なんのプリンだ!!
一話目に書いたほうがよかったんだと思うんですけど、ちょっと忘れていたので書いてませんでした。初めて書く作品なんで直さなきゃいけないとこ、いっぱいあると思うんですけどよろしくお願いします。感想とか、こうしたほうがいいとか、ぜひ送ってほしいです。
入学式が終わって、教室に集まった。席は・・・あっ、あの背の高い女の子の斜め後ろだ。
(ほっ。)
ん?なんで、ほっ。なんだよ!別に仲がいいわけでもないのに。名前も知らないし。。。
さっきの、背の高い女の子に飴を吐き出されてた先生が、明日の説明してる。聞いておかないと・・・・
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次の日。友達はまだできてない。まあ、当たり前か。でも、こう油断しているとこのまま高校でも友達ができなさそう。早く作らないと・・・
「今日は、自己紹介をしてもらう!・・・」
飴吐き出された先生・・・なんかこれで定着してきてるけど・・・イカンイカン!先生の名前は正田昭~まさだ あきら~四十五の元気なおっちゃんで体育の先生。男子バレー部の顧問、好きな食べ物はカステラ。嫌いな食べ物は特になし。って、自己紹介で言ってた。
みんなが次々に紹介してるけど、正直あの飴玉少女の紹介しか聞いてなかった。
「えっっっ・・・・と・・・・天本 悠~あまもと ゆう~好きな食べ物は甘いもの全般とカロリーの高いもの。嫌いな食べ物は苦いものとカロリーの低いもの。趣味は飴玉フレーバーレシピ作り。スリーサイズは・・・」
「も、もういいぞ!!」
先生が強制的にやめさせた。そりゃあ、ね・・・乙女の秘密を男子もいるこの公共の場で言えるわけありませんっ!
「えっと・・・ぼ、ぼくは・・・」
みんながポカーンとしている中、空気を読んでこの場を打開せねばとでも思ったのか、天本さんの後ろ、私の隣の気の弱そうな男の子が自己紹介をまた始め出した。
(よ、よかった・・・気ィ弱そうに見えて空気読めるのね・・・・)
私の番が来た・・・ちょっと、緊張するな。でも最初が肝心って言うし・・・!
「桜庭 美由紀~さくらば みゆき~好きな食べ物はプリン。嫌いな食べ物はそらまめです。趣味は・・・たまに料理つくったり・・・裁縫したり・・・家庭科的なものが好きで得意です。」
自己紹介はまあまあかなと思ったら、天本さんがバッと後ろを向いた。すごい顔とオーラっ!
(な、なにィ~!?)
「プリンは・・・」
(へっ?)
「プリンは、蒸しプリンか!?焼きプリンか!?カスタードか!?黒ゴマか!?」
「えっ!?ど、どれも好きだけど・・・」
「・・・そうか・・・」
そういうと、なにもなかったかのように前を向いてしまった。
(なんだったんだろう・・・)
よく考えたらこれが最初の会話だったな・・・なんて、アホらしい・・・はあ~・・・