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ボーイズラブが好きな女

作者: 日向

 何も考えずにボーイズラブを読んでいた。

 だけどふと、「これって主人公が男じゃなくても平気なんじゃ」という視点で物語を見てみたら、なんだろう、熱が冷めた。



 ホモだろうがレズだろうが、それはお互いに愛し合っていさえすれば、愛の形として別に変なものではない。

 2Pだろうが3Pだろうが一夫多妻だろうが一妻多夫だろうが、それを望んでその形になっているのであれば、僕は別に変な目で見たりしない。 



だが、ボーイズラブにはまる女性は、男ではない。

男でないのに、男が男に恋し悶え苦しみ性行為を行う事を「楽しんで」見ている訳だ。

多分、主人公が「女」だったら共感できないのだろう。

自分が「女」だから。

男の射精感がどのようなものか分からぬまま、ただ喜んで楽しむ様はいわゆる、「女の性器が濡れていれば、女は感じて喜んでいる」的な思いこみと大差なく。

つまりは「自分とは全くかけ離れた存在」だからこそ身勝手に題材としてチョイスしているのではないだろうか。

つまり、男を主人公にすることで、現実の自分(女)と向き合わずに済む、逃げの姿勢である。


主人公の男が幸せになっても、自分は女だから別次元の存在だから関係ない。 素直に祝福できる。

主人公の女が幸せになったら、どうして現実にはこんな幸せが自分に舞い込んでこないのかと愚痴をこぼす。


そう考えると、逆に嫉妬や自己中の塊である女だからこそのめり込むのであろうか。


なぜ、ボーイズラブに少女達ははまるのか。

大人になっても性懲りもなくはまるのか。


なんとなく、全てにおいて責任を放棄したいという卑怯さを感じた。


だから現実は灰色であることに気付かぬのか、見ないふりをしているのか……

GLにも同じことがいえる、なんて事は百も承知。 ただ最近、BLが妙に「偏見視しないで」という態度の女性が多いのが気になって……


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