番外 登場人物まとめ その2
その1で紹介済みのキャラもアップデートしていきます。
ナトリ・ランドウォーカー
主人公。17歳のエアルの少年。空の加護がほとんどないため身体能力が低い。……が、加護なしの影響で帳消しになっているものの基礎体力や打たれ強さは常人離れしたものを持つ。
基本的にお人好しな性格だが、時折暗い一面を見せる。
前職は配達員。仕事を辞めてからはプリヴェーラの街で狩人となりモンスターと戦う日々。
遺跡で見つけた王冠と思しき古代兵器の杖、ありとあらゆるものを貫き消し去る「リベリオン」を手にフウカのため戦い、持ち前の強い意志で自らの呪われた運命に抗うことを決意する。
フウカに向ける気持ちは兄や保護者のような側面がやや強いようである。
立て続けに大怪我を負い右腕を切断され、迷宮に潜るハメになるなど相変わらずツキに見放されている。
フウカ・ソライド
非常に目立つ容姿をした美少女。気がついた時には名前以外の記憶を失っていた。
楽天的な性格で、見た目のわりに子供っぽい面が目立つ少女。
身近な人間が傷つくことを恐れ、それを避けるためならば自ら敵に立ち向かおうとする勇気を持つ。
自らの家族と記憶を探すためナトリと共に旅に出る。
軽やかで滞空時間に優れ、風を利用してかなりの距離を移動するなど並外れた飛力の持ち主。飛力の性質としては素早さよりも軽やかさが特徴。
治癒の力や守りに向いた術を気持ちを込めるだけで行使する才能を持つ。
迷宮の頂上では完全飛行可能な緋色の翼を発現させた。
体型は細いがかなりの大食い。好物は肉。ただし作る方はお察しである。
英雄ガリラスの思念体を倒し、記憶の一部を取り戻した。
クレイル
若くして一人前の波導術士となり各地を巡る赤毛のストルキオ。
システィコオラ大陸出身。同族から見ても独特な訛り口調で喋る。
お調子者で気安い性格だが、自らの確固たる信念に従い行動する強かさを持つ青年。
ある目的のために力を求め、波導力の研鑽には余念がない。
専ら強力な火の波導を使い、敵を殲滅する。時折見せる蒼炎の術はさらに強力。気力型であり、煉気の総量はかなり多いようである。
ナトリとプリヴェーラで再会し、フウカの捜索に協力を申し出る。それも彼なりの思惑があってのことらしい。
マリアンヌ・コールヘイゲン
銀髪に薄い碧眼を持つ12歳の少女。プリヴェーラの名家、コールヘイゲン家の次女でエレナ・コールヘイゲンを姉に持つ。
周囲からは気難しく己にも他人にも厳しい性格と思われていたが、本来は姉に似て素直で優しい性格。
水と地の属性に適性を持つ波導術士であり、12歳にして波導術士協会へ所属し仕事をこなす才女。
コンプレックスから自らを追い込み、単身迷宮へ赴く。
迷宮内で危うく死にかけるが、ナトリに窮地を救われアイン・ソピアル『泡石』に目覚め、彼女もまた突出した波導の才の持ち主であることを証明した。
かなりの甘党。
クロウニー・ベリサール
灰色の髪にエメラルドの瞳を持つエアルの青年。19歳の狩人。
ユニット「アルテミス」のリーダー。的確な判断力と確かな弓の腕前でモンスターを制圧する。
ガストロップス大陸南東部の町から、婚約者のティメル=ディレーヌ・ラストゥールと共にプリヴェーラへと駆け落ちした。
恋人に振り回されながらも、持ち前の包容力と甲斐性で彼女を養う好青年。
エルマー
トレト河の岸辺にあるラクーンの集落からプリヴェーラへと上京してきた青毛ラクーンの少年。15歳。
不遜にも思える態度やふてぶてしさは歳の割に高い力量と確かな自信の表れ。ぶっきらぼうだが仲間思いで情に厚い男。
「アルテミス」の頼れる前衛を務める。戦いの中に己の価値を見いだし、実力を試したいと考えている。
ラクーン由来の優れた腕力と体力を生かし、装備したガントレットでモンスターを叩き潰す。空中格闘術で戦う拳闘士タイプ。




