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5年後


ザッザッザッザ


「おーい、アーシャル〜離れんなー」

「あはは、お父さんおそ〜い!僕の勝ちだあぁ」




アーシャルが捨てられ、拾われてから5年が経った今は父親と仲良く暮らしていた。父親の名はクランチェスト・バミルと言う。

バミルという苗字があるが別に貴族というわけでは無い。この世界カルダモンでは地球と同じ皆苗字、名前を持っている




「アーシャルもう日も傾いて来た、食事の時間だ。家に帰るぞ」

「うん!あ、お父さんお父さん、今日のご飯は何〜?」

「ん〜?畑で採れたニンジャンのスープはどうだ?」

「ニンジャんのスープ?やったーあれ大好きなんだあ」




この5年間、クランチェストはアーシャルに自分が捨てられていた所を引き取ったと言う事を話していなかった。自分だけ隠し事をしていて良いのだろうかという思いが渦巻いていたのだ。








自分だけアーシャルに隠し事をしていていいのだろうか......……




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


クランチェストが寝た時アーシャルは





ふーっと、今日もおとうさんを騙していて辛いよ、俺は捨てられた事を知っているよ、拾ってくれた事を知っているよ。ごめんお父さん、僕はアーシャルだけどアーシャルじゃ無いんだ。



ここじゃ無くて、地球では







長井(ながい) (けん)

って呼ばれていたんだ。だから、僕を救ってくれた恩返しとして、長井剣としてお父さんを支え、



僕を捨ててお父さんに迷惑をかけた世界にお仕置きだ....



どう?

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