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詩集④

Hero

作者: 桜ノ夜月

ねぇ、私の大切なヒーローさんへ。


馬鹿で、騙されやすくて、悲観的で。


すぐに「死にたい」と漏らしてしまう、弱くて意気地無しな私だけど。


大切なヒーローへ伝えたい言葉。



最後まで聞いてくれたら、とても嬉しいな。



ねぇ、貴女はいつも私が落ち込んでいる時に


「どうしたの?」


って


「愚痴っても良いよ?」


って


「貴女だけが悪いんじゃないよ」

って、いつも言ってくれたよね。



普段は照れ臭くてなかなか言えなかったけれど。



本当は、とっても嬉しかったよ。



私が失恋した時も。


他の人と喧嘩した時も。


陰口を言われたときだって。



―…貴女はいつだって、黙って傍に居てくれた。



それが私にとってどれほど心強かったか、当たり前にそんな行動が出来てしまう貴女は、きっと解らないでしょう?



貴女が傍に居てくれて。



いつだって傍で笑っていてくれて。



―…貴女に出逢えたことは、きっと神様からのプレゼントだと思うんだ。



お互いにすれ違って


誤解をして、避けてしまって。



それでも、貴女はいつだって笑っていてくれて。



…ねぇ、気付いてる?



貴女はいつだって、私の中で『ヒーロー』だったんだよ?



強くて、優しくて。


ほんの少し、口が悪い貴女。



人に気を遣いすぎる、優しい貴女ヒーロー



―もう少し、我が儘になっても良いんだよ?



ねぇ、不器用で、優しくて。



私の大切なヒーロー(友 達)へ。



悲しい時は、沢山泣いて良いんだよ。


苦しい時は、「助けて」って、叫んでも良いんだよ。


―…それが、貴女だから。


どんな貴女も、大切だから。



ねぇ、不器用なヒーローへ。



私は、永遠に貴女の味方で居るよ。



―だからどうか、沢山泣いて。



大丈夫だよ。



―…傍に居るからね。




此処までお付き合いくださり、本当に有難う御座いました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ヒーローといえば、私の世代は男の子限定の表現でした。 女の子はヒーローに守ってもらうヒロイン。 今は女の子も戦っていますよね。いろいろな場面で。 守ってもらおうという気持ちがないわけでは…
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