同室になった。
~夕方、宿泊部屋で~
起きて
自分の眠気が浅くなったことを計って声をかけられたのか、心地よく目を覚ますことができた。
ここ…どこ?」
知らない天井だ、当然だけど体は痛む。
魔力壁で衝撃を吸収していたおかげか、骨折はしてないみたい。
あの後、私が部屋まで運んだ
あの後って…自分負けちゃったんだな
わたしのことはリオって呼んで、部屋も一緒にしてもらった。
気づいたら部屋で寝てて、初めましての女の子と同室になるなんて、急な展開に不安を感じる。
その才能初めて見た。武器は大きさとか自由度は高い?制限はある?
リオと名乗った女の子は私の才能に興味があるみたいだ。この世界に重火器はおそらく存在しない。だから本来であれば存在しないはずの珍しい才能に興味を示すのは自然だ。救ってくれた相手に応えないのも失礼だと思うから私は答える。
私の射撃の才能は、私が見たことあったり使ったことのある重火器を使っているから大きさは変えられるかどうか試したことはないけど、自由度は高いと思う。
だけど、大剣をなんなく受け止めたリオの才能が気になるよ。
強いと言うけど、あいつの攻撃をなんなく受け止めたのはリオだ、間違いなくリオのほうが強い。
戦闘経験を積むことができる境遇にあったかどうかはわからないけど、リオはあの攻撃を片手で受け止めることができると判断して動いたことは間違いない。そう判断できるだけの強さがある。
わたしの才能はわたしも知らない。朝いたおじさんしか知らない。
そう答えるリオはわけありっぽい。でもリオとおんなじ部屋でよかった。
ご飯はそこに置いておいたよ、リオは眠いから寝るね
そういって横になるリオ、少し大人びているに感じたけど、初対面の自分の前でもすぐ寝れちゃうの不用心だなって思う。
この先、一緒に生活するうちにお互いのことを知っていくことになるだろうし、私も早く寝よう…
(てかベッドが1つしかないじゃん…私くさくないよね?)
やっぱりお風呂に入ってから寝よう