「お昼休みに繰り広げられた、あの至高の調味料に関する検討結果の記録」
お昼休みに繰り広げられた、あの至高の調味料に関する検討結果の記録
https://ncode.syosetu.com/n2464ft/
作者:康典
十一月某日。遠足が中止になった日のお昼のできごと。
「マヨネーズに合わない食べ物って、あるのか?」
何気ないその一言に、あの悪魔的最終兵器、ガベルの音が響き渡った……
『仲良しで頼もしい、しかしおせっかいにして下世話なクラスメイトたちの議論』で激論を戦わせた二年三組の、楽しいランチタイムのお話です。
※登場人物は前作冒頭をご確認ください。(知らなくてもまあ平気です)
すきなとこ:
「二年三組シリーズ」の二作目です。
前作(仲良しで頼もしい、しかしおせっかいにして下世話なクラスメイトたちの議論:https://ncode.syosetu.com/n7075fq/)にはレビューを書かせていただきました。
おもしろかったので。
こんなかんじ。
『 「わたしにもこんなアオハルが……なかったよ!!!」
全編を通して流れる空気感は「バカかわいい」
きっと年代によってこのお話に対する感想は変わってくるはずです。
ある人にとっては読んでいて保護者目線になれるお話で、
ある人にとっては身につまされるお話なんでしょう。
なにに対してもひたむきで一生懸命な多感期に、こんな思い出があったら晩年まで酒の肴にできたでしょうね。
もう、この子たちホントにかわいい。
ちょっと読んでみてください。
そんなにお時間とらせませんから。』
そんなかわいいお話の続編です。
今回は仁義なきマヨラーとして大変興味深くも楽しいお話でした。
前回のお話の背景があって今回のお話ではあるんですが、問題なくこちらだけで読めます。
さくっと読める分こちらの方がとっつきやすいかもしれません。
しかし前回のもついつい続きを読んでしまう仕様で、気付いたら最終話、という感じのノリの良さです。
そのいいところを失わずに、かついいところを生かして書かれた今回のお話です。
わたしは宇賀神くんがすきです(真顔)
前回の話を読んでいるからかもしれませんがとっても憎めない、お幸せに。
フォレスター三人衆もすきです。
今回の話でもっとすきになりました。
そして最推しは担任の佐島先生だったんですが、今回のお話でわたしに戦友認定されました。
すばらしい、ブラボーです。
全8話の上、とても身近なあの至高の調味料に関するお話なので、さくっとさらっと読めつつ楽しめます。
きゅんきゅんしたいなら前作がお薦め。
今回はもうちょっと地に足がついた感じ。
また次の議題が出てくれるものと今後に期待。
だっておもしろいんだもん。
最後に皆さまに問いたい。
「マヨネーズに合わない食べ物って、あるのか?」