表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/32

親の心境

結構短いです



シルフィアはアーシャルに会うまでの出来事を先に報告して、最後にアーシャルの、事を話し始めた。


「なるほど、シルフィアの身に危険が迫っていた時お前は助けてくれたというのだな?」


シルフィアのは報告を聞いたギルディは真剣な表情でアーシャルに聞いた。

元々強面のギルディはただ見つめるだけでアーシャルをビビらせるのに充分であったが、真剣な表情をする事でより強面の顔になったのでアーシャルはビビってしまった。


「え、えぇ。一応助けた事は事実ですが僕が現場に着いた時は三十人いた集団が四人までに減っていましたからかなり楽でした。そこにいる騎士さんが殆ど倒したんですよ」

「トゥリアか……他の四人も油断しなければ勝てた相手だろう何故まけた?」


トゥリアは突然の質問に答えたくないと思ってしまった。その事に気付いたトゥリアは自分を恥じ反省して質問に答えた。


「それは単純に自分の力不足というものであります。それと同時に自分は才能があると驕っていましたので油断に繋がったのではと思います」

「しっかり反省しているじゃないか。他の四人もこれからは油断せずにしっかりと行動しろ!それくらい出来なければ護衛としての存在価値はない!!良いな!!!」


「「「「「ハッ!!」」」」」


(見事な大合唱だよ。声デカイなもう)


「アーシャルと言ったか。娘を守ってくれた事とても感謝している。ありがとう!」

「ちょ、ちょっと頭上げてくださいよ!当たり前の事をしたまたです!」

「そう言ってくれるとありがたいな」


ギルディは頭を上げると、シルフィアの方を向いて話しかけた。


「本当の報告がまだだろう?言ってみなさい」


シルフィアは自分の父親が怒らないから不安になり言おうか迷ったが命を救ってくれたアーシャルに恩返しをする為に提案をした。


「お父様、私とアーシャルさんを学園に入れて欲しいのです。私の命を救って下さったアーシャルさんにしっかりと恩返しをする為に出来るだけ希望を叶えたいのです。……ダメでしょうか?」

「…………ちょっと待て」


(あるうぇぇぇぇぇぇ?!?!どういう事だ!シルフィアが男の世話をしたいだと?!昔は「お父様と結婚すりゅ!」とか言っていたのに反抗期かな??ま、まさか好きだとでもいうのか!!ええい!決してうちの娘は渡さんぞアーシャルのガキャァ)


キルディの内心は荒れに荒れていた。それを鎮めるためにアーシャルを睨む事でなんとか抑えていた。

睨まれているアーシャルは自分が何か粗相をしたのかと不安になったが。なるべく平静を装った。

ギルディの沈黙が五分程続いたと思ったら口を開いた。


「もうそんな年頃か………分かった。お前の気持ちはよく分かったシルフィア。アーシャルの学費を全額負担する。その代わり何がなんでも受けた恩はしっかり返せ!!良いな!!!」

「はい!ありがとうございますお父様!!よかったですね!!アーシャル。これでしっかりと学ぶ事が出来ますね!」

「そ、そうですねありがとうございます」


アーシャルは今にも飛びついて来そうな笑顔を浮かべているシルフィアに見惚れて反応が一瞬鈍くなったがバレる事はなかった。














書き方は少しずつですがうまくなってきているはずです。


感想よろしくお願いします!!

(*´ー`*)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ