表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/13

11

これで龍の島編は終了です。

第十一話


俺はそのまま穴に飛び降り、雪奈もそれに続いた。

十数秒の浮遊感の後、底が見えた俺は念動能力で自

分と雪奈の体の落下速度を減殺し軟着陸させた。


底には横穴奥まで続いていた。


「ここが我の住処だ。この奥にいろいろため込んで

ある」


そういって雪奈が歩き出し、俺もその後を追う。

どうやらこの横穴はかなり長いらしくかれこれ十分

以上歩いているのだがまだつかない。


「なあ、まだなのか?」

「ああ、すまない湊。ここは我の龍体に合わせてい

たのでな。かなり長いのだ。あとすこしだがな」

「そうか」


その後五分ほど歩くと開けたところ出た。そこには

金の山があった。


「どうだ、湊。素晴らしいだろう。これは全て湊の

ものだからな」

「ああ、すげぇ。正直ここまであるとは思わなかっ

た」



俺は『看破の瞳』を使い調べていく。適当に手に取

ったものを調べただけだがかなり素晴らしいものば

かりだった。


=======================


名称:『蠍の尻尾/スコルピオ』


種類:大鎌


等級:伝説『古代遺産』


能力:『首刈の斬撃』『奪命の一撃』『不壊』


詳細:黒紫の刃を持つ大鎌。その斬撃は一撃で命

   を奪う。



=======================


=======================


名称:『血啜り殺女/チススリアヤメ』


種類:脇差


等級:伝説『古代遺産』


能力:『血啜り』『操血』『鮮血渇望呪』


詳細:かつて狂気に支配され虐殺を繰り返した女

   が凶器として使っていた脇差。

   女は殺した相手の鮮血をすすっていたとい

   う。刀身は赤黒く染まり殺した者の血を啜

   り所持者は強烈な吸血衝動に襲われる。



=======================


=======================


名称:『嵐龍宝珠』


種類:龍宝珠


等級:伝説


能力:『風力操作』『転生龍』『風属性付与』


詳細:『嵐龍』の『龍宝珠』。



=======================


=======================


名称:『爆裂の魔導書』


種類:魔導書


等級:特別


能力:『魔法習得・爆裂』


詳細:『爆裂』の魔法が習得できる『魔導書』。



=======================


=======================


名称:『業焔砲の魔導書』


種類:魔導書


等級:特別


能力:『魔法習得・業焔砲』


詳細:『業焔砲』の魔法が習得できる『魔導書』。



=======================


=======================


名称:ミスリルのサーベル


種類:サーベル


等級:希少


能力:『魔法効果増大』


詳細:ミスリルでできているため魔法効果を増大

させることができる。



=======================


=======================


名称:『御火神乃太刀/ミカガミノタチ』


種類:太刀


等級:伝説『古代遺産』


能力:『全葬の焔』『切れ味強化・大』『不壊』


詳細:あらゆるものを焼く尽す焔を纏った太刀。



=======================


=======================


名称:『オルタナ』


種類:魔導銃


等級:伝説『古代遺産』


能力:『銃弾生成』『属性付与』『自動修復』


詳細:所持者の魔力の続くかぎり銃弾を生成する

ことができる。また生成した銃弾に属性を付与す

ることができる。



=======================


=======================


名称:『ガルグレン』


種類:魔導砲


等級:伝説『古代遺産』


能力:『砲弾生成』『属性付与』『自動修復』


詳細:所持者の魔力の続くかぎり砲弾を生成する

ことができる。また生成した銃弾に属性を付与す

ることができる。



=======================


パッと見ただけでもこれだ。ほかにもこれと同じか

これ以上のものもあるだろう。とりあえず調べたも

のも含め、すべて持っていくことにする。


さすがに内部空間拡張ポーチにすべて入れるわけに

はいかない(すべて入れると取り出すの面倒)ので、

古代魔法の一つである空間魔法で亜空間を作り出し

、そこにすべて突っ込んでおく。これにはリスト化

する機能を付けたから後で整理が楽になる。


「よし、これで終わりだ。戻ろう雪奈。さっそく

この島から脱出するぞ」

「わかった。では竜体になろう。そのまま島から出

たほうが速いからな」


そういって雪奈の体が輝き、龍の姿になる。俺は瞬

間移動でその背に乗る。


『湊、背に乗るより頭の上に乗ったほうがよいぞ。

そのほうが安定するからな』

「了解」


いう通りに頭の上に移動し、角をつかむ。すると周

りになにか膜のようなものができた。


『一応風に当たっても大丈夫なようにしておいた』


どうやら風魔法の類らしい。


「よし、では行こう」


そういうと雪奈はその大きな体を浮かせ、ものすご

い速度で飛んだ。さっき十分以上かかった横穴をも

のの数秒で通り抜け、あっという間に先ほど飛び降

りた場所にでた。そしてそのまま縦穴を上った。


するといきなり雪奈が聞いてきた。


『湊、聞いていなかったがどちらに行くのだ?』


俺も忘れていた。すぐさま人のいる大陸を『森羅万

象の叡智』で調べる。


「雪奈、東へ向かってくれ。そっちにエイリンス大

陸っていう人の住んでる大陸があるから」

『わかった』


そういって雪奈は再び飛翔した。


ようやく人の住むところに行ける。これから俺の伝

説が始まるのだ!!


ストックが切れました。

ストックのチャージまでしばらく休みます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ