5章-襲来-
こ、今度こそシリアスに仕上げます。
今度はちゃんとシリアスにします。
それでは第5章-襲撃-どうぞ!
「なあ夏希」「なんですか?」
目の前にいる夏希がきておよそ1週間、夏希と呼ぶのには恥ずかしいものがあるが、お前、って呼んだ時に「次名前で呼ばなかったら、殺します♪」というありがたくも心臓が張り裂けて死にそうになったお言葉を頂いた今、夏希と呼ぶ以外生きる道はないらしい。
なお、敬語やめろよ、って言った時も「殺します♪」って言われたので諦めた。
「俺が女になったのはわかったんだが、お前はなぜここにいる?」夏希に指をさしそうになって殺気を感じてやめる。
「そりゃあ、実験の立会人ですから。」
「空からみえないの?」
「見えないこともないですけど、念のため。」
ね、念のためって...まぁ、一人にされる方がマシだ。
こいつがいなかったら、俺としてはありえないクラス全員俺のお友達〜なんてきれいごと生まれなかったからな。
一度憂や母で見せつけられているとはいえ、やはり焦りとかいろいろなものはあったが、学校でも錯覚を利用して余裕の通学。
休んでいたことすらなかった事実になった。
「最近は地球が平和すぎますので。」夏希は付け足す。
お宅の防衛軍がお茶を飲んでらっしゃるのもそのせいでしょうな、と皮肉ったらしく言ったら
「そんなことないですよ!」と怒られてしまった。まぁ、怒り方が少し可愛かったと言うのは自分の中に秘めておこう。
「地球の方々がおっしゃる、「氷河期」というものは、実は存在しませんよ」
「は?いまなんて?ちょっと良く分からなかった」
「だから、この地球という星に氷河期なんてなかったと言ってるんです」
「じゃあその氷河期はなにがあったんだ」
「戦争ですよ」氷河期に戦争だとよ、笑わせてくれる。
『じゃあその戦争ってどこであったんだ?」これまた皮肉っぽく言う。
「アメリカ、メキシコ、カナダ、イタリア、イギリス、北極、エジプト、オーストラリア、南アフリカ、それから...」
「多すぎる、頭パンクしそう」
俺は夏希が一瞬、にほ、って言いかけたのを止めた。
そしたら夏希が「頭はパンクしませんが」と言ったのでぶっ飛ばそうとしたのだが異常なまでの殺す気配を感じ取ったのでやめた。
うぅ、あとでバッティングセンターでも行こうかな。
「そうだ、戦争の相手は誰なんだ?」
「ジーマ軍です」
「ジーマ軍...?」某ガ◯ダムのジオ◯軍みたいでおもしれえな。こっちは連邦軍ってか。
「そう、ジーマ軍。...あなたいまガンダムのこと考えてたでしょう。」
「なんでばれんだよ!」
「中学生が書く小説なんて何でもありなんですよ。」
「ぐぬぬ、くそ著者が!」余計にイライラしてると...
「雄くんあぶない!!!!!」と夏希が大声をだした刹那。
ガッシャーン!!!
俺の部屋の窓が豪快に割れた。
ガラスを割ったのは得体の知れない、というのがぴったり似合いそうな、
でもそれは間違いなく噂に聞いたことがある、噂にしか思ってなかった
未確認飛行物体、通称UFOのそれだった。
俺の部屋はおよそ10畳ほどだが、俺と夏希、それにそのUFOが入ったら部屋の中はパンパンだった。
下にいた母が何事かと階段を上がってきた。
「ちょっと雄!どうしたの!?凄い音がしたけど!?」
ガチャっ!とドアを開けた音と、UFOを信じない母が気絶して頭を打つ音にさほど時差はなかった。
気絶した母を見ていると、UFOの横のドアらしきものがウィーンと上に開いた。高級外車でもこんな開き方しないだろう。
そして、中から、これまた得体の知れない生物がでてきた。
幸い、目、口、鼻などのパーツが人間と同じっぽく、顔と体と腕などを認知するのに時間はかからなかった。
俺が宇宙人の観察をしているとその観察していた宇宙人の顔がニヤけた。そして、呆然と立ち尽くす俺と、さっきから妙に向こうを睨みつける夏希に、こういった。
「さあ、地球人よ、防衛を始めたまえ。戦争のリスタートだ」そういうと、UFOに乗り込み、宇宙人は去って行った。
「どういうことなの...どういうことなの...」夏希は恐怖を覚えるようにずっとつぶやいてる。
「俺が聞きたいよ、どういうことなんだ?」
「またあの過去を繰り返さねばならないの?ねえ雄...」と尻すぼみに俺の名前を呼んだ。
「どうしたんだ、夏希、教えてくれないか」
すると夏希はこちらをじっとみつめこういった。
「私と一緒に来て。地球を、救って。」
今回は凄く長くなってしまったのですが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
もちろん話はまだまだ続きますので、これからも楽しみにしてくださいな。
さぁ、とうとう襲来してしまいました。謎の宇宙人!
この宇宙人はなんなのでしょうか?
ここに来た理由は?
そして夏希が言った、救って、と言う言葉。
あれにはどういう意味があるのでしょうか!?
著者も楽しみな6章をお楽しみに!