1/3
プロローグ~Aの目覚め~
本編に入ると名付けられますが、それぞれA~Eの名前になります。
気づいたら知らないところにいた。
「ここはどこだ?」
周りを見渡すと自分と同じくらいの年齢の人が一人、自分と同じ性別だと思われる人が一人、更に自分より年上のだと思われる人と年下だと思われる人が一人いた。
自分は人と話すのが苦手だと思う。
「あれ?」
自分のことを思い出そうとしたが、何も思い出せない。
もしかしてこれは、あの有名なやつだろうか。
思い出せないので何が有名なのかよくわからないがそれなんだろう。
「あーあー。」
声は出る。落ちてた木の枝で字を書いてみた。
字も書ける。が、なんだっけ。文字ってこんなのだけじゃなかった気がするんだけど。
「まあいいか。」
とりあえず、それだけ分かればなんとかなるだろう。
他のひと達も意識がはっきりしてきたみたいだしまずは話しますか。
まずはAのプロローグでした。