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スカイリア〜七つの迷宮と記憶を巡る旅〜  作者: カトニア
四章 黄昏の国
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番外 登場人物まとめ その3

第四章が少し複雑な内容になったので、整理も兼ねてのアップデート式登場人物紹介です。



ナトリ・ランドウォーカー


緑髪に緑目の17歳の少年。空の加護がほとんどなく身体能力は一般人に比べ著しく低いが、本人曰く体力には自信あり。


最も硬い物質である迷宮すら切断する白銀の杖リベリオンを武器とする狩人。


時空迷宮マグノリアに引きずり込まれた際、相棒リベルとの意思疎通により、形無きものにも届く刃「アトラクタブレード」に覚醒する。


リッカに好意を抱きつつ、フウカに対する己の気持ちをどう扱うべきか悩んでいる様子である。




フウカ・ソライド


橙髪に薄紅色の瞳をした記憶喪失の美少女。

明るくおおらかな性格。立ちはだかる脅威に対して立ち向かえる勇気も持っている。


元々飛び抜けて高い飛力と波導力に加え、記憶が戻ったことで風の波導を扱えるようになっている。


記憶のない状態からさらに記憶を失くすという悲劇に見舞われるが、

結果的に取り戻した記憶によって、記憶の断片にある場所がエイヴス王国の王宮オフィーリアであるらしいことが判明する。




リッカ・ルメール(アルノート=リッカ・マグノリア)


金髪に碧眼の柔らかい印象を与える少女。

マグノリア公爵家公女。


亡国マグノリア公国の数少ない生き残り。


気弱で泣き虫、優柔不断な性格だったが、ナトリと出会ったことをきっかけに前を向き変わり始める。


16歳でマグノリア公国消失に巻き込まれ消息不明となっていた。新暦646年生まれのため実年齢は78歳である。


うまく波導を扱えず劣等感に苛まれていたが、ダルクから継承した盟約の印によって己の内に眠っていた黒波導の力を覚醒させる。その潜在能力は未知数。


過去に縛られ動けなかった自分を説得し、迷宮から連れ出してくれたナトリに好意を抱く。


自分と一体化した厄災を解放させない方法を探すため、仲間と共に国を出ることを決意する。




クレイル


奇妙な口調で喋るストルキオの炎術士。18歳。


上背のある目つきの鋭い青年。自らの確固たる信念に従い目的を遂行しようとする復讐者。

それを覆い隠すかのように陽気に気安く振る舞うことも多い。


炎単色ではあるが、研ぎ澄まされた波導力を持つ。気力型であり相当な煉気量を誇る。

戦闘慣れしているらしくいざという時には非常に頼りになる人物。


リッカと同じく盟約の印を保持しているらしい。




ダルク・トリスタン(ダルク・アルバーソン)


いたずら好きな小柄な白ネコの少年は仮初めの姿。真の姿は創世神話に語られる七英雄の一人。


ネコ特有の敏捷性を生かした身のこなしから振るわれる卓越した剣技は流麗の一言。


厄災との死闘を制した末、波導生命体となりマグノリア城の深部で永遠に近い刻の中、色欲の厄災を封印し続けていた。


神から賜った神器、時空騎士剣キャスパリーグを武器とし、時空間に干渉しながら波導剣士のようなスタイルで戦った。


厄災の魔法に巻き込まれ記憶を無くし支配された後、無意識にリッカを守り城の封印に近づけさせまいと行動していた。


厄災の魔法から一行を守りリッカに盟約の印を、ナトリにリッカと厄災を託して生命力を使い果たし消えていった。




オリヴィア・ルメール


美しい白髪に血色の瞳を持つユリクセスの老婆。

マグノリア城で使用人として働きリッカの世話をしていた。


クールでしっかりものの性格だが、迷宮内では親としての悩みも抱えていた。


60年前ミルレーク諸島で起きた「マグノリア公国消失」の際、偶然恋人に会うためにマグノリアから離れていたため厄災の難を逃れている。


公女時代に最も気の置けない仲だったためか、時空迷宮内ではリッカの記憶を元に彼女の保護者として再現されていた。




アガニィ


紫がかった腰より長い長髪が特徴的な血色の悪い少女。

痛みを得る事に快感を見出し、それを周囲にも強要しようとする異常者。


過去、マグノリア公国を厄災が襲うきっかけとなった人物であり、城に向かうリッカを妨害し迷宮内に起きるループ現象の原因ともなっていた人物。


盟約の印捜索という目的の元、

圧倒的な波導力を振るいマグノリア城と城下町を一晩で陥落させ、住民の大量虐殺を行なった。


水と響属性の二色使い(デュプル)だが、それに加え死体となっても生き続け、欠損部位を再構成できるアイン・ソピアル「恋の病(ネクロフィリア)」の力を持っている。


フウカの素性に心当たりがあるらしい。


自身に痛みをもたらす存在としてナトリに心奪われ彼に執着を見せる。

時空迷宮のループの中でナトリの初体験を強引に奪っていった。




色欲の厄災アスモデウス


創世神話の中で「大いなる厄災」と一括りに語られる存在のうちの一体。

嫉妬の厄災レヴィアタンのような規格外の巨体ではなく、魔力素子により人に近い小型の体を形成している。


英雄ダルクによってマグノリア城深部に秘密裏に封印されていた。

直上で暮らし始めた公女リッカを依り代に見いだし、自らの封印を解除させるため誘惑した。


思念の一部としてリッカに宿ったことで、封印されていながらも限定的に魔法を行使可能な状態となった。


強大な固有魔法「時空迷宮(ルクスリア)」を操り、領域内の時間と空間を支配する。

時空迷宮マグノリアを生み出した。


リッカに宿ることで人間に近しい思考形態を獲得するに至った。

彼女と完全に融合した後、リッカの提示した取引に応じる形で再度契約を行い、何を思ったか現在は彼女の内に比較的大人しく引っ込んでいる。








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