《登場人物一覧表(固有名詞を含む)※登場順》第1話〜第7話
《登場人物一覧表(固有名詞を含む)※登場順》第1話〜第7話
ぼく(主人公)/〈異邦人の魔術師〉
二十代半ば。日本人。
魔女(下記)に〝事象の地平面〟まで飛ばされたが、なぜか異世界にいる。
ボストンの大学出身(修士)。賢いが、不器用な両性愛者。
ラテン語と天文学の単位は取っていない。絵が上手。
魔術だけでなく、簡単な静寂の魔法なども使える。
ソフィア・パスライ・リヴャンテリ/ディアナ辺境伯伴臣レオンハート子爵第一子
二十代前半。コカトリス殺し。ミス・リヴャンテリ。才色兼備筋肉美女。
リヴャンテリ=レオンハート家の直系第一子。次期リヴャンテリ子爵。
ディアナ辺境伯と同格のアルテミス爵の復興を求めている。
コカトリス(雄)
雄鳥の頭と爪、ドラゴンの胴と翼、蛇の尾というように複数の生物が混じった怪獣。
高さ二メートル、ドラゴンの翼を広げると六メートル以上ある。
コカトリス(雌)がバジリスクとされている。
リヴャンテリのコカトリスだけ両目が青い。
リヴャンテリの至宝
青玉――サファイア。
リヴャンテリのコカトリスの両目を象徴しており、二つあるが一つは行方不明。
元彼女と元彼
ぼく(主人公)の元彼女は、ぼく(主人公)の元彼と結婚した。
二度と会うことはない。
被害者(美しい女性)
ぼく(主人公)が助けた美人。全身打撲で動けないぼくをAEDで助けようとした。
たぶん二度と会えない。
加害者(魔女)
背の低い女性。邪悪な言葉で、ぼくを〝事象の地平面〟(異世界)に飛ばした。
ぼく(主人公)は復讐を考えている。現在所在不明。
グラディウス
諸刃の片手剣。よく切れる。
邪眼
人を殺める力があるとされる。
「火の精霊よ。いざ静寂を賜わん」
簡単な静寂の魔術。内緒話をするときに使用する。
ソフィア・ベイヴィル・エピセレネ/ディアナ辺境伯伴臣エンデュミオン男爵第三子
十代後半。ミス・ベイヴィル。かなりの美女。焔の魔術師。
パスライの従者だが、ザイザルに使役されていた。
ぼく(主人公)を傷つけようとしたが返り討ちにあい、ぼく(主人公)の従者になった。
メアリー・イザルト・セレネ/ディアナ辺境伯伴臣セレネ女男爵第二子
十代後半。ミス・イザルト。黒髪の美女。氷の魔術師。
パスライの従者だが、ザイザルに使役されている。
ぼく(主人公)に返り討ちにあったベイヴィルを(助かったとはいえ)見殺しにした。
二つの天の川
二つの銀河が一つになろうとしている。北極星はなく、月がもう一つL5にある。
レオ・ザイザル・リヴャンテリ=レオンハート/ディアナ辺境伯伴臣レオンハート子爵第二子
リヴャンテリ=レオンハート家の傍系第一子。
パスライより年長だが傍系なので甘んじている。
なお、レオンハート(獅子心)ではなく、チキンハート(憶病者)の策士。
ロリコンで、泥人形を精密に制作できる。
ディアナ辺境伯
パスライの父リヴャンテリ子爵を暗殺した。先祖はアルテミス爵を廃している。
真名
真名を知られると、相手に使役されてしまう。
マヌケな罠
真犯人の名前を言うだけで〝自殺させられる〟ような悪魔の罠。
貴族の魔法錠
鍵がなければ、Sクラスの魔術師でしか解除できない。
魔術のソースコード/魔法のソースコード
簡単な構文で作られた高度なソースコード。口に出すことで呪文が発動する。
魔術は呪文を口に出すことで発動する。
魔法は呪文以外の鍵を使うことで発動する。鍵は物理に依存しない。
開け胡麻
著名な魔法錠の鍵の呪文。
貴族によって呪文が違うので、同じ発音では解錠できない。
「火の精霊よ。いざ我の身姿を隠し賜わん」
光学迷彩の呪文。赤外線でも〝みえ〟ない。
〈呪詛返し〉
ぼく(主人公)の魔法の一つ。偽名でも返せる。威力は倍返し。
泥人形を遠隔操作している者でも返せる。
神話
・ギリシア神話――狩猟と貞潔の女神アルテミス――月の女神セレネ
・ローマ神話―――狩猟と貞潔女神ディアナ――――月の女神ルナ
※〝異教徒〟はこの二柱を信仰しない者。
家格
・アルテミス(廃絶)――セレネ↓/エピセレネ↓
・ディアナ―――――――リヴャンテリ/エピセレネ
リヴャンテリの意味
〈屠った鶏蛇の上に眠る青い目の獅子〉