表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

たとえば。

作者: にゃんにー

 たとえば、さ。


 絵を描くには、何が必要かな。


 デッサンだけでも、鉛筆と消しゴムは必須だね。

 色をつけるとなったら、色鉛筆でも十分だろうし、絵具を使うと本格的になるかもしれない。

 そうだ。紙やキャンバスの類いも必要かな。


 はい、道具は用意できました。

 じゃあ次は、何を描くかを考えないとね。


 どうしたの?

 すぐには浮かんでこない。ね。


 そっか、そっか。


 仕方のないことなんだ。

 悩むのはよくあること。

 この広くて真っ白なキャンバスに、

 何を生み出そう、何を記そう、何を表現しよう、って。


 とりあえず、何かを描いてみるといい。

 思いつくものを、思いつくままに。

 赤子が、何も考えずに落書きをするように。


 さて。

 何ができ上がったかな。


 でき上がったそれは、君自身の写し鏡だよ。

 君が今、表現することを求めているのは、それなんだ。


 実感が湧かない?

 そうかもしれないね。


 でも、目の前に姿を現しているものは、まぎれもなく君自身の作品、君の分身だ。

 実感があろうとなかろうと、ね。


 技術の壁とやらを感じるのは、もうちょっと先のこと。

 まずは基本を押さえて、たくさん絵を描いてみて、絵を楽しむことを覚えたらいい。


 後になって、それはとても大切な体験になる。

 きっと。

お読みいただきましてありがとうございました。

何はともあれ、楽しむことって大事です。ちょっと子供じみているかもしれませんけどね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ