第一話魔道士拾いました
ここから本編スタートです
学院入学から早1週間アンナは学院生活にも慣れ友人も増え充実した学院生活を送っていた。
だったのだか彼女にとって嬉しく無い事が1つあったそれは親にシレイス北東にあるソクベルの森でマジックアイテムの材料を採ってこいと言われたのだ。
アンナの家はシレイスでは有名な魔法具店でマジックアイテムを販売しているその材料がソクベルの森にある為必要なのだが親はマジックアイテム製作に忙しいので採りに行ってこいと言うのだ
「私だって暇じゃ無いのに・・・」
文句を言いながらも彼女はソクベルの森に来ていた、一応ソクベルの森には魔物が出現するだか奥地にしか出現しない上に出現する魔物と言えばゴブリン位で学院生には恐るるに足らない魔物だった。
「まぁ、魔物がでたら魔法の練習台にでもするとしましょう」
この森に来た目的であるマノリト草はソクベルの森の奥地でよく採れる材料であり主に回復薬の材料になる、マノリト草は森の奥地以外では殆ど採れない為魔物が出現する奥地に行かなければならない。
その為アンナは躊躇う事なく森の奥地へ進んで行った。
「ん?あれは・・・」
視線のは先には5匹のゴブリンがいた、ゴブリンは数ある魔物の中でも最弱と言われる魔物だ魔法を覚えたばかりの人でも負けない位弱いとにかく弱い、そんな雑魚に学院生か負けるはずがない。
「とりあえず魔法の練習台にしようかな・・・ファイヤ!」
その声と共に彼女の手から火球が打ち出されたファイヤは炎の魔法で1番弱いEランクの魔法である、ゴブリン達は火球が命中すると同時に悲鳴を上げ跡形も残らず消えた、すこし焦げた地面にはゴブリンの角が落ちていたこれもマジックアイテムの材料になるのでついでに拾っておく。
「いけないいけない目的忘れるとこだった」
アンナは目的のマノリト草がよく採れる場所に向かっていった。
「あったあった早く採って帰りましょう」
「これくらい採れば良いかな」
周囲に生えたマノリト草をある程度採取してからアンナは帰る準備をしていたすると・・・
「何だろうあの光」
アンナは森のさらに奥地に青白い光が降り注ぐのを目撃していた。
「ここからそこまで遠くないから観に行ってみようかな」
アンナは光が降り注ぐ場所に向かっていった
「誰?この人」
知らない人が倒れていた
「あの〜生きてますか?」
声をかけたが返事がないとりあえずその辺の木の枝で突いてみたすると少し手が動いたのが分かった
「良かった一応生きてるでもどうしよう・・・」
とは言え森の奥地に置いてけぼりには出来ないので
「少し手荒いけどやるしかないか・・・スプラッシュ!」
水流を起こす水の魔法スプラッシュを浴びせて起こすことにした倒れている人に容赦なく水流が浴びせられる。
「う、うん?冷たっ!」
取り敢えず目を覚ましたので色々聞いてみる。
「目が覚めた?手荒い事してごめんなさい私はアンナ・ギルマーティン貴方名前は?」
「・・・クラン」
クランと名乗る青年はここが何処か分からない様子で混乱している様だ。
「詳しい事は街に向かう間に聞くから取り敢えず着いてきて」
クランは頷くとアンナについて行った。
彼が自分の運命を左右することになるなど彼女は知る由もなかった・・・
連載2回目で早くもタイトル回収です2回目で主人公は出したかったので少し無理やり詰め込みました、これから後書きにはキャラクターの紹介をしようとおもいます。
キャラクター紹介
アンナ・ギルマーティン
性別女
年齢18歳
本作のヒロイン?兼もう1人の主人公的存在
魔道学院の1年生、家はシレイスでは有名な魔法具店