6章-友達-
前書き
ホントは土曜にあげるつもりだったのに
日曜でもせめて...
まぁぼくは、日曜だろうがどこかのフジテレビでちび◯こちゃんがやっていようが魚介類がお魚くわえたどら猫追っかけていようが関係ありません。小説を書いてます。(ドヤっ
さ、冗談はここまでにして。
6章書き始めたいと思います。
ここまで書いていて思ったのは、よっぽど内容を縛りたいとき以外はタイトルは空欄にしておくこと。あと、会話文をあまり多くせず、「描写密度を上げると言うこと」この2つに限ると思います。
前書きがそんなに長くなってもあれなので詳しくは割愛させていただきますが、たぶんこれだけで読者の読みやすさは格段に上がると思います。
・・・まぁ、これに気をつけても僕の下手さはかわりませんがね。
それでは第6章-友達-!どうぞ!
今の状況を書き表すならば、まるで泥棒が10人集まって入ってきたかのように、「荒れ狂う」という言葉が似合いそうに散らかった俺の女の姿で暮らしている男っぽい部屋(当たり前だが)を二人で片付けている、といったところだろうか。
俺も夏希も、半泣きの状態だ。
俺は自分の部屋がここまで荒らされてたまったもんじゃないというのと、UFOに対する恐怖。 後、母を運ぶのは重かった。また太ったんじゃねえの?
一方夏希はガチで泣きそうだ。いまにも涙が落ちそうなぐらいに。
さっき夏希に涙の理由を聞いた時も「助けて」とか「地球を救って」とかいろいろいわれてしかもその上、「女の涙」と言うのを見せつけられた俺は、事情も分からず夏希にしたがうしかなく、その時はうんと頷いた。すると夏希は、半泣きながらも部屋の片付けを手伝ってくれた。
ベッドを二人で立て直して、一段落ついたところで俺と夏希はベッドに一緒に座った。
「落ち着いてきたか、夏希?」心配になり、聞いてみる。一応泣き止んではいるらしい。
が、まだ不安などが残ったような曇っている顔だ。よっぽど嫌なことだったのだろう。
おそらく、休戦状態にあった地球とあのUFOの来た星で、向こうが準備ができたのでもう一回戦争しようと、こういうことなのだろう。と、珍しく頭が冴えていると、夏希が重そうに口を開いた。
「はい、だいぶ、落ち着いて、きました」まだ少し喋りにくそうだ。
「本当にだいじゅぶか?」心配しすぎて噛んでしまった。
すると夏希は、ふふっ、と微笑んだ。やはりいい女性にはいい笑顔があるものだ。
「その笑顔を見ると、心配なさそうだな、ははっ」とこちらも笑ってみせる。
「もう、雄ったら!あはは」と向こうも笑ってくれた。
「それで...あいつは一体なんなんだ?」口を重くしながら聞いてみる。
「あいつは、にっくき防衛軍の敵、ジーマ軍元帥、デーモン・ユニバース・デーモン。」
「デーモン・ユニバース・ドミナ・・・?」「ええ。」かなり神妙な顔つきだ。過去に相当忌まわしいものかなにかがあったのだろうか。「防衛軍では、『宇宙を本気で支配する鬼』とも呼ばれています」
鬼、といえば桃太郎が思い浮かぶ。鬼ヶ島にいて、財宝をたくさん奪い取って、最後は桃太郎の前に歯が立たない。
そんな童話だった気がするのだ。するのだが。
宇宙を本気で支配する鬼、とまで言われるとそのイメージは一気に崩壊する。
本当に生物とは思えないおぞましい姿が目に浮かぶ。
まぁ、もっともなことを言うと、1度実物を見ており、そんなイメージはなかったのだが。
「あいつはそんなやつなのか?とても思えないがなぁ」
「とんでもない、あいつに服従するのは火星人などを全て含めるとそのかずは一千億を超えるとも言われています。」
「い、い、一千億!!??」
「ええ、さらに、ジーマ軍にはその1千億匹1匹ずつに1万個配れるロケットランチャーと1万を越す、えっと、原子...爆弾...でしたっけ、あれを保有しているとまで言われています。」あぁ、あっとだな...数学は割と自信はある方なのだが、頭が回らない。
「つまりロケランは何個だ?」「えーっと、少しだけ時間をください。10が15乗で一千兆、ですか。」夏希は割とさらっと言う。「1、1千兆のロケランだとー!?」腰が抜けるかと思った。
「さすがにそれは噂だと思いますが、地球を破壊する規模の武器を持っていると言うことは間違いありません。」
ガチでガチでやばいことに巻き込まれてしまっている。地球を破壊って、規模がでかすぎてわからなさすぎる。
「で、実験中にあいつらが襲ってきたと言うことは...」
「すみません...こんなことになるとは…」それだけで全てを把握した。
つまり俺も巻き添えだ。
地球人の関係ない地球をかけた戦争に、たったひとり地球人代表として参戦することになろうとは。
「とにかくなにがあったのかはわかった。巻き添えってのはちょっと気が食わないが...」
「安心してくださいまし。地球人はあなただけではありません。」
「というと?」聞くと、夏希は気を取り直そうと言う気持ちで話しだす。
「実は、いつ地球に問題があっても良いように、地球各地には防衛軍から派遣が居ます。」
「ほう、俺はそれになった記憶はないがな。」
「あなたは、まぁ、しかたなしといいますか、申し訳ないです。」頭を下げられて、こちらも申し訳なくなったので、
「いや、いいんだよ、夏希が悪いわけじゃなし」
「ありがとうございます、で、その派遣をどこかに集合させます。」すると夏希は俺の部屋をきょろきょろ見回す。
「どうしたんだ?」夏希ははっとこちらを向いて、首を振る。
「い、いえ、なんでも...ただ、国際色あふれる良い部屋だなぁと。」
「まさかここに派遣呼ぶわけじゃないよな。」
「ギクッ!そ、そんなわけないじゃないですか〜」
「マンガでも口で『ギクッ』なんていわねえよ」
「で、ですよね〜、あは、あはは」笑い事かっての。
「で?派遣は何人いるんだ?」
「えーっと、国連本部が一人、アメリカに2、ヨーロッパに3、日本は雄くんのみ、それと南アフリカ、アルゼンチン、インド、中国に1ずつなので
雄くんを入れると、全部で10人ですか。私も入れて11人ですね。」結構さらっと言う。
「11人も入るわけないだろうが!」一人1畳使えやしないというなかで気を使わなければいけないのだから苦しすぎる。
「大丈夫ですよ。」
「もしかしてまた錯覚か?」「はい」
「お前の味方にまで効くのかそれ」
「もちろんです。私以外に効かない人・物をみたことがないです。」
「で、部屋を広く見せたりするのか?」夏希はまた首を振った。
「いいえ、私たちを友達登録します。」どこのツ◯ッターだよ、フェ◯スブックだよ。
「なんだよ登録って、よそよそしいなぁ」「言い方が見つかりません。」
「日本語が難しい、は宇宙共通か」とつぶやく。
英語40点の俺でさえ操れる日本語だと言うのに他の国と言ったら...
「とにかく、気を使わなくてもいいように錯覚を全員に起こします。」
「でも、全員のこと知らないぞ?顔も名前も」
「いったじゃないですか、登録するんですよ。そうですね...1週間後の今日の朝、私の言葉を思い出してみてください。」
「すると?」
「友達が10人増えているはずです。」
やはりこいつは物を童話にして言いたがるようだ。俺の気のせいかもしれないが。
ま、友達が2桁に乗るのはいいことだ。いままで友達というと翔と丨颯
はやて
しかいなかったからな。
「じゃあ、私はこれで。また1週間後会いましょう。」「ああ。」
と言ってる間に瞬間移動のように形も影も消してしまった。
はっと我に帰りあることに気付く。
心拍数が上がっているのだ。
なぜなのだろう。この気持ちは一体なんなんだろう。
なにもわからないけど、凄く心臓がドキドキしているような感覚だ。
この気持ちは味わったことがない。
新鮮な気持ちに浸りながら、自分のベッドに入ったとき、俺はすでに眠りに落ちていた・・・