表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

ミッション1第一章その1-廃ビルにて-

ここは住宅地から離れた廃ビル。


そこに4つ人影があった。


髪を腰のあたりまでのばした男が口を開いた。男はカマキリと名乗っていた。


「今度の仕事は密輸船の護衛だ」


それに対して、右の頬に赤い風車のタトゥーが入っている女が


「で、なんでうちらを集めた?」


と気だるそうな声で言った。女はイタチと名乗っていた。


「それは俺も聞きたいな」


イタチの隣にいた髪を銀髪に染めている男が言った。男はミツバチと名乗っていた。


「まぁ、待て。カマキリにも何か理由があって俺達を集めたのだろうよ」


そう言ってなだめたのは、2メートルはあろうかという大男だった。彼はLOVEドッキュン土田と名乗っていた。


彼らはフリーの傭兵だ。だが、チームをくんでの任務というのはよほどのことがない限りなかった。だから、イタチやミツバチはなぜ集めたのかを気にしているのである。


カマキリは重々しくその理由を口にした。


「今回の任務だが、密輸船を襲おうとしてるやつらがいる。」


「そんなん何回もあったろうよ」


ミツバチがだるそうな声音で言った。


「それはそうだが…。今回襲ってくるのはチーム『灰猫』なんだ」


カマキリのその言葉に全員が固まった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ