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春に似たなにか

作者: 優月

悲しい別れに涙を流したり

新しい出会いに心を踊らせたり

または、誰かのことを考えてたら

心があったかくなったり


桜が咲いて散りゆく様は美しい

美しさを衒らかす訳でもなく

ただ凛と咲いている


植物の芽も生え

いつしか大樹に成る

蜂も花の蜜を吸う


まだあの頃の事も鮮明に思い出せる


君と笑い合った帰り道

触れ合った肩の温もり

紅く染まった君の頬

話し足りなくて悔いが残りつつも

「またね」と交わした交差点

一人きりのバス停


横を向けば君がいる


そんな季節に生きていたかった


足掻いても無情にも過ぎゆく


一緒にいたいって言えたら

今でも考えてしまう


沈黙が続いた帰り道

寂しげな君の君の手の温もり

赤く染まった君の頬

まだ伝えたいことがあるのに

「じゃあね」って君の言葉だけが響いた交差点

後悔だけを残したバス停


僕の春はここにあったはずなのに

とっくに霞んで見えやしない


また春が来たら

離すことがないように

強く抱きしめるよ

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