第二話・決意
今回は少し短め。読みやすいかな?
俺が・・・・・・?
神の子孫・・・・・・。
おお、そうかそうか。俺を騙そうと?家まで壊しておいて、さらに信じられねえ話をすると。ほう。
ここは丁重にお引取り願おう。そうしよう。
「まあ、お前の言った事は・・・・・・まあだいたい分かったよ」
「そう、じゃあアンタ、アタシ達に協力しなさいよねっ!」
「は!?いやいやいや。待てよ。それって・・・・・・?」
「うん!「集団」に入って、アタシ達と一緒に戦うのよ!」
いや、そんな笑顔で言われても・・・・・・。
「あ、あのさ!は?戦え?無理だって!喧嘩だってろくにしたこと無いのによ!」
「出来る」
「いや、無r・・・・・・」
「出来るのよ!」
突然の大声に驚き、声が出せなくなる。
「アンタは世界で10人といない「神の子孫」の一人なのよ!?さらに「集団」なんて5つもない!
アンタはこの「集団」の戦いに終止符を打てる鍵になるかもしれないのよ!?それで地球が救えるな ら?アンタは協力する気にはなれないわけ!?」
「いや、まあそれはさ・・・・・・」
・・・・・・
「じゃあ、聞くが!具体的にどうすんだよ!俺に能力が備わってる。それはひとまず置いておくとして!
敵の場所は?数は?傾向は?そういうものが分かってねえとダメだし安全な拠点も必要だろうが!」
・・・・・・これはゲームからの知識だ。
「ある程度はあるわ。でも向こうもこっちも、あまり情報は無い」
「アタシは!アンタに協力して欲しい。アタシだって・・・・・・好きなのよ・・・・・・地球。
でも強要はしない。やっぱり、命に関わる事だし。だけど・・・・・・」
俺は・・・・・・。俺は・・・・・・。ぐるぐると色々な物が頭を巡って。
「・・・・・・分かった・・・・・・。やってやろうじゃねえか」
というか。目の前で美少女にそんな顔で涙目になられたら・・・・・・
断れないだろ?