第一話 なんじゃこりゃ
趣味で適当に書き始めた話です。過度な期待はしないでください。
やあ、俺の名前は山本智ちょっぴり成績が危うくて、みんなからはHENTAIと言われているただの高校一年生だ。まだ逮捕歴はないから安心しろ。さて、話はほんの5分前に振り返る。
---五分前---
俺は自分の通うとある高校の、窓際というナイスな位置の席でぼーっとしていた。(はぁ・・・・なぜこの高校には金髪ボインさんがいないんだっ・・・・)
そう、こんなことを考えながら。いや、大事だよ、金髪ボイン。おほん、
重要なところはこんなところではなく、それからなのだよ。丁度先生がサインコサインボインやらの謎のいやらしそうな呪文を唱えていたときである。同じ窓際サイドに座っていたクラスメイトが叫んだ。
「おい!なんかくるぞ!!」
俺を含め全員が驚き、窓際に寄ってきた。まぁ、そうなりますよね。俺はもともと窓際だったので首を左に向け、窓の先を見つめた。
(・・・・・確かに何か来ているが・・・なんだ・・?)向こうから謎の物体が迫る中、クラスメイトの三人が言った。
「あれ、ロボットじゃないかな」「ロボットォ?そりゃいいや」
「おい・・・こっちくるぞ、逃げようぜ」「ふっ、そいつは面白い」
「面白いことなんてあるもんか」
三人が話している間にも謎の物体は急速にこっちに迫ってくる。他のクラスメイトは大体避難していたが、俺は俺の前にある女子の胸を眺めることに精一杯で避難することを忘れていた。
「ほら、やっぱりこっちくるぞ!」
「どうしたんだ?急に臆病風ふかして、ここに当たる確立のほうが少ないだろ」「なにぃ!?」
「翔太の言うとおり、もしかすると女ができたせいかな?ははははは」
彼がそういった瞬間、ものすごい衝突音と衝撃が襲い、俺の教室に謎の物体が突っ込んできた。そして床の一部が沈没し、さっきまで笑っていた男子が下に落ちていった。
「柿崎ィィィィィィ!!」(あ、クラスメイト死んだ)さすがの俺も驚き、教室から逃げようとしたとき、瓦礫が俺をめがけて落ちてきた。(俺、死んだかな?)そう思った瞬間。謎の物体の腕が伸び、俺を助けた。
そのときに俺はやっと確認できた。これは謎の物体なんかじゃない。
「ロボットだ・・・・」これが、五分前の話だ。 第一話終わり。