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学校戦争 ~教育の奪い合い~  作者: あおのり
初陣
2/27

臨戦態勢

4月2日

 青田は学校を欠席した。教室の為に暴力を使う意味は無い。そう思ったからだ。

しかし、科学部やその他の部活、教室では着々と戦いの準備が整えられていた。

-科学部-

 科学部部長「梅原大地」の指示を元に、ペットボトルの先に爆薬を詰めた遠距離武器や、コイルガンの試射、劇薬の作成などが行われている。また、別に野中を筆頭とした生物班は白鴎山に出向き、蜂の巣の確保へ向かっていた。

 顧問である鶴谷裕吾は、全体の生産を管理し、様々な方向へ指示を出す。科学部の部室は、隣の第二職員室と直通で行ける為、二教室分の守りを固めなければならない。

-野球部-

 キャプテン「清原勇知」が考案した、バットの先にスタンガンを取り付けた武器は大量に生産を開始し、誰がどの教室を攻撃するか綿密な計画が練られている。

 運動場を拠点とするため、陸上部などの運動部との戦いが予想されている。

-陸上部-

 部活の中で最も多い部員を保有しているため、数で攻める作戦を「田上飛翔」は考えた。

 陸上部としてのスピードとスタミナを最大限生かすとされている。

-サッカー部-

 学校と200メートル程離れた所にある第二グラウンドを拠点とするため、防御にとても硬く、攻められても耐えられると予想されている。

-剣道部-

 竹刀と防具を身につけるため、接近戦では最強とされる。武道場を拠点とするが、柔道部との攻防戦に勝てるかどうかは定かでない。

 そうして、刻一刻と日にちは過ぎて行った。

4月7日

 青田は明日から始まる戦いに参加する事を決意した。

なんでも佐野の発表によると、明日の戦いに参加しなければ退学となるそうだからである。

来る明日に備え、青田は深い眠りについた...


(私立大近畿学園 三階 地図)

挿絵(By みてみん)

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