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妖ーあやかしーノモノ 中編 弐

やっぱ最終回に無理やわ〜


暗く、先の見えない闇は晴れ。

光が差し込み広い広い草原にサクラはいた。

土と草と晴天以外何もない広い空間。

あの晴天やこの空間は永遠と続き、何もない。

だがサクラは、笑っていた。

多分闇が晴れたのもあの出来事があったからだろう。



ヂリリリリリリリ


いつものように、うるさい目覚まし時計が鳴り、

サクラは身支度を整え、ご飯を食べ学校に行く。

学校に着いた途端、思い出した。


今日は、学校が創立記念日なのだ。


「あ、どうしよう…体が…」

運悪く、サクラの体の方に異変が生じた。


“何怖がっているんだよ”


「??」


“探したって無駄だぞ?俺は、妖術でこの身を隠しているんだから”


「だ、誰?」


“おいおい。仲間にしてやったのに分からないんかよ”


「分からないよ。ってか仲間にしたとか何?そんな話聞いたことないよ」


“まったく。僕の名はフリルだ。そして、お前を妖怪の仲間に入れてあげた狐だ。あ、言っておくが油揚げは好きじゃない”


「じゃあフリルまさか僕の体に変なことをしたのはお前か?」


“いやいや、そんなことはしていない。ただ仲間が欲しいと言ったから妖怪の仲間に入れただけだ”


「それじゃあ…」


サクラと、フリルの会話はおよそ一時間続いた。

目に見えない者との会話だが、サクラには何故か分からないが何かを感じられる。













その日、サクラは家に帰って山に立ってある神社に行った。

フリルと言ったおそらく、狐の妖怪が


“山の麓から少し登ったところに人がある。そこで待っているぞ”


そう言って何処かヘ行ってしまった。

姿は見えないが、そのフリルが出す存在などの気で分かる。

でも、何故神社なのだろうか…

最近届いた漫画に、『神社には妖怪達の集い場だ』

とかそんなことを言っている物があった。

まさか…影響を受けたのか?

いや、神が祀られている場に妖怪が集いたいなんて思うのだろうか…

それに、化け狐の姿で来いと言われた。





そして、神社に着いた。

物凄く古い神社だ。

鳥居の赤色はほとんど剥がれ落ち、

神社はボロボロで、屋根の瓦はほとんど剥がれ、

木は、所々腐って中身が丸見えだ。

これでは、全然人が来ないのは当たり前だ。

石畳の道も所どころ割れたり飛び出でいたり…

周りの環境も、最悪で雑草が伸び放題で

酷かった。




「やあ」

神社の裏から、誰かの声が聞こえた。

「待っていたよ。フリルだ」

初めてフリルは姿を見せ、サクラは驚いた。

「え…」

透けていた。この表現の仕方は間違っていないが聴く人によって、別の考えをする可能性がある。

全身が青白く透けており、綺麗な浴衣を羽織っていた

「驚いた?男と思ったでしょ?残念だが、俺は女だ。この山の妖怪の指揮者をやっている」

「いや…そのことよりも、なんで体が透けてるのか聞きたいんだけど…」

「ああ、それは何十年か前の日、谷に落ちて死んでしまったんだ。それで亡霊となって今ここにいる」

サクラは何も返す言葉がなかった。













亡霊狐妖怪 フリルから、色々説明を受けた。

もうサクラは妖怪の身になり、これから徐々に完全までとはいかないが、妖怪になっていく。

これは、ユリも同じだ。

妖怪になる事で、忍耐力や力が強くなり、寿命も1000年以上伸びる。

時々人間を食べたくなるだろう。でも耐えなくては、ならない。

これから、人間のもとを離れないようにする。

そうするように教わった。


サクラは、化け狐に変化する。

そして今、自分が妖怪であることを実感した。

読んでくれてありがとうございます。

やっぱり、この回で最終回無理でした。

調子乗っていましたすいません。


最近、髪の毛が茶髪だと分かり少し嬉しい気持ちです。すいません意味わからない話で。


今思ったんですけど、やはり化け狐って浴衣のイメージがありますよね。

僕は、バリバリそう思います。

いいですよね…浴衣


さて、Twitterで毎度のリツイートありがとうございます。

想像×想像シリーズ(今の所全2種)もよければ見てください。

では、また、次回もお楽しみに!

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