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高良フェノミナン/phenomenon1st〜キイロバナのまわりに咲く  作者: ライターとキャメル
独立小編:挿話

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橋本結菜の噂話

加筆しました。

 ほんとに…。

 バカバカしいったらありゃしない。


 なによ。

 少しわたしより綺麗で頭が良くて。

 10年待ってたからってそれで嫁とか。


 ほんとバカバカしいったら。


 ・・・

 わたしが作った縁など所詮はあの()()千種と言う少女の前では無力なのだろうか。

 ()()幸平はわたしが見つけたのではなかったのか。

 どうにもやるせない本音がわたしの中でのたうち回る。


 そんな時…。中学時代のコーチから連絡が来た。

 孤立するわたしをそれなりに気遣う素振りをする常識人だったと思う。


「…そんなに尖るな、橋本」

 つっけんどんに対応していたら、苦笑するようにコーチは言った。もう縁のない人なのだから、正直放っておいてほしい。

 それなのに。


 ・・・

「こっちで赤い髪のプール破りって噂があるんだ」

 …?

 だから?

「そんな遠い場所に行ったわけじゃないから橋本の近くにもそろそろ現れるんじゃないか?」

 都市伝説の怖い女じゃあるまいし、どうでもいい話にしか思えない。


「じゃあな…素直に生きろよ」

 あなたに言われても仕方ない。


 それでも。

 その話を翌日には早名千種とバカタレなあいつにしないわけにはいかなかった。

 なんと言うか…。

 悔しいけどお似合いだ。


 そしてそんな彼女に…わたしは彼以上に興味を持つ。

 なぜかわたしに、あの子は優しい雰囲気で接してくる。

 今のわたしに必要なのは彼氏ではなく…友達なんだろう。なんだか複雑な味わいで、簡単には…わたし消化できそうもない。


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