あおちゃん シリーズ まーたんの入院日記 〜診断名:おかしだいすき症候群〜
「つぎのかんじゃさん、どうぞー!」
白衣(=バスタオル)をまとった、名医あおちゃんせんせいが大声で呼ぶと、
そろりそろりとベッドの下からあらわれたのは――
しっぽふわふわ、ほぼマルチーズのミックス犬、(実はマルポメ)
ちょっとこわがりのまーたん。
「えー……あの……おなかが、きゅるきゅるいうんですけど……」
「ん〜それはたいへんです!まず、おなか、みせて!」
● しんさつ①「おなかぽんぽん」
「じゃあ〜しんさつはじめます!おなか、ぺろーん!」
ぱかっ!
(※実際は、もふもふすぎてよく見えません)
「……みえないから、ききとりします!」
あおちゃんせんせいは、まーたんのおなかに計算機をあててピッピピ。
「たいおんは、38ど!だいじょうぶ!」
「しんぞう、ドックンドックン!だいじょうぶ!」
「でも、でもですね〜……」
ぴた、とあおちゃんの目が細くなりました。
● しんさつ②「しょくせいかつチェック」
「まーたん、さいきん、なにたべましたか?」
「えっと……おにく、ソーセージ、チュール3本、
それと……うっかり、しばづけを……」
「しばづけ!?しばづけって、あのピンクの、しょっぱいやつ!?」
「はい……でもママがこっそりくれたから、たべちゃって……」
「それはダメです!まーたんにしょっぱいのは、だめです!!」
● しんだん
「はいっ!しんだんです!まーたんは――」
\おかしだいすき症候群!/
「ちりょうは、まずチュールを2ほんにへらして、
しばづけはぜったい、たべない!」
「うぅ……でもチュール……すきなのに……」
「だいじょうぶ。あおちゃんせんせいが、
あま〜いおくすりをくれますからね!」
● しゅじゅつ(?)
あおちゃんは、おもちゃのしゅじゅつどうぐ(おたま)をもって、
まーたんのおなかを“ぽんぽんぽん!”
「えいっ!しゅじゅつかんりょう!あとは、ねるだけです〜!」
まーたんは、おなかをなでなでしてもらって、
ちょっぴりうっとり……してたけど、
(……あおちゃん、まだ“しゅじゅつ”ってことは……またある?)
● にっき:まーたんのひとこと
あおちゃんせんせいは、とってもやさしいけど、
ちょっぴりこわいの。
でも、チュールはへっても、なでなではふえたから、まあ、よし!
しばづけ……またたべたいな……(←だめです)
〜おしまい〜




