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一ヶ月後〜テンプレ2〜

少し飛びます



シルフィアとゴーシュさん達との本格的な訓練が開始してから一ヶ月が過ぎた。

一ヶ月という期間は長い様に感じるが全く長く感じず寧ろ毎日が充実していて短い様にさえ感じていたのだ。そして学園の入学試験も後数時間となった。つまり今日だ。



「シルフィア、試験の合格は出来るだろうけどその後の生活が心配だよ。友達の事は勿論のことだけど本来の目的の冒険者に役立つ事が見つかるのかって事なんだよ」

「それは問題ないと思いますけど、アーシャルは学園生活の何が心配なのですか?」

「絡まれそう」

「シンプルな答えですね。考えても仕方ありませんし、学園に行きましょうか!」



2人はそれぞれ学園住む為の身支度を始めた。ちなみに学園は全寮制だった。2人がその事実を知ったのは今から1週間前だった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



「シルフィア!学園のことなんだがな?言い忘れていた事がある。実はな?全寮制だったのだ」

「えぇぇえ?!今それを言うのですか?!遅すぎではありませんか!何故もっと早く言ってくれなかったんですか!……はぁ。お母様が帰ってきたら家族会議をします」

「シ、シルフィア!それ、それだけはやめてくれませんか?」

「ダメです」


ギルディは魂が抜けた様に情けなく座り込んでしまった。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




「帰省したら絶対に家族会議ですっ!」



全寮制だった事伝えられた



「シルフィアーー!準備出来たー?」

「出来ましたよ!それでは行きましょう!」






2人は身支度を終わらせ屋敷の玄関前まできていた。そこにはメイドが2人とギルディがいた。

護衛達はしばらく大きな仕事があるらしく、2週間ほどまえから何処かに行っている。


「シルフィア、お前の魔法なら学園でだって充分にやっていけるはずだ。誰にも負けないつもりでいなさい」



この屋敷にいる時はシルフィアがいることもあり立場が低くアーシャルは威厳のある姿を見た事がなかった。それがどう言う風の吹きまわしかシルフィアでも中々見た事のない真剣な表情をしていた事もあったかアーシャルはその光景を驚いた表情で見ていた。



「自分に限界が来たと思っても、それを信じてはいけない。自分を信じない事はこの世で唾棄すべき事だからだ」


今度はかなり強い口調でシルフィアに忠告していた。シルフィアは初めて強い口調で言われたのかしらないないがかなり驚いた表情をしている。



「アーシャル君もなるべくシルフィアの力になってやってくれ。これは俺のお願いだ、そして君も!全力で学園を謳歌したまえ」

「……!!分かりました!!!」


そしてキルディはメイド2人に向き合った。


「お前達もしっかりとシルフィアのサポートをしてくれよ」

「「勿論でございます。旦那様」」

「では行ってこい」


キルディは温かい言葉を俺達送ってその場を後にした。



「ではアーシャル、行きましょうか?」

「行きましょう!」


メイドを含めた4人は学園に向かって歩き出した。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



キルディはアーシャル達が去ったのを確認すると唐突に屋敷の影に向かって話しかけた。


「おい、あいつらの動向をしっかりと確認して、危険が迫ったらなんとなく助けてやれ」



「……ハッ」


影から返事がしたが声の主の姿はどこにもない。直ぐに気配も消えたがキルディは影に微笑んでいた。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




キルディと別れて30分が過ぎ、アーシャル達は学園に向かって王都の1番賑わいを見せている区画を歩いていた。


「シルフィア学園ってさ貴族街みたいな感じの所を通らないといけないの?」

「まぁ、由緒ある学園ですからね。創立300年らしいので」

「らしい?」

「詳しい年数は分かっていないんです。いつのまにか出来ていて生徒を集め出したとかそのくらいの事しか分かってないんですよ」

「へぇ、由緒あるねぇ」



ドガァァァァァァァァァン!!!!



2人で楽しく話しているといきなり近くの建物が爆発した。


「きゃあ!なんですか?!」

「知らん!が、大丈夫か!!!」

「「お嬢様!お怪我はありませんか?!」」


メイドの2人もすかさず心配してきた。


「え、えぇ大丈夫です。ありがとうございます。」


シルフィアはメイドの心配に応えると爆発した所を確認した。そこにはさっきまでいなかった。大きな男が立っていた。



「てめぇら全員!!!死んじまえ!!!!」



急に現れた男は爆発魔法の呪文を唱えだした。








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