表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/32

〜それから努力して成長して〜

僕は恩返しのために頑張るんだ

そのために!



「お父さん!!」

「どうしたんだアーシャル?」

「お父さんって昔冒険者?ってやつやってたんでしょう?僕もお父さんと同じになりたい!どうやったらなれるの教えて!」


さてお父さんは教えてくれるかなー


「なるだけなら簡単だ。だけど冒険者になって魔物を狩ってお金を稼ぐことはとても大変なことなんだ。ひょんな事で簡単に死んでしまうこともある。アーシャルは賢いから冒険者にならずに安定して、堅実な仕事について欲しいって思ってるんだ。」

「でも危ないならお金いっぱい貰えるよね?なら僕はお金いっぱい稼いでお父さんと楽しく暮らせるようになるんだ!その為にお願いがあるんだ!!お父さんは冒険者の時に剣を使ってたよね?僕に剣術を教えて!!」


何か出来る事を今のうちに見つけないと本当に死んでしまうからな!

頼む教えてくれ!!


「アーシャル。冒険者以外は考えてないのかい?」

「考えてない!」

「そうか、なら明日から訓練を始めるぞ!」

「分かった!ありがとう」

「分かったなら早く寝ろ」

「はーい」



このやり取りの5分後に俺はしっかりと言いつけ通りに寝た。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ハァハァ


ハァハァ


ヤバイ!キツすぎる!!何だよこれこんなにきついもんなのか?

5歳児の体にしても異常なんじゃないか?!


アーシャルは翌日朝起きて朝食をとった2時間後にクランチェストに稽古をつけてもらっていた。しかしその内容はとても5歳児に課すような稽古内容では無かったのた。軽く体を温めた後は3時間ぶっ通しのランニング。そのあと5分の休憩を入れ1時間の魔力増強訓練、この魔力増強訓練は一見楽そうだがかなりキツイ内容だ。魔力を感じされる為に無理やりクランチェストの魔力をアーシャルの体内に送る、その際にかなりの激痛が伴うのだ。

これに耐えられたのはアーシャルの覚悟があった故である。



「アーシャル。本気で冒険者を目指すなら本気で死なないための訓練をしなければならない。これが現実だ、それでも諦めないかい?」

「諦める訳ないじゃん!!」

「ハハ!いつかお父さんを優雅に暮らさせてくれ。」

「一年後には」


バチッ!


「調子にのるな。あと10年は早い」

「10年間しっかり待ってて!!そしてデコピンすんな」



いきなり普通にタメ口で言われた為にクランチェストはびっくりしたが笑ってごまかした後今日の訓練は終了との旨を告げてアーシャルと一緒に家に帰った。






どうですかね?

感想欲しいです


ソワソワ

(・∀・)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ