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なんのプリンだ!!

一話目に書いたほうがよかったんだと思うんですけど、ちょっと忘れていたので書いてませんでした。初めて書く作品なんで直さなきゃいけないとこ、いっぱいあると思うんですけどよろしくお願いします。感想とか、こうしたほうがいいとか、ぜひ送ってほしいです。


入学式が終わって、教室に集まった。席は・・・あっ、あの背の高い女の子の斜め後ろだ。

(ほっ。)

ん?なんで、ほっ。なんだよ!別に仲がいいわけでもないのに。名前も知らないし。。。

さっきの、背の高い女の子に飴を吐き出されてた先生が、明日の説明してる。聞いておかないと・・・・




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆




次の日。友達はまだできてない。まあ、当たり前か。でも、こう油断しているとこのまま高校でも友達ができなさそう。早く作らないと・・・


「今日は、自己紹介をしてもらう!・・・」


飴吐き出された先生・・・なんかこれで定着してきてるけど・・・イカンイカン!先生の名前は正田昭~まさだ あきら~四十五の元気なおっちゃんで体育の先生。男子バレー部の顧問、好きな食べ物はカステラ。嫌いな食べ物は特になし。って、自己紹介で言ってた。

みんなが次々に紹介してるけど、正直あの飴玉少女の紹介しか聞いてなかった。

「えっっっ・・・・と・・・・天本 悠~あまもと ゆう~好きな食べ物は甘いもの全般とカロリーの高いもの。嫌いな食べ物は苦いものとカロリーの低いもの。趣味は飴玉フレーバーレシピ作り。スリーサイズは・・・」

「も、もういいぞ!!」

先生が強制的にやめさせた。そりゃあ、ね・・・乙女の秘密を男子もいるこの公共の場で言えるわけありませんっ!

「えっと・・・ぼ、ぼくは・・・」

みんながポカーンとしている中、空気を読んでこの場を打開せねばとでも思ったのか、天本さんの後ろ、私の隣の気の弱そうな男の子が自己紹介をまた始め出した。

(よ、よかった・・・気ィ弱そうに見えて空気読めるのね・・・・)


私の番が来た・・・ちょっと、緊張するな。でも最初が肝心って言うし・・・!

「桜庭 美由紀~さくらば みゆき~好きな食べ物はプリン。嫌いな食べ物はそらまめです。趣味は・・・たまに料理つくったり・・・裁縫したり・・・家庭科的なものが好きで得意です。」

自己紹介はまあまあかなと思ったら、天本さんがバッと後ろを向いた。すごい顔とオーラっ!

(な、なにィ~!?)

「プリンは・・・」

(へっ?)

「プリンは、蒸しプリンか!?焼きプリンか!?カスタードか!?黒ゴマか!?」

「えっ!?ど、どれも好きだけど・・・」

「・・・そうか・・・」

そういうと、なにもなかったかのように前を向いてしまった。

(なんだったんだろう・・・)


よく考えたらこれが最初の会話だったな・・・なんて、アホらしい・・・はあ~・・・


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