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連投です。よろしくお願いします。
第一話
気がつくとそこは樹海だった。どうやら俺は森の中
に蘇生したらしい。辺りを見回すと近くに真っ白な
木でできた宝箱が合った。あけてみると中身は一冊
の手帳ほどの本と手のひら大の白い水晶のような物
が入っていた。
とりあえず水晶の様な物はおいておき入っていた本
を読むことにした。
中にはこの世界のこととあの光の玉(この世界の最高
神らしい)が俺にくれた力のことが書いてあった。
まずこの世界はゲームとほとんど変わらない世界だ。
ステータスやレベルというものがありアビリティや
スキルといった特殊な能力も在る。
俺のいまのステータスは以下のとおりだ。
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名前:ミナト=コウヅキ(紅月 湊)
種族:人間
レベル:1
職業:無し
身体能力:EX
魔法能力:EX
魔法適正:生活魔法、現代魔法(全属性)、古代魔法
(全属性)、精霊魔法、魔力術、
アビリティ:『究極頭脳能力』
スキル:『森羅万象の叡智』『無より有を』『お前
のものは俺のもの』『超次元的異能力』『看破の瞳』
称号:全知なる者、異界人、創造者、超能力者、
世界に殺された者、
装備:異界のシャツ、異界のジャケット、異界のズ
ボン、異界の靴、
加護:極神の加護
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はっきり言って無敵である。
まず名前と種族の説明はしなくていいだろう。その
まんまだ。しかし残りは化け物である。
レベルはまだ生き返ったばかりなので1だがレベル
1でこのステータスは反則である。何せ身体能力、
魔法能力がともにEXなんて人間は世界中探してもい
ない。なにせ神獣レベルなのだ。普通の人間の平均
ステータスが身体能力D、魔法能力Eなのである。こ
れで俺のステータスの異常さがわかってもらえたと
思う。
そして魔法適正もまた異常である。魔法適正と言う
のはどんな魔法が使えるかということである。
まずこの世界の魔法とは生活魔法、現代魔法、古代
魔法、精霊魔法、魔力術の五種類である。そして俺
は全ての魔法を使える。
そして一番の規格外はアビリティとスキルである。
まずアビリティの『究極頭脳能力』は脳の力を極限
まで引き出すものである。噛み砕いて言うと俺は一
度見たものを絶対忘れず、通常の何千何万倍の速さ
で思考ができ、同時に多くの思考をする事ができる
ということである。
スキルも規格外だ。
一つ目の『森羅万象の叡智』はこの世のあらゆる情
報を知ることができる。はっきり言うと全知である。
二つ目の『無より有を』は創造したものを創り出す
事ができる。
三つ目の『お前のものは俺のもの』は他の生物や物
からスキルやアビリティを奪うことができる。
四つ目の『超次元的異能力』はあらゆる超能力を使
えるというものである。
最後の五つ目の『看破の瞳』はあらゆるもののステ
ータスを見ることができるというもの。
何というチート…まさに規格外…
とりあえずほかのものも解説しよう。
称号とはそのまんま。
異界人・・・異界の人間に与えられる称号。魔法適
正一段階アップ。
全知なる者・・・この世に知らないことは無いもの
に与えられる称号。思考能力極強化。
創造者・・・あらゆる物を創り出す事のできる者に
与えられる称号。想像力強化。
超能力者・・・超能力を使える者に与えられる称号。
能力使用時負担極軽減。
世界に殺された者・・・世界の力に殺された者に与
えられる称号。界渡り時の流入する力を全て吸収す
る。
という感じ。
装備もそのまま。
学校帰りだったので制服のまま。
加護とは神などから気に入られるともらえるもので
である。俺の極神とはこの世界の最高神(あの光の
玉)のことである。
とりあえず俺の規格外なステータスは理解した。
これからどうしよう…