの3人の相手するの・・。助けてくださいよ・・・」
少し泣きが入る泉。
それでも返ってくる反応はつめたいものだった。
「・・・・無理」
「は~・・・もういいです。で、今日は何の集まりなんですか?沙織先輩」
返ってきた返答に諦めつつ、そういえば今日は何の用事で集まったのか沙織に泉は聞いた。
今日ここに皆を集めたのは沙織なのだ。何で集められたか何も聞かされていなかった泉は正直何の用事で集められたのか聞きたかったのだ。
「う~んとね。なんだっけ?忘れちゃった♪でもラノベの冒頭みたいなセリフできたし満足したからもう解散。お疲れ様!」
「・・・・え?」
忘れちゃった宣言、しかももう満足したから解散。沙織の発言はかなり破天荒なものだった。
「なるほど、じゃあ帰るか朱里」
「はい兄さん」
「・・・・」
なぜか納得して解散宣言をあっさり受け入れさっさと帰る楓たち。
ちなみに泉はさっきの発言を理解できず思考が停止していた。
「・・・え?え?ええええええええ~」
そして思考停止から復活した泉の声は誰もいない部室にこだまするだけだった。
次はもうちょいまともにかけるようにしたい。四コマみたいなのりで書いてるので1話1話短い感じで書いていくつもりです。話しにつながりはない感じ。